ブラッドダイアモンドを観ました。ブラッド・・・血・・・血塗られたダイアモンドと言う意味のタイトル。
「紛争ダイアモンド」という言葉さえも知らなかった私には、とても衝撃的な映画だった。
観てよかった。無知でいたことが恥ずかしかった。目を背けたいようなシーンの連続だったけれど、これを過去のことにしてはいけないのだと教えてもらえた。アフリカの一国シエラレオネに1990年代に起きた内戦・・・そこに深く刻まれた傷跡はダイアモンドの密輸出と切っても切れない・・事実があり・・・いまだに内情は安定を見ていないという・・・
輝きを放つダイアモンド・・・を見たことのないダイアモンド産出国の人々・・・(採掘の労働は強いられている。)
アフリカのサウンドが流れ続けるエンディングのそこには・・・いまだ20万人の子供の兵士がいることを知ってくださいとあった・・・内戦当時、シエラレオネでは反政府軍は子供を誘拐、兵士とすべくマインドコントロール(麻薬)を・・・子供たちのその悲惨な状況は想像を絶するもので、まともに見られないシーンが映画の中に何度もあった・・・
ディカプリオはどんどん素敵になる・・・かなりな魅力・・・ますます好きになった・・・
【ダイヤモンドの“5つ”のC】 ダイヤモンドを購入する際は“4つのC”をチェックすることが大切だと言われる――color(カラー)、cut(カット)、clarity(透明度)、carat(カラット)だ。しかし、チェックすべきCはもうひとつある。それはconflict(争い)のC。 NGO団体のアムネスティ・インターナショナルとグローバル・ウィットネスは消費者向けに小冊子を作成し、紛争ダイヤモンドへの注意を呼びかけている。ダイヤモンド・ジュエリーを購入するときは、その小売店が紛争ダイヤモンドについて、どんな対策をとっているか確認しよう。販売員に以下の4点を尋ねてみるといい。
●商品のなかに紛争ダイヤモンドがまぎれていないことを証明するものはあるか
●この店で扱っているダイヤモンドの産出国はどこか
●紛争ダイヤモンドに関する規約書を見せてもらえるか
●この店のダイヤモンドが正規のものであることを保証する証明書はあるか
販売員は喜んで答えてくれるはずだが、そうでない場合は、この店で買いたくない理由を説明したうえで、違う店を当たろう。
映画のHPより・・・
帰ってから・・・私の「小さなダイアモンド」を・・・見つめてしまった・・・こんなに綺麗に輝くから・・・かがやくから・・・
だいあもんどってきれいなの・・・・?
のんびりした、ハッピーな感じのご機嫌な音楽で、いいなぁと思いましたら、他のところでその当時、世界一平均寿命の短い国と紹介され・・原因は内戦と聞いて、音楽とのギャップにビックリしました。
「ブラピ」の映画、としか思っていなかったのですがそういう映画だったのですね。わたしの持っているダイヤモンドは、どこから来たのかしらと考えてしまいました。
ピーター・バラカンさんはイギリスの方ですね・・・何度かお顔は見たことがあります。
音楽・・・アフリカのサウンドが流れていたように・・・思いますが・・・映画全編(映像)があまりにも強烈で・・・最後の最後に流れ続けるサウンドをただ・・・むなしく聞いていました・・・
明るい太陽の下で・・・そのアフリカ音楽を・・愉しく聴くことが出来ていれば印象は間違いなく違っていたとは思います・・・
シエラレオネに起きた内戦にダイヤモンドの利益(密輸出)が深く影響して、その莫大な資金は他の争いにも加担しているようで・・・アメリカの映画ですから・・・こういう社会派映画となったのだと・・・
ディカプリオの代表作の一つとなったと思います。
私のダイアモンドも・・・どこから来たのか?わかりません・・・鑑定書には明記がありませんでした。
シエラレオネは世界で第10位のダイアモンド産出国らしいです。でも決して豊かにならない国・・・日本がダイアモンド消費国アメリカに次いで2番目だとか・・・遠い国の出来事と・・・見るのも難しいかもしれませんね・・・
紛争地区のダイアモンドを買わないようにしないといけません・・・