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初めてのルーマニアン・マクラメ

2013-09-23 17:36:29 | 手仕事

 

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いきなりですが。↑の糸はルーマニア製のレース糸。

可愛い仔猫ちゃんがトレードマークのようです。

ルーマニアン・マクラメに適するレース糸(ルーマニア製)。

ルーマニアン・マクラメ(マクラメとは結ぶという意味)は、東ヨーロッパに古くから伝わる手編みレースのこと。

先週の金曜、

梅田阪急にルーマニアン・マクラメの第一人者、ニクリナ先生が御来店、そして40分ほど、

製作なさるところが見られると知り、出かけてきた。

この日は、午前中に「貴婦人と一角獣」展を堪能・・・そして、ニクリナ先生のもとへ。9482789

ルーマニアン・マクラメのテキスト本より抜粋。

アクセサリー、インテリアアクセサリー、インテリアファブリック、ファッションアイテム・・・と。

ルーマニアン・マクラメ・・・

とってもエレガントで素敵なのです。

今回の先生の製作実演は、「エビ編み」と言われるコード作り、「ルーマニアン・マクラメに配される葡萄の実作り」そして、土台布にしつけされたコードの間に渡すいわゆる「ドロンワークの一例」でした。

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↑こちらは、ドイリーになるのでしょうか・・・

エビ編みで作られたコードが、土台布に描かれたデザインの上に、裏から、しっかりしつけで、止めてありました。

デザイン通りに止められたコードの中を、様々なドロンワークスタイルのステッチで埋めていくようです。

なにしろ、私、初めて目にするワークでした。それぞれの箇所にこれから刺す予定のステッチの名前が記されてありました。

先生は一本の専用針(長い縫い針のようでしたが、先端部分が少し丸くなっていて、すくいやすいようになっているらしい)を使い、見事に葉っぱの中を埋めていきます。

(葉っぱの形に配されたコードの一部をすくって、糸を左右に何本も渡すのです。ランダムに糸を通されているようでしたが、既にこの糸の位置こそが美しいドロンワークになる基?なのですね。美しい葉脈様のラインが出来上がる行程を拝見しながら、ああ・・・キャリアのなせる技だ・・・と静かに感動いたしました。)

↓のように・・・こんな感じで美しい姿にそれぞれの意匠が仕上がっていくようです。(こちらは、アンカーのマニュアル本から)

^^^^^^^^^^^^^^

今回は!

こんな難しいところまではとても挑戦出来ませんので・・・

帰宅後・・・

とりあえずの「エビ編みコード」と「ルーマニアン・マクラメの葡萄づくり」に挑んでみた♪

この日の実演は拝見するだけで、講習ではありませんし、先生は一言も日本語をお話にならないので、とにかく私は先生の手元を見つめて見つめて・・・見つめて・・・笑

葡萄の芯は30回巻いておられた・・・コイル編みの部分は10回と・・・

エビ編みの手元の動かし方や・・・コイル編みの引き方・・・

道具は鈎針一本。

ど~しても作ってみたかったので!

 

金曜から・・・レース編み再開です!

エビ編みは案外簡単に作れた。家にある材料を引っ張り出してきたので、オリムパスの40番レース糸で編む。

 

ルーマニアの猫ちゃんの糸はもう少し太かったかな?

先生の通訳にいらした方が、アンカーのレース糸、オリムパスのエミーグランデ(ちょっと太いかも)でも良いのでは?とおっしゃっていました。

DMCの10番レース糸も良いみたい。


オリムパスの40番で編んだ「エビ編み」コード。こんな感じです・・・

まだまだへたっぴいですが・・・素敵なコード。

いろんなところに使えそうで出来上がったことがとても嬉しい♪

そして、あの可愛い葡萄の実。

私・・・小さなルーマニア・マクラメのアクセサリーを作ってみたいので、「葡萄の実」は、どうしても作りたい!!

グルグル巻いて・・・芯を作って・・・トライすること数時間・・・

ん~~~~~~わからない。なんか・・・ちがう・・・

ネットで作り方検索をかけまくること数時間・・・(苦笑)

出来上がった「葡萄の実」は出てくるのだけど、つくりかたが・・・

そして!あるサイトにご自分のための覚書として・・・

書かれていたのを見つけた。

出来上がりのところまでがはっきり書かれていなかったのだけど・・・

先日のニクリナ先生の手元を見ていたことが幸いし~~♪

す~っとコイル巻きにした糸を戻しておられたあの手元・・・

先生のようにエレガントとはいきませぬが・・・ようやく二日目にしてコツがわかり、理解ができた♪ 

それで!編んだのがこちらっ!でもぉ・・・なんか・・・変なのです・・・

出来ているようで・・・違う。ぺタっとしすぎてる・・・立体感がうすいわ・・・

コイルの数は16個だった・・・ひとつのコイル作りに10回、先生はレース針に巻き付けておられた。それは同じ。(だとおもう・・・)

簡単に直ぐ同じものが作れるはずもないけど・・・

もっとまあるく・・・可愛くならないものか・・・

まあるくなるためには・・・コイルのカーブの形しかない・・・

コイルを引き締めるところがきっとネックだと・・・何度もやり直してみた。

そして♪

ちょっとだけ・・・ ほんのちょっとだけだけど・・・まあるいのが・・・


ほ~んのちょっとだけ・・・コロンとしたまあるくて・・・かわいい・・・葡萄の粒が・・・

できました!

↑の写真の右側の葡萄です。

コイルをしめるとき、引き抜き加減を考え、細編みだけで締め、次のコイル作りに移る♪

これこそ私の覚書。笑

いっぱいいっぱい作っていけば・・・

可愛いパーツが作れる!きっと!ちょっと愉しくなってきた♪

※先生は、一つのパーツが出来上がる毎に美しくそれは丁寧に糸の始末をされておられました。

ルーマニアン・マクラメ・・・お洗濯にもしっかり耐えられて、そのデザイン全てがいつまでも美しい姿を留められるように、編み込まれるということです。糸の始末ひとつも・・・おろそかにはなさらないのですね。

ルーマニアン・マクラメ・・・初めまして♪ 

 

仔猫ちゃんの糸・・・お取り寄せしてみよ・・・仔猫ちゃんのね♪

エレガントね・・・白いクジャク草。

 

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