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道頓堀で船に乗る

2016-01-08 23:16:28 | おでかけ

 

大阪なんば、道頓堀川。

「とんぼりリバークルーズ」というクル―ズ船に新年早々乗ることになった。

大阪に生まれて59年。水上から、「みなみの町」を初めて見あげることになる。

動かなくなって久しい変な形の「ドンキホーテの観覧車前」から乗船。日本橋(にっぽんばし)で折り返して浮庭橋まで往復約20分。

水深は5メートルあるらしい。水深3メートルより下には未だ「ヘドロ」が溜まったままになっている。

日本橋(にっぽんばし)から相合橋、太左衛門橋、戎橋、道頓堀橋、新戎橋、大黒橋、深里橋、浮庭橋までの遊覧。

こんな川を遊覧するなんて~~って思ってたけど・・・

出発直ぐから・・・

ここが道頓堀川かと思うとそれだけでちょっと面白くなってきて・・・

いつもは歩いている橋の下を・・・次々とくぐっているかと思うと不思議な気持ちに。

そして街中なのに、川面すれすれに、ゆりかもめが、いっぱい飛び交っていて、近くで見るゆりかもめの顔がとっても可愛らしいのに気付けたりして!

単純に「水」のあるところが好きなんだとも思う。

次回は、もうないけど(苦笑)ちょっとだけ童心に戻れた愉しい遊覧だった!

頭の上にある「私の大好きだったなんば」の街は、すっかり変わり果ててしまったけど・・・

道頓堀川は随分綺麗になったみたい。それだけは良かったわ。

 

 

ここが御堂筋の下。

戎橋の手前で遊覧船より・・・

「グリコ」にカメラを向けた!

走ってはるなあ・・・飴ちゃん「一粒」で何メートルやったかなあ・・・グリコーゲンのちから。

その戎橋の欄干・・・ガイドさんに言われて見あげると・・・

こてがずら~~~~っ!こってこて!でっせ~~~って・・・ガイドさんが♪

こってこての大阪人とか言われるけど・・・橋まで!ほんま!こってこて~~~!

えべっさんが、わろてはる~~~笑  十日戎に向けての・・・舞台準備中でした。

食い倒れの街とかいわれています。大阪のまち。

その「くいだおれ」。 

秀吉の時代。大坂城の外濠として、又商いの水路の確保にと大坂には盛んに堀川が造られた。

町中の川に、大坂「八百八橋」といわれた数を、ゆうに超える1700もの橋が架けられたのだとか。

豊臣が倒れ、徳川の世になっても開発は続き、道頓堀川には幕府が管理する橋「公儀橋」として、

まず日本橋(大阪では(にっぽんばし)と読む)が架けられたのだが・・・

その幕府。秀吉の造った大坂の町をこころよく思わず、

公儀橋以外・・・なかなか頑強な橋を架けることをしなかった。

商人たちは溢れるほどの橋の架け替えやら修繕に追われることになる。

大坂商人、その修繕を行えることがお金持ちの証とされたようで・・・私財をなげうってまで・・・

杭(橋の土台となる柱)にお金を使ったため店が倒産することになる。

これが大坂の「杭倒れ」の本当の意味なのだとガイドさんに教わりました。

 

この日、生まれて初めての上方歌舞伎鑑賞。道頓堀 大阪松竹座。

ミーハーなもので・・・(苦笑)松竹座に揚がった中車さんの「のぼり」をパチリ。

一応演目だけは全て予習なんぞして・・・着席。一階六列目、しっかり観てきた!笑

歌舞伎って・・・遠~~い世界と思っていたけど、案外普通に愉しめた。

中村壱太郎(かずたろう)さん。

上方歌舞伎界の若きホープかな。

すっごく素敵でしたわ。

 

ほんまに久しぶりに道頓堀に出かけた一日でした。