ももが見る世界は小さい。それでもじ~~っと窓から毎日外を見てるんです・・・
私が見る世界も案外小さいのですけどね・・苦笑
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昨年末から、ちょっと体調がぐずつき気味で未だにすっきりしない私なのですが・・・すっきりしたこともありました。それというのは・・・
ようやく昨年末、クロスステッチの本当に「正しいステッチ法」に辿り着いた感ありなのです。嬉
独り言ですぅ・・・ちょっとしつこい。笑
これまで、習ったことはなくても、こんな感じでいいのだろうと・・・刺してきた。
間違いだらけの経過・・・
①↑の赤糸で刺した「アルファベットサンプラー」。表側のクロス(ばってん)。右側が上になっていたり、左側が上になっていたり。裏側の糸の渡し方も無茶苦茶。それでも、「見かけ」はそんなにひどいということでもない状態。
次にちょっと進歩?して・・・
②クロスステッチは「裏側も美しく刺すことが大切」「それが表側の美しさにつながる」と知る。そして、その時見た「美しい作品の裏目」が「上下」「縦」にのみ刺されていると思い込み、裏目をパーフェクトに縦方向にと考えながら刺し続けると・・・
どうにか図案を刺すことが出来てしまった!
クロスステッチの不思議な法則が見つかったと喜んでいたのですが・・・
それに固執すると「裏は綺麗」でも、「表のクロスのばってん」の重なりが、どうしても一部「同じ方向には刺せない」。
↑の写真の右下。ポピーとオミナエシの刺繍がその仕上がり。
クロスの重なりがこんなんでいいのかなぁ~~~???(と実はずっと思っていて・・・)
その後・・・
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昨秋、友人と訪れたユキ・パリスさんの美術館で拝見出来たクロスステッチ作品群・・・大きな虫めがねで食い入るように見たのは・・・クロスの方向がほぼ同じだった。やっぱりここはネックなんだわ・・・
裏側は作品に手を触れることができないので見ることが叶わず。
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昨年末。暫くクロスステッチから遠ざかっていたけど、キルトが一枚出来上がったので!再度クロスステッチをと!
もう一度、山梨幹子先生が御出演時の放映(録画)を見直した。
「裏も美しく」と知った先生の番組です。
↑の「きのこデザイン」の裏側。確かに美しいのだけど、よ~~~~く見ると、上下だけでなく刺し目の増減する端では斜めに糸が渡っていた!
基本的に糸は「左下から右上に斜め、「ノ」の字に進み、戻るときは逆にして右下から左上」に。
常に針先は(刃物に近いということで)自分の胸の方の方に向ける。決して相手方には向けない。
裏目は基本、縦になるように刺す。(ここだけを聞いてしまったそそっかしくて早とちりな私でした!裏目は縦でも糸を効率的に斜めにくぐらせる場合もあるし、決して裏目全てが縦ということではない。)
落ち着いて先生の番組を拝見していればねぇ・・・
という経過をたどりましたが・・・今回の「豚さんたちモチーフ」で気を取り直して(笑)再度挑戦です!クロスステッチ!
針先を自らの胸の方向に向けて・・・刺し進めます。
北欧の刺繍作家 Inga Palmgren インガ・パルムグレンさんのデザインです。
ちょっとシリアスな可愛い豚さんたちの図案です。(北欧のクリスマス、チキンでなくて豚さんだそうで・・・)私も感謝の意味を込めて刺してみたくなりました。
そして今年に入り!クリスマスには間に合わなかったけど、なんとか出来上がりを見たのです!
大切な糸を無駄にしないで裏はそれなりに美しく(?!)笑
表のクロス方向は全て同じに!よ~~~やく刺せました♪
挿し目はまだまだ美しくなる余地ありそうです~!もっといっぱいステッチしましょ!積み重ねっ♪
積み重ねっ♪で~す!なので♪
ちょっとだけ色味を変えてみて・・・またまた「豚さんたち」刺してま~~す。
クロスステッチの刺し方は「いろいろあります」と先生は話されていましたが、針先を自分の胸に向ける先生の刺し方を守り、裏目をくぐらせる糸の運びに無駄がないよう、美しくと考え、時にはデザインをパーツ分けしたりと・・・工夫してステッチを進めることがますます面白くなってきた。これからはもう・・・そんなに迷わないで刺せるかな~~♪
なが~い回り道だったけど、ようやくです♪笑
こんな「きのこ」もいつか・・・挿してみよ~~♪ 愉しみがいっぱいになりました♪
クロスステッチ!結構「頭の運動」なのです!私にはね!
きのこ・・・きっとそのうちに♪笑顔