今回は「たたら」作りの「そばちょこ」 3個!
長方形の立方体に成形した塊から、長方形の「たたら」(板状に伸ばした土)(26センチ×7.5センチ、厚み6ミリ)を4枚作った。
猪口の内寸に合う筒状の塩ビ型を土台にし、(塩ビ型に土がくっ付いてしまわないよう、予め新聞紙を巻きつけておく)長方形の「たたら」を底面が真っ直ぐになるよう、巻きつけ、つなぎ目になるところに櫛目を付け、どべ(土を水で溶いた粘土)を接着剤にしてぴったりとくっつける。
「底部分」用に伸ばした「たたら」に、塩ビ筒が入ったままの側面をそろっと乗せ、少し大きめの丸(底)を3個くり抜く。それぞれ側面と底面が合わさる部分に、「どべ」をぼってりと塗りくっつける。
はみ出た「どべ」をぬぐい取り、側面から底への形を整える。塩ビ筒をそろりと抜き取り内側の「どべ」も拭う。
※塩ビ筒を抜くときに、なかなか抜けなくてグルグル回していたら、塩ビ筒が底面にくいこんでしまった、次回からは気をつけよう。
生地肌は水分を含んだ鹿皮で滑らかにせず、土の塊より「ピアノ線」のような糸でぐぐっと引いて「たたら」を作った時に付いたあとをそのままにして焼いてもらうことに。
そして♪ 今回は!
釉薬をかけさせて頂くことに~~♪ 釉薬をかける?・・・私の猪口では、釉薬に「くぐらせる」ということみたいです・・・
思い切って釉薬にくぐらせることができるでしょうか・・・
躊躇できずです・・・陶芸って・・・どんなときにも躊躇出来ずっ!難しい~~~!!笑
サンザシ(山査子)の赤い色が鮮やかだ・・・
実ものにものすごく惹かれます・・・先生のアトリエはとても素敵なのです。
富田林 寺内町
土を触る・・・特別な時間。愉しくてたまらない。