又又・・・アゲハネタ・・・スミマセン・・・
この数週間の間にアゲハチョウは８匹飛び立ちました。１９日には羽化したてと思われるアゲハを観察する事が出来・・・その子が翌朝飛び立ったのを見送り・・・ふり返ると・・・そこには！
まさに・・・蛹を破り、頭から勢いよく飛び出そうとしているアゲハを、観ることが出来ました♪ 生まれたてのアゲハはまるで「大きなハエ」のようなんです！笑
ちっちゃい！
羽の形がきちんと整うまでの時間は約３０分。以後は「アゲハチョウ」個体のそれぞれのようです・・・羽を広げて動き回るまでにはかなりの時間のばらつきを観ましたね・・・これまでの観察結果では。（自分でもちょっと笑えてきます・・・暢気なものです・・・）
羽化です！見つけてから身体全体が蛹から出るまでに要した時間は、ほんの数分。すぐに↑のような姿になり・・・数十分後には羽を閉じたままでじっと・・・飛び立つまでの時間を待つ・・・。この子は、その日のうちに居なくなっていました。
そして・・・９匹目・・・２２日の事。
蛹の形を確認してから１～２時間の間に羽化を済ませていた子がいたのです。この頃には・・・羽化の少し前には蛹の色は変化を見せるという事に気付いていました。蛹全体の色が薄くなる傾向にあるのです。
なので・・・蛹の色で羽化が近いとわかるようになっていました。注意してみていたつもりだったのに・・・既に空っぽになった蛹を見つけることに。それはそれでよいのです。元気に近くで羽を休ませて、飛び立つのですから。ただ・・・この日・・・まだ、近くに居るはずのアゲハが、どこにも居ないのです・・・絶対に居るはず！（絶対なんです！）目を凝らして植木鉢やコンクリートブロックや椅子の下を探し・・・見つけました。コロンと・・・転がった姿で。
見つけたときには、悲しいことに羽がくるりと巻き込まれたまま・・（蛹の中では羽は4枚とも内側にうまく巻き込まれているのです）一番後ろの足を巻き込んでそのまま・・・乾燥してしまっていました。うまく羽を休ませることができなかったようでした。
しっかりと足で摑まることが出来ないままに床の上に落ちてしまっていたようです。そろっと抱き上げると４本の足を元気よく、ばたばたさせるのだけど・・・羽は細いまま・・・全く広がらず、とても可哀相な状態でした。長い間、じっと耐えてようやく蝶になれたというのにです。このままでは生きられないと思い・・・籠に入れて「砂糖水」を与えましたが・・・網に摑まり動いているのだけれど、砂糖水を飲むことも叶わなかったようで、昨日の朝・・・死にました。どんどん羽化して元気に飛び立つアゲハを見送る中に・・・飛べない蝶を見送ることにもなりました。ももも・・・籠の中のアゲハをじっと見つめていたけれど・・・一度も手を出しませんでした。わかったのかな？
今・・・金平糖のようなお花「ポリゴナム」の上でゆっくりと眠っています。広げられなかった羽のオレンジ色が・・・綺麗なままに・・・
後・・・二匹・・・羽化できるでしょうか・・・
