金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

どうも・・そうらしい・・(ツレがガンになりまして 4 )

2013-03-30 22:44:48 | 日記
一昨日(28日)、2回目の抗がん剤投与(もちろん点滴で)

昨日(29日)の昼に娘と孫っち2人を連れて ダンナ君の病室へ行った時は、元気でした。

滅多に出さない、嬉しそうな声を出して、孫を迎えたダンナ君でありました。

ひそひそ声しか出なくなっていますが、それでも 音になる声が出たのでホッとしたのです。

1回目の時と同様、何も感じないと言って、病院のご飯を断っているというので、みんなの分も含めて、病院の中に入ってるコンビニでお寿司や、おでん、ちびさん達の好きなものなどを買って、病棟廊下の終わり部分にある、きれいなファミリーダイニングと称する、家族で食事のできる部屋でみんなで昼食を取りました。

握り寿司を美味しそうに食しましたが・・・。

今日、一日の外泊許可を取って、帰宅。

途中の車で

「昨夜から、なんかこの辺が気持ち悪くて・・」と胸からお腹全体をさすりました。

「へっ!? そうなんだ!?」と笑顔を向けたら

「そんな・・嬉しそうな顔をしないでよ!」だと。

別に嬉しそうではなく、へぇ~?という気持ちかな・・おっ、いよいよ来たか!って思ったかも・・。
腫瘍内科のドクターに話したら、ひどくなった時の為にと とりあえず1錠、吐き気止めを下さったということでした。

昨夜は、無理して夕飯食べて、気持ち悪かったけど、横になっていたら、すぅ~っと治まったが、今日は、昼ごはん、全部食べられなかったという。

食欲がないなどということはまずないダンナ君です。
室内の冷蔵庫には、若干の余裕あり!と のたもうて、お菓子を請求するぐらいだったのに、本日の帰宅時には、食べられそうにないと そのお菓子類を全部持ち帰っていました。

少しショックでした。

それほどになったかと・・。 急です。 抗がん剤って、すぐに出る物ばかりではないのですね。
そして、夕飯は・・

あまり噛まないでするぅ~っと入るものにして欲しいと 言いまして、麺類は間に合わないし、献立が違うので、うす味付きのおかゆに 頂いたばかりの新鮮な釜揚げシラスなどで、軽く一膳でした。
そして
「もう、味があまりしなくなってる・・」とまで。

放射線治療の後遺症に、味覚の変化というのがありますが、まさにそれ!
それも、急です。
放射線は今日で、7回です。
喉に痛みはまだないようですし、外側の皮膚にも変化はありません。
それでも味覚は鈍くなってる・・。

「まぁ、これ以上にはならない気がする。」とは、言っています。
私も
「そうね、多分そうよ!」と 合わせていますが、物の本によると、かなりひどいらしいので、そして、治りにくいらしいので、本当はもっと 後に出てほしかったんだけど・・。

治療が佳境に入ると、より一層、そういう状態になるのでしょう、覚悟を決めてかからねば、と思いを新たに、緊張感が走りました。

夜、トイレに起きる音では耳を澄まして、吐いてるのではないか、と気になりますが、今の所大丈夫のようです。
神経使いますね。
それでも我が家での自分のベッドに少しでも安らぎを覚えてくれればと望んでいます。




いつもは、じーじと一緒にする、朝の散歩は、海岸へ。


もうすぐ2年生は、金四郎のひもを引っ張ることなく、一緒に歩調を合わせて歩きました。



つい2~3年前は このちびさんも嫌っていた金四郎でしたが、お兄ちゃんが 少し成長したのを感じ取ったように、この頃は身を任せて、慕うようになり、ひもを持たれても嫌がらなくなりました。
犬って、こんなところにも敏感なんですね。

ダンナ君が明日は、少しでも復調してることを願っています。

金四郎と朝の散歩行かれるといいんだけど・・・。