金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

存在は空気

2013-03-14 22:19:08 | 日記
「ツレがガンになりまして・・」を 前回でとりあえず完結して、これからの生活をと意気込んでいたのですが、どうにも力が入りません。

8日に入院してから、次から次へと検査の日々、たまにないと、「何にもないなんて、もったいない・・」と 少々いらだっていたダンナ君でありましたが、腫瘍内科のドクター(女医さんだって)や、放射線科のドクターなどからも色々と話があって、少しずつ 実態がわかって来たようです。

PETから始まって、胃の内視鏡(当然食道も入ると思うけど)、心臓のエコー、腎臓の働きの検査、などなど、今日は胃のエコーを撮って、肺炎の予防注射までしたそうで、本当に、すべてのチェックをしているようです。

なぜなら・・抗がん剤の治療は、がんをやっつけるけど、正常な内臓にもダメージを与える、特に不整脈をおこし心不全になり易かったり、免疫力を下げるために色々な感染症にもかかりやすくなる・・ということで、全身検査に予防注射となったようです。

また、今日は、放射線遮蔽用のお面、体のカバーも型を取って作ったそうです。

本格治療は来週からのようですが・・

早速、明日は外泊許可とったので帰るから9時に病院まで来て下さいとのメールがありました。

ダンナ君が留守だと、料理も作る気がしないし、どうしても夜更かしになり、揚句、なかなか寝られず、朝方目が覚めると、布団の中で悶々としてしまいます。

いつもはそんなに仲良くべったりしてる訳でもなく、特にうるさく言われるわけでもなく、でも時間には2人前の食事を作り、お風呂はどうぞお先に・・と勧めるぐらいで・・ね。

何なんでしょうねぇ~~夫婦って・・。

生活リズムがかろうじて保たれているのはもちろん金四郎のおかげです。

一昨日の暖かい日は 散歩から帰ってきても家に入りたがらないので、つなぐとこうやって自分の好きなところで寝ています。
掃除機嫌いなので、こんな時に部屋の掃除をします。



変わり映えのしない写真ですが、目の周りがどんどん良くなっているの分かります?

これ以上悪くしないように、もうあのおっかない女医さんにご縁がないようにせっせとヒアレンとオフロキシン軟膏をつけているんですよ。

夫の存在、元気で留守が良く、金四郎の存在、元気でお家にいても良く・・。

でも、両方とも、いて当たり前のものだから、そんな勝手なこと言ってられるんですよね。

まっ、金四郎と2人の生活に慣れちゃうと、こんなセンチメンタルなこと言わなくなるでしょうけど・・(笑)

これからのダンナ君の治療の厳しさを思うと 胸に来るので、というより、これは後遺症がかなりあるので、それからが心配なのですが、今からそれを心配しててもね・・って。

金四郎~元気でいてね。

   君がいることで私は救われてるんだよ。

たのんませぇ~~~きんしろう~~

コメント (11)
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