監督: 紀里谷和明
出演: 伊勢谷友介 東鉄也/キャシャーン
麻生久美子 上月ルナ
寺尾聰 東博士
樋口可南子 東ミドリ
及川光博 内藤薫
唐沢寿明 ブライ
二つの大国に別れ、戦いに荒廃した世界で東博士の研究の鬼っ子のようにして生まれた新造人間。彼らを人間として認めない人類に、新造人間たちはその驚くべき身体能力と機械兵器で人類抹殺を宣言し、襲いかかる。
やたら色飽和度の高い独特の色彩感の画面が続く、絵としてはとても興味深い映画でしたが、休み無しの愁嘆場とゲームみたいな戦闘シーンのとり合わせが私には全然あいませんでした。すいません。
ロボット系や上月博士の家のセットなどは深刻なムードの中でおもちゃのようでどうも妙に思えて仕方なかったし、あの歯車や特殊ビークルのジブリっぽい、アニメっぽい感覚にも実写のアニメ風アクションがピタリとはまるように見えない。このストーリーの中で見るのではなく、「こんなの出来ました」を見ているようで醒めてしまった。
だから、製作者側の思い入れで押しまくられて「どうだ!」と言われた感じで、「はあ」としか言いようが無い。新造人間のブライのいきなりの演説は、無言の後の声あまりにも朗々として唐突過ぎて目が回りそう。ヒロインのささやきはセリフとして完成されてない感じで、彼女のセリフの厭戦思想が力負けしてるよう。
私はアニメのキャシャーンを知らない。映画だけ見た人にもきちんと納得させてくれる親切心がもう少し欲しかった。
=============
(今日は一日中忙しかったのに、ああ、ほっとする映画見たかった…)ので、夜中に書き飛ばしたらやはり何が言いたいかわからないものになっていたので書き直しです。(19日朝)
出演: 伊勢谷友介 東鉄也/キャシャーン
麻生久美子 上月ルナ
寺尾聰 東博士
樋口可南子 東ミドリ
及川光博 内藤薫
唐沢寿明 ブライ
二つの大国に別れ、戦いに荒廃した世界で東博士の研究の鬼っ子のようにして生まれた新造人間。彼らを人間として認めない人類に、新造人間たちはその驚くべき身体能力と機械兵器で人類抹殺を宣言し、襲いかかる。
やたら色飽和度の高い独特の色彩感の画面が続く、絵としてはとても興味深い映画でしたが、休み無しの愁嘆場とゲームみたいな戦闘シーンのとり合わせが私には全然あいませんでした。すいません。
ロボット系や上月博士の家のセットなどは深刻なムードの中でおもちゃのようでどうも妙に思えて仕方なかったし、あの歯車や特殊ビークルのジブリっぽい、アニメっぽい感覚にも実写のアニメ風アクションがピタリとはまるように見えない。このストーリーの中で見るのではなく、「こんなの出来ました」を見ているようで醒めてしまった。
だから、製作者側の思い入れで押しまくられて「どうだ!」と言われた感じで、「はあ」としか言いようが無い。新造人間のブライのいきなりの演説は、無言の後の声あまりにも朗々として唐突過ぎて目が回りそう。ヒロインのささやきはセリフとして完成されてない感じで、彼女のセリフの厭戦思想が力負けしてるよう。
私はアニメのキャシャーンを知らない。映画だけ見た人にもきちんと納得させてくれる親切心がもう少し欲しかった。
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(今日は一日中忙しかったのに、ああ、ほっとする映画見たかった…)ので、夜中に書き飛ばしたらやはり何が言いたいかわからないものになっていたので書き直しです。(19日朝)
私には合わない、このように見た、
と表現しているつもりです。
映画の感想は
まず第一に作品の優劣よりも
それを見る側の受け止め方があらわれるのです。
「見てこう感じた」を具体例なしに批判されるのはいかがなものでしょうか。
『人を感動させたモノを作ってきたのか?』
反論はそれが出来てからに。
みんな評論家気取りに酔っていることに気がついていない。。。(端から見れば滑稽)
自分に合わない映画をコテンパンにするのも
おかまの2人に任せればよいと思う。
人造人間の主張がわかりにくいのではなく
製作する側の見せ方、つくり方、手法がこなれていないと思うのですが。
我々はまぎれもなくここに生きている
しかし、人間はそれを認めようとはしなかった。
そればかりか、目にもあまり残虐な手段を尽くして、 われら同胞の命を排除した。
あたかも裁きを下す者のごとく、 あたかも彼らがその権利を有するかのごとくだ!
命に優劣があろうか。
生きるという切実なる思いに優劣などあろうか。
ただひとつの生を謳歌する命の重みに優劣などあろうか!
あるはずがない! しかし、人類は目に見えぬ天秤の上に我々を載せた。
それが仮に彼らの権利であるというのなら その逆もしかり!
我々がその権利を有することも可能なのだ!
我々はここに王国を築く。
少なくとも私には合わない映画でした。
他にも観客に意図して想像力を要求するような映画はありますが
これはその種の映画ではないと思います。
結構周りに絶賛派もいたので一応観直したりしたんですが、ヤッパリ駄目っす(爆。
TBと、My blog listにLINKさせて頂きます、今後ともよろしくお願いします。
ストーリーがどうこうでなく、訴えるものの焦点が曖昧で、絵はいいけどすごく散漫な印象でした。