虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ねんねん猫の(その2になります)

2007年07月26日 | エンタテインメント
 某ワークショップに参加してきまして、ちょっと留守にしておりました。私は布草履の作り方をマスターしてきました。一足の製作時間は1時間くらいだし、けっこう面白いので材料の用意さえ出来ればどんどん出来ます。
 最近はアニメばかり見ています。でも「モンスターハウス」も「時をかける少女」も後回しにして、こだわってしまったショウもないことについて。
「猫三味線」で、「ねんねん猫のケツ」と歌われていた子守唄、紙芝居の即興でというわけでなくて、由緒正しきものだったみたいです。
 一回検索しただけでずらりと出てきました各種バージョン!(出典省略です。すいません。グーグル上位からの引用ですので検索してみてくださいませ)

ねんねん猫のケツに蟹が入った~ひっぱって~もひっぱって~も~ で~て~こ~な~い~

ねんねん、猫のケツにガニがはいこんだ。ガニがはいこんだ。どうにかこうにか引っ張り出したが、また、はいこんだ~

ねんねん猫のケツ~ネズミが入った~

ねんねん猫のケツに
蟹が入り込んだよ
蟹だと思ったなら毛虫だったよ
毛虫嫌な虫 こわい虫
やっとこすっとこ、ほじくり出したら又入り込んだよ


 私は初めて聞いたのですが、こういう子守唄が連綿と歌い継がれていたのですねえ。
 ちゃんと寝ていたのでしょうか。こういうのを聞いて育った皆様は、連想の多少の飛躍にはたじろがなくなるでしょうか。

 それで「猫三味線」のお話自体ですが、なんか見た後釈然としないのです。
 悪人は滅ぶのですが、悪事をやられた方が見事にやられっぱなしです。関係者は全員死にますが、死後でさえも悪人のほうが得してるなあ…と、憮然としてしまう終わり方でした。
 普通こういうのは善人が一人くらいは生き残って菩提を弔う、くらいのことがないと救われない気分です。
 ボリュームも大きいし、長い話の中の巻それぞれに見せ場があったりするのはさすが紙芝居、と思いますが、長尺もの全編を通すと救いなさ過ぎ、ピカレスクとしても悪の快感は悪役にシニシズムがないもんで不足してます。文句言ってますが、つまるところ、猫にたたられた猫娘がかわいそう過ぎてたまらない、というだけの感想です。

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2 コメント

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只今、夏眠中! (satoshi)
2007-07-31 18:50:14
半月ちょっとぶりのご無沙汰でした。
毎年、この時期になると何もしたくないモードに突入して、夏眠しています(^o^)丿
ningyoさんは暑さに負けずに元気されてるかな?
目の加減はいかがですか?

「猫三味線」「ねんねん猫のケツ」なんて初耳ですよ(^o^)丿
今、ningyoさんが入られてるとこと同じ?ところの1ヶ月お試し中です。
結構、スムーズに送られてきますね。
もう4枚借りて見ました。
まぁ僕の場合は、岡山のレンタル屋さんで見かけたことがない古い映画ばかりですが・・・。
カレル・ゼマンの「悪魔の発明」と「ほら男爵の冒険」、そして「サヨナラ」「華麗なるヒコーキ野郎」です。
次はやっと巡り会えそうな「プロデューサーズ」、それから「巨象の道」「ローマの哀愁」などを予定してます。
無料お試し期間中に8枚消化しなくてはね(^o^)丿
無料お試し期間が過ぎたらどうしようか????
月によってあまり借りれそうもないときもあるので、スポット会員に変えようかと?
見れるときにまとめて借りたら1枚あたり結構、やすくなるようだしね。

8月はじめのクイズは夏休みスペシャルとして2問同時出題です。
それもそれぞれ10問ずつなのでガンバって挑戦してくださいね。
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すいません (ningyo)
2007-08-05 19:30:07
今回は、クイズをはずしてほんとに残念です。
さっきちょっと見にいきましたら、
第1ヒントから超有名シーンが並んでますね。
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