虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

チャイニーズ・オデッセイ PART1月光の恋(1995/香港)

2005年09月27日 | 映画感想た行
監督: ジェフ・ラウ
出演: チャウ・シンチー チンポウ
    カレン・モク  ジンジン
    ン・マンタ 
    アテナ・チュウ 
    チョイ・シウファン

 三蔵のお供に嫌気がさした孫悟空、牛魔王と組んで三蔵を殺そうとする。観音はそれを怒って悟空を殺そうとするが、三蔵の嘆願により時空を飛ばされ、500年後、人間の盗賊の頭領チンポウとして生きている。ある日、そこへ美しい女が現れるが、それは三蔵を探す妖怪だった。自分が悟空であるとわからないチンポウはかつての恋人妖怪もわからない…

 これは、今まで見てなくて損した!
 第1部だけで後半は見てないけれど映画全体から弾むような熱気・活気が伝わる。血流が良くなるような(感じがする)ほどエキサイティングな映画!
 10年前のチャウ・シンチーはさほど変わってはいないけど今よりもっとイケメン風に見える!見ほれるほどの体技という感じでは無いけど、きっちりと孫悟空らしさを感じさせるアクション。でもやってることはいとおしいほど思いっきりおばかでシモネタ。休み無しのギャグ満載。それなのにラブロマンスと泣かせる愛情物語もあり、それが気持ち良いスピード感で突っ走る!解毒のための局部踏んづけとか、自殺するジンジンを救うために時間を行き来するところの繰り返しなんか、お約束だけど本当に笑えた!
 妖怪姉妹も美しいし、それにあのヒラヒラ衣装で華麗なアクションしてるし、牛魔王の造形もよかったし、もう豪華絢爛サービス満点!
 元気出したい時には、超お薦め!
(なんかびっくりマークだらけですが、映画の活気にあてられたと思ってください。今日、続きを借りに行かねば!)