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虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

2016年夏イベント追加募集と発表まとめ

2016-06-28 18:16:11 | 連絡事項

こんばんは~

今日は少し涼しくて元気のある事務Kです。

 

がんばるぞ(^◇^) 

 

さて、皆様、長らくお待たせを致しました。

2016年夏のイベントにつきまして調整が終わり発表にまでこぎつけました。

 

今回は連絡が多岐にわたりましたので、それぞれ別の記事に分けての発表とさせて頂きました。

なお、注意事項に関しましては変わりありませんが、メールが不着というのが増えております。

 

どうか、皆様に確実にご連絡したいのでご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

 

毎度のことながら、まずは、諸注意。

 

☆虹色教室受講システムについて一度お読み下さいませ。


☆該当者さまへ投稿時の注意

コメント記入画面になりますと[名前]・[タイトル]・[URL]・[コメント]と出てきます。その際、[名前]の欄に募集記事や発表記事にて必要事項として挙げております【H.N.】をお書きください。

また、[コメント]の欄にご本名やメアドなどの連絡先をご記載頂きますので、此方の方で非公開にて拝見させて頂きます。連絡先の記載をお間違えないようにお願い致します。

下記にH.Nのある方は、この記事のコメント欄に【H.N】・【保護者氏名】・【電話番号(携帯)】・【メールアドレス】の計4点をお書きの上、投稿下さいますようお願い致します。H.Nは申込時のものでお願いします。変更されたい場合はその旨も一緒にお知らせ下さい。

 

日帰りレッスン参加者さま

ユースホステル参加者さま

 

—————————————

 

さ、もういっちょ気合を入れて…。

まずはプログラミングのレッスン参加者さまの発表です。

 

こちらの準備(先生の息子さんがお手伝い下さいます)の調整でなかなか日程が決まらずご迷惑をお掛け致しましたが、なんとか調整出来ましたので発表させて頂きます。

これまでにご応募くださり日程があった方は確定とさせて頂きました。

 

上記注意事項と同じですのでこちらの記事に該当者さまはコメントをください。

 

⑯8月11日(木)午前10時 プログラミング(電子工作)

ぽこたんママ・ピルエット・タイママ

 

⑰8月11日(木)午後3時 プログラミング(電子工作)

K&S母・アキコ・ここ

 

⑱8月26日(金)午前10時 プログラミング(電子工作)

小夏ママ・コラスカル・ゆいはは

 

⑲8月26日(金)午後3時 プログラミング(電子工作)

サクサク・トリケラトプス兄弟

 

以上となります。

 

そして、最後になりましたが、未就園児のレッスン(算数クラブ、科学クラブです)と

 

小学生のプログラミングレッスンの追加募集です。

こちらの記事に先日のレッスン募集と同様に必須事項をご記載のうえ、投稿(応募)くださいませ。

 

必須事項→【学年】・【年齢】・【性別】・【希望日程】

 

 

日程は下記のとおりです。

7月12日(火)午前10時~正午 未就園児対象

7月19日(火)午前10時~正午 未就園児対象

 

8月12日(金)午後3時~5時 小学生対象プログラミング(電子工作)

 

3日程しか御座いませんが、これまでに発表した中にお名前が無かった方を中心にご都合が合う方がおられましたらご応募頂ければ幸いです。

 

 

ごちゃごちゃした連絡となり申し訳御座いませんが、ご協力のほど宜しくお願い致します。

なお、こちらの追加日程分は7月3日を締切とさせて頂きます。

※7月3日投稿分のコメントまでを有効とさせて頂きます。

 

 

よーーーし!

皆様からの連絡を待ってまーーす!!

 

 

今年も宜しくお願いしまーーす\(^o^)/


2016年夏日帰りレッスン参加者さま発表

2016-06-28 16:42:50 | 連絡事項

 

分岐の記事です。

こちらは2016年夏の日帰りレッスン参加さま発表ならびに該当者さまのコメント投稿記事となります。募集記事では御座いませんのでお気をつけください。

 

 

さて、皆様、長らくお待たせを致しました。

毎度のことながら、まずは、諸注意。

 

☆虹色教室受講システムについて一度お読み下さいませ。


☆該当者さまへ投稿時の注意

コメント記入画面になりますと[名前]・[タイトル]・[URL]・[コメント]と出てきます。その際、[名前]の欄に募集記事や発表記事にて必要事項として挙げております【H.N.】をお書きください。また、[コメント]の欄にご本名やメアドなどの連絡先をご記載頂きますので、此方の方で非公開にて拝見させて頂きます。連絡先の記載をお間違えないようにお願い致します。

 

下記にH.Nのある方は、この記事のコメント欄に必須事項である【H.N】・【保護者氏名】・【電話番号(携帯)】・【メールアドレス】の計4点をお書きの上、投稿下さいますようお願い致します。H.Nは申込時のものでお願いします。変更されたい場合はその旨も一緒にお知らせ下さい。

 

それでは細かいですがチェックのほど宜しくお願い致します。

全て敬称略となっております。

 

①7月21日(木)午前10時 幼児算数

にじこ・しゅうごろう・みみこ

 

②7月21日(木)午後3時 幼児算数

shuki・りーりーまま・花と感情

 

③7月27日(水)午後3時 幼児算数

しまこ・123ママ・ももかママ

 

④8月3日(水)午前10時 幼児算数

まるたん星人・ぽんちゃんまま・じゅんまる

 

⑤8月3日(水)午後3時 小学生算数

nao・たかママ・たづこ

 

⑥8月4日(木)午前10時 幼児算数

ザックザク・るま・ひろんろママ

 

⑦8月4日(木)午後3時 小学生算数

ブルーミニィ・CHUMI・はな

 

⑧8月5日(金)午前10時 幼児算数

かすみそう・ゆうかママ・chihanak

 

⑨8月8日(月)午前10時 未就園科学

ちゅみママ・しゅんボーイ・ゆうきりん子

 

⑩8月10日(水)午前10時 未就園科学

ゆうままさん・さくら

 

⑪8月12日(金)午前10時 幼児科学

まさと母・うみのさち・イブママ

 

⑫8月16日(火)午前10時 幼児科学

OKI・さぼてん・はるれい・ぱぴこ

 

⑬8月16日(火)午後3時 小学生科学

くろぴ・リーママ・りこななママ

 

⑭8月25日(木)午前10時 算数で困り感のあるお子様

オニオンズ・サリー

 

⑮8月25日(木)午後3時 算数で困り感のあるお子様

ぴよぴよ・ABママ

 

 

以上15回分のご参加者さまです。

この度もとても多くのご応募を頂戴し誠に有難う御座います。

 

コメントを頂きました順にメールをお送りしていきます。

1週間以内に1度はご連絡致しますので、お手元にメールが届かないまたは電話連絡もないという方はお手数をお掛け致しますが、再度コメント欄にご連絡先をご記載下さいますようお願い申し上げます。

 

事務K

 

以上となります。

 

事務K


2016年ユースイベント参加者さま発表

2016-06-28 16:25:29 | 連絡事項

 

分岐の記事です。

下記にお名前(応募時のH.N)がある方はこの記事のコメント欄に必須事項をご記入のうえ投稿して下さいますようお願い申し上げます。

 

全て非公開にて確認をさせて頂きます。

 

 

↓コレ↓をコピペして頂いてもOKです。

必須事項→【H.N】・【保護者氏名】・【携帯電話】・【メールアドレス】

 

※メールアドレスはPC…@yahoo.co.jpのドメインが受信可能なアドレスをご記入下さい。特にhotmailならびに携帯キャリアメールをご指定の方はご注意下さい。未着が多いようです。

 

※電話番号につきましては、日中連絡が着きやすいお電話番号をお願い致します。携帯のお電話番号は事務Kから急ぎの連絡をする際に必要となります。

 

 

さて、発表と参りましょう。

今回も多くのご応募を頂戴し有難う御座いました。

 

①7月30日(土)午後1時~31日(日)午前10時

リカママさん・さおさん 2組

 

②8月13日(土)午後1時~14日(日)午前10時

そうちゃんままさん・tamaleさん・にじこさん 3組

 

③8月18日(木)午後1時~19日(金)午前10時

もりままさん・鯛mom 2組

 

④8月28日(日)午後1時~29日(月)午前10時

ゆきぺいさん 1組

 

⑥9月3日(土)午後1時~4日(日)午前10時

くーくーさん・くーままさん 2組

 

 

以上、6回分となります。

こちらにお名前のある方はコメントを下さいますようお願い申し上げます。

 

1週間以内に一度はご連絡致しますので、お手元にメールが届かないまたはお電話がない方はお手数をお掛け致しますが、再度コメント欄にご連絡下さいますようお願い申し上げます。

 

 

事務K


子ども自身の見る目を育てる  気づく力を養う

2016-04-04 08:15:35 | 連絡事項

 

今年も京都で開催される工作のワークショップの講師をさせていただきました。

子どもたちと他の子の作品を見てまわる時間のこと。

それぞれの作品の前で、「この作品のすばらしいところはどこだと思う?」

「面白いところ、工夫しているのは、どこだと思う?」とたずねました。

子どもたちから、「ここでしょ!」「あそこ!」「こういうところがすごい」

「こんなところを工夫している」と次々声があがりました。

未完成に見える作品も、目立たない地味な作品も、見たところ他の子の模倣にしか

映らない作品も、そこにある長所を探す目で眺めたとたん、

たちまち、その作品にしかない独創的な魅力が輝きを放ち出すから不思議です。

 

個々の作品の『動き』や『形』に潜んでいる科学的なものや数学的なものが、

「次はそのアイデアをどう発展させようか」という

ワクワクの火を子どもたちの心に灯していくのがわかります。

 

上の写真の作品のすばらしい点と問うと、

子どもたちは、ビー玉の滑って行くスロープの一つひとつがつるっとした素材、

ざらざらした素材、パリパリした素材、ガタガタガタした素材、

さらっとした素材などに見た目も美しく貼り分けられている点に気づきました。

見ると、ビー玉スロープを受ける部分も、異なる素材で異なる形に作られています。

 

たいてい、違いを生み出す時には

色分けして視覚的な違いを出す場合がほとんどです。

でも、ざらざらガタガタといった触った感じからくる違いを意識して作品を作ると、

ビー玉の滑り方、滑る速度、滑って行く時に出る音などに違いを出すことができるのです。

 

触感の違う素材は、「探すこと」と「作ること」の二つの方法で集められています。

ガタガタした触感を作るには、「紙を階段状に折ればいい」といったあたり前の

ような発見は、探すことに行き詰った時、「作る」に転換することができる知恵に

つながります。

 

今回、ビー玉迷路を作る方法をお手本で示したのですが、この作品では、

「ビー玉の通って行くコースはひとつだけ」という先入観を打ち破る

面白いアイデアが使われています。

「ふたのある箱」という形もうまく活用されています。

子どもたちには、基本を応用させるコツが目に見える作品から学べるように

言葉を添えています。

 

 

写真の作品の良いところをたずねると、

子どもたちは、引き出し式の箱で作ったビー玉用エレベーターや

箱を切って作ったビー玉を飛ばしたり移動させたりする道具を指さしました。

どちらも今回、作り方を説明したものではあるのですが、

実際、自分で作るとなると難しい個所がたくさんあったでしょうに、

上手に作っています。

わたしは子どもたちを土台に使われている紙に注目させました。

薄手の画用紙を土台としているので、最初から形が整っている箱のふたや段ボールを

使うよりも見栄えが悪いのです。

でも、「紙の端を折って立体にする」というアイデアは、紙さえ継ぎ足せば、

どんなに大きなサイズでも

作れるという利点や簡単に壁面の高さを変えられるという利点、

材料が足りなくても自由自在に自分のアイデアを実現できるという利点があって

すばらしいのです。

また、このように紙を折って立体を作る作業は、

算数の世界の気づきにもつながります。

そうした発見を面白いな、と味わうことができる間を大事にしています。

 

この作品は小2の子が全て自分で作ったものです。そのように子どもが自分で

作った作品は、ビー玉を転がした時の面白さがしっかり追求されているところが

すばらしいです。

遊ぶと面白いこと。それはとっても大切です。

 

写真は、『ようちえん』という作品です。

箱やストローやペーパータオルの芯などをダイナミックに貼り合わせています。

作る作業を心から楽しんでいたことがわかる出来栄えでした。

 

子どもたちに「この作品のどこがすばらしいと思うかたずねると、

下の写真のように牛乳パックの先を切り抜いて色付けしている部分と

幼稚園の建物中貼りめぐらされているストローを指しました。

 

写真ではわかりにくいのですが、

牛乳パックの口の部分は三角形の山折り谷折り線が入っているので、

科学館のプラネタリウムの天井部分やミラーボールのように

近未来的な建物を思わせる美しさが感じられるのです。

「三角と三角でできている建物の屋根はかっこいいね。

これは何でできていると思う?

何を使うと作ることができるでしょう?」とたずねると、

みんな目を丸くして考え込んでいました。

正解した子と作品を作った男の子はとてもうれしそうでした。

牛乳パックの口の付近にどうして三角形の折目が入っているのか、

実際に空の牛乳パックを切って考えてみると、子どもの探究心を刺激してくれます。

折り方によってひっこんだり、飛び出したり、開いたり閉ったりするのですから。

 

この後、子どもたちが自分の作品の一部を指して、

「これは何で作ったでしょう?」というクイズを出して楽しむ姿がありました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これも小2の子が自分ひとりで作った作品です。

ストローで作った迷路はまばらで、スロープはストーローだけでできていますから、

ちょっと手を抜いて作ったようにも見えます。

でも、実際にビー玉を動かす過程を実演してもらうと、

「こういう風にしたい」という目的のもと、何度も試行錯誤を重ねてできた作品で

あることがうかがえました。

作品見物に集まった子どもたちに、

「この作品のどこがすばらしいと思う?」とたずねると、

いっせいに乳酸菌飲料の容器に銀色の紙を貼ったものを指さしました。

 

どうしてそれが子どもたちにすばらしいものに見えたのかというと、

この容器にはひもがついていて、それをひっぱると容器が段差で傾いてビー玉が

飛び出すのです。

おそらく容器にひもをつけただけだと段差で傾けることができなかったのでしょう。

ひもは土台に貼ったストローを通してから引っぱる仕掛けになっていました。

ひもをつけて引くだけでは思うような動きにならなかったので、

工夫を凝らしたようです。

 

ストローだけのスロープは、ビー玉のサイズより幅を狭くするとちゃんと機能します。

新しいとてもいいアイデアですね。

 

 

ティッシュの空き箱のベッドに寝かされた5人の赤ちゃん。

トイレットペーパーの芯に目と口が描かれているだけなのに、

何ともいえない可愛らしさ。

「あっかわい~」という声が漏れていました。

 


子どもの能力を引き出す幼児教育  ダメにする幼児教育

2016-04-01 10:25:48 | 連絡事項

さまざまな幼児教育法が飛び交っていて、

「あれが良さそう」「これがお得」と選んでいるうちに、

弊害があるという噂を聞いたり、自分の子に合わなかったりして、

何が何だかわからなくなって、何もしないまま時が過ぎています……

そんな声をちらほら耳にします。

「子どもに何をさせようと親の自由」と語る学者もいて、

「幼児期は勉強なんかさせずにたっぷり遊ばせたらいいのよ」と

力説する先輩主婦もいて、

「何をしてもしなくても、結局、いっしょなんじゃない?いっそ自己流で適当に

育てちゃおう!」そんな気持ちに行きつく親御さんたちがいても

不思議ではありません。

 

確かに3歳までに英語を聞かさなかったとしても、

就学するまで計算やひらがなを教えなかったとしても、

0歳から先取り学習をしていたという子たちと

先々、能力の差はなくなるかもしれません。

けれども、水と光がなければ、ほとんどの植物か枯れてしまうように、

幼児にとって基本的で必要不可欠な学びが欠けてしまうと、それは発達不全となって、

その子の将来に後々まで悪い影響を及ぼすものもあるのです。

現在は、そうした子どもの成長に絶対必要なものが、他のどうでもいい情報にまぎれて

見えなくなったり、環境そのものが、子育てに不向きなものに変形していたりするので、

あえて当たり前のことに真剣に意識を向けていないと、大変なことになるかも

しれないのです。

そこで、私が考える「幼児の成長に必要不可欠なもの」と、

「弊害をもたらす危険だと思われるもの」を、

一度、言葉にして整理しておくことにしました。


<幼児に必ず必要だと思われるもの>

★自由な探索活動  (身体で空間を感じ取る体験も含みます)

★五感を使う体験 (感覚統合を育てる体験も含みます)

★愛着

★親と子の濃密なコミュニケーション

★遊び

★想像力と創造力を育む体験

★親愛を込めて、心のこもった言葉で話かけること

★人と交流 友だちとの遊び

★感情を認めること ネガティブな感情も表現させること 感情の処理方法を教えること

★リラックスできる場所と時間

★脳の発達の自然なパターンにそった活動に適切な支援を与えること



<幼児期に適度にあるといいもの>

★絵本の読み聞かせ

★自然との触れ合い

★積み木やブロックのような、能動的に関われるおもちゃ

★身体を使った運動

★日常生活でさまざまなものに出会うチャンス

★感覚的な入力を言葉とつなげるように支援する

★原因と結果を結びつけることができる子どもにわかりやすい体験

★新しいことへの挑戦を励ますこと

★お手伝い

★注意を向けて集中することをうながす課題

★歌う 音楽を聴く リズムに乗る

★絵を描いたり、物を作ったりする。

★身のまわりの不思議への関心をうながす



<幼児に害を与えると思われるもの>

★過剰期待

★親の不安にもとずく過保護(子どものすることを先にしてしまう。ミスさせない。

挑戦させない、けがやけんかを恐れすぎる)

★過干渉(つきまとって指示を与える。子どもが自分自身で心的なパターンを

形成することができない)

★放任や無視 親の精神的な不安や怒りを子どもに投影する

★忙しすぎるスケジュール

★体罰 言葉の虐待

★過度に窮屈な訓練

★未成熟で不適切な神経ネットワークを酷使させること

★子どもの年齢にちょうど適した体験を与えない

★受動的な体験が多すぎる

★刺激が多すぎる体験


100円ショップのカードゲーム つなげておでかけ

2016-03-31 07:55:23 | 連絡事項

100円ショップで売られている『つなげておでかけ』という

カードゲームの質がとてもよかったので、紹介します。

ルール通りに遊ぶのも楽しいのですが、

自分の家を中心にどんどん道路をつなげながら

自由に遊ぶのも面白いです。

 

写真は4歳のAくんとそれぞれのお家

「Aくんの家、お母さんの家、先生(わたし)の家」をつなぐ道路を

作っているところです。

自分の家を出発して誰かの家まで、ミニカーを進めています。

おみやげを買ったり、道路のつながっていない部分をなおしたりしています。

 

 

 


教育と学習方法について考えること (息子とおしゃべり)おしまい

2016-03-18 07:37:00 | 連絡事項

ゆとり教育世代の息子。

自分が受けた教育の質うんぬんより、

教育の形がより良いものに洗練されていくのでなく

その時々で、まるでファッションの世界の流行と衰退のように大きく揺れていくことに、

疑問を抱き続けていたようです。

 

息子 「自分自身で学ぶ内面のプロセスに関する情報っていうのは、

教える側にも、今の何十倍も必要だと思うよ。

 

だって、教師になる人は、例えれば箱の中にある青いボールについて

すでに知っている側、わかっている側の思考プロセスで教えようとするけれど、

教わる生徒は、箱の中に何色のボールがあるのかわからない側。

 

場合によっちゃ、

ボールが入っているのかどうかさえつかめていない状態で学んでいるんだから。

 

そこで、青いボールについてどう説明するかとか、

青いボールの次に何色のボールについて教え、

その理解度をどうやってテストするかってこと以外に、

箱の中に何が入っているかわからない状態から、そこにボールがあり、

その形と色を認識するために必要な思考のプロセスはどのようなものか、

わからないという状態には、どのようなわかる側からは理解しがたい盲点が

潜んでいるのか、情報として把握しておく必要があると思うんだよ。」

 

小学生の頃、ボードゲームやパズルを手作りするたびに、姉の友だちから、

「お前には初心者向けっちゅう発想がないんかーい」という突っ込みを

入れられていた息子。

初心者側の視点に立つこと、学ぶ側、生徒側の理解度に配慮することの大切さについて、

よく考えるようになっているようです。

教育問題については、次のような感想も言っていました。

 

「教育問題が議論されているとき、

一番問題に感じるのは、小学校、中学校、高校のそれぞれの教員の立場、

大学の研究所の立場、企業の立場、臨床の立場、予備校や塾の立場、

メディアの立場、子育て中の親の立場と、それぞれ別の切り口で

論点の優先順位が目まぐるしく変化していて、会話がちぐはぐになっているよね。

 

ぼくは教育の世界を語りあうためには、その前提として、

あらゆるマイノリティー側の意見も拾って、数学的な平等さで体系化された相関図の

ようなものと、それらをどの立場にも偏らない視点から網羅してある百科事典のような

情報が必要だと思うな」

 

母  「確かにそういうものがあると、教える際の立ち位置や自分の向かっていく方向

がわかりやすいわね」

 

息子 「何のためにそうした情報が必要かっていえばさ。

身近な例でいくと、○○式といった体系学習と、

お母さんが子どもに教えるときの教え方の優劣は、測れない種類のものだよね。

でも、多くの人はそうは思わないはずだよ。

メディアで成功しているか、有名であるかということが、

まるで教育の質の良し悪しを測ることができるように錯覚するからね。

 

過去の時代に価値を持っていた教育観も平等に評価しなおして、

子どもの生きている形について、できるだけ正確にバランスよく教育という面から

捉えて体系化すれば、それぞれ教える側の人が、時代の流行に飲み込まれずに、

個人としてかしこくなれるよね。

自分はどのように教えるのか、その子どもにはどのような教え方が適しているのか、

一番いい方法が探りやすくなると思うよ。

それと、まず教育について議論するときに迷走しないですむよね。」

外食ついでに教育と学習方法についていろいろと話しあった後で、

まだ話し足りなくて、結局、翌日も翌々日もその続きをあれこれ言いあっていました。

 

息子 

「算数オリンピックとか数学オリンピックのいいところってさ、

自らアウトプットするってところにあるのかな?

学校の授業は一方通行にインプットされるばかりだし、定期テストはアウトプットとしては、

価値が怪しいしね。

前から定期テストのために勉強するのってどうなのかなって思ってたんだけどさ。

そもそもテストってそういうものじゃなくて、

勉強した成果がテストの成績であらわれるってのはわかるけど、

その逆はちょっとさ……続けていれば必ず学習動機を見失うよ。

話しが戻るけど、アウトプットってとても大事だと思うよ」

 

母 「でも、アウトプットが大人たち……つまり親や教師の成果比べのために

使われることもあるから、どうなのかと思うときもあるわ。

インプットの良い面、悪い面、アウトプットの良い面、悪い面を押さえておく必要が

あるのかもね」

 

息子 「確かに、コンピューター内って、誰もが気楽にできるアウトプットの

スペースになっているけど、そこに問題がないといったら嘘になるしね。

アウトプットばかりだと、他人の意見を聞かずに自分側から好き勝手なことを

言うだけになりがちだな」

 

母 「教育現場ではいい形で実現しにくいのかもしれないけど、

インプットにもアウトプットにも偏りすぎない

やっぱり相互交流という形の学びっていると思うのよ」

 

息子 「そうだな。相互コミュニケーションをしているときは、

思考が断片化されないってメリットが大きいもんね。

最近、思うんだけど、テレビを見ていると頭が悪くなるってよく言われるのは、

番組が低俗だからとか、脳内物質がアンバランスになるからなんてことより、

思考が断片化されてくからじゃないかなって思うんだ。

あくまでもぼくが自分でテレビを見てて感じることで、何の根拠もないんだけどさ。

テレビの画面を目で追っていると、最初に自分の頭にあったことが、

次には何の脈絡もない話題に切り替わるようなことがしょっちゅうあるんじゃん。

そのせいでテレビがついていると理由もなく疲れていることがあるよ」

 

母 「断片化? あまり考えたことがなかったけどそうよね。

その断片化って、いろんなところで起こってきているように思うわ。

教育現場なんかでも」

 

息子 「確かに、学校の授業は思考を断片化しがちだよね。

集団で学んでいるから仕方がない面もあるけれど、

はい、次、はい、次……って、生徒の理解の度合いに関わらず

進行していくからね。

どうりでどの受験向けの参考書にも学校の授業を聞かずに

内職をすることを勧めているわけだな。

断片化しないようにきちんと思考をするには、

いろいろ考えた後で、それをひとつに統合して、蓋をするって作業がいるんだろうけど、

ぼくは自分で勉強するときには、その都度、そうしたけじめをつけていくんだけど、

学校ではそういうことを大事にしないよね。

断片化のメリットは、生徒の進み具合が明確にわかることだろうから、

どれだけ進んでいるか、どこまで進んでいるかを教師や親が把握することが

優先され過ぎて、むしろ思考を断片化していくことを良しとする風潮さえあるよ」

息子 「学習を通して伸ばしていくものって、基本的な3つに分けられると

思うんだ。

一つ目は知識の量。

二つ目は思考の方法。文法のように体系化された学習内容を含むものだよ。

三つ目が地頭力。

学校では一つ目と二つ目の学習には熱心だけど、特に一つ目に偏った形でさ。

でも、三つ目の地頭力を伸ばす場面は少ないよね」

 

母 「そ。地頭力を育てる気持ちが薄いから、特別支援教室で学んでいる子が

せっかく勉強しても、それが将来の実生活で生かせていないのよ。

地頭力を伸ばせない問題は、学習支援の必要な子に限ったことじゃないけどね」

 

息子 「学校で地頭力を伸ばすカリキュラムが組みにくいのは、

地頭を伸ばそうと思うと、断片化して個別にパッケージできない種類のさ、

広範囲にわたる学習を統合するような勉強が必要になってくるからかな?

さっき話した『いろいろ考えた後で、それをひとつに統合して、蓋をするって作業』がさ。

でもそうした雑多の教科をまたぐ学習は、どれだけ進んだのかわかりにくいし、

成績として比べにくいよね」

 

母 「そうね。でも、成績で測って管理しやすいかどうかで

学習が偏ったり、子どもの思考法まで断片化するような方法ばかりになるのって

どうなのかな?

せめて家庭や地域では相互コミュニケーションや創造的な活動を増やして、

子どもの生きる力を育てていかなきゃね。

思考が断片化しないためには、何かひとつの活動にしっかりコミットメントする必要が

あると思うのよ。」

 

息子 「今の習い事は、感情を通してテレビドラマにあるような

うれしかったり悲しかったり、感動したり、耐えて努力したりっていう

体験の幅がないもんな。わかりやすく断片化した体験が、

マニュアルで管理されて時間で売られている。

そんな風に何もかもが断片化されていくと、全てに通じる何かがわかった!って

瞬間が少ないかも」

 

母 「本当にそうよ」

 

息子 「そうだ。大学に入ったらさ、難関校を目指している中高生を集めて

『数学クラブ』でも作ろうかと思っているんだ。

お母さんのやってることとか、面白そうだしさ」

 

母 「お金を取る形で? それともボランティア?」

 

息子 「大学入試のために成績を上げることを重視したクラブなら、

お金を集めるつもりだし、そうじゃなくてプログラミングやゲームを通して

遊びを中心に部活風にするなら無料でしようと思っているよ。

どっちでもいいんだけどさ。

もしお金を取る形でするにしても、

実際に成績が上がった場合に家庭教師料をもらうとかさ、

お金を集めるシステムは学生らしい良心的なものにしたいけどね。

数学をわかりやすく教える自信はあるんだ。

まぁ、何でも実際やってみないと、はじまらないけど。楽しみだな」

 

これで長々と続いた息子との話合いはおしまいです。

 

そういえば、1年前にも息子と教育問題の話で長話をしたのでした。↓

わが子との会話を残しておくと、その時々の自分と子どもの感じていたことや

考えたことが見なおせて懐かしいです。

 

教育現場に欲しい新しい言葉と新しい概念 1

教育現場に欲しい新しい言葉と新しい概念 2

教育現場に欲しい新しい言葉と新しい概念 3

教育現場に必要な 『ブラックボックス』 という言葉 1

教育現場に必要な 『ブラックボックス』 という言葉 2

教育現場に必要な 『ブラックボックス』 という言葉 3

教育現場に必要な 『ブラックボックス』 という言葉 4

教育現場に必要な 『ブラックボックス』 という言葉 5

教育現場に必要な 『ブラックボックス』 という言葉 6

 

 


考えるゲームやパズルが楽しくなってきた♪

2016-03-17 13:15:22 | 連絡事項

年中のAくん。

これまでは絵を描いたり物を作ったりするのには喜んで取り組むものの

頭を使って何かをする場面を避けがちでした。

もうすぐ年長という最近になって頭脳パズルやゲームを好むようになってきました。

上の写真はドングリで作った『ニュートリーコ』というゲームです。

詰め将棋に似た何手か先までコマの動きを推理する面白さが味わえます。

作り方と遊び方は、↓に過去記事を貼っておきますね。

------------------------------------

簡単に作ることができる

詰将棋に似た数学的な『ニュートリーコ』というボードゲームの作り方を

紹介します。

 

写真のように5×5のマスと

色の異なるコマを3つずつ作るとできあがり。

 

<ルール>

最初に↑の写真のようにコマをセットします。

赤チーム、緑チームで、自分の色のコマを

タテ・ヨコ・斜めにまっすぐ3つ並べた方が勝ちです。

★ コマの動かし方に特徴があります。

順番に自分の色のコマをタテかヨコかナナメに動かします。

その時、相手のコマの手前かボードの壁まで止まることができません。

どこまでも滑って行くようにコマを動かします。

 

自分の好きな場所で止まることができないため、

3つ並べるには、何手順も先の

コマの動きを読んでいかなくてはなりません。

 

幼児や小学校低学年の子が将棋をすると、コマの動かし方を覚えることに

気を取られて、先を読むことまでできないものです。

このゲームは、シンプルな作りのため、幼い子たちも

自然に先を予測しながら遊ぶようになっていきます。

  

ネットで、『ニュートリーコ』で検索すると

オンラインゲームを楽しむこともできますよ。

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スライムで万華鏡を作っています。

透明のチューブに小さいビーズなどといっしょにスライムを入れて、

ビー玉でフタをしています。

 

パズル道場のパズルで遊び中。お家に帰ってから問題が解けるように

気に入ったものは手作りしました。

 


分数の通分を学ぶ前に

2016-03-10 15:11:23 | 連絡事項

算数で新しい学習に入る時、、「コレをしておくと、

すごく理解しやすくなるし、学びへの集中度が変わってくる」という取り組みがあります。

 

(↑の写真は別のグループのレッスン時のものです)

 

たとえば、割合を学ぶ時でしたら、いろいろな数字を書いた紙を用意して、

「10で割った時の数」を当てる遊びをするのです。

10で割る時は、ひとつゼロが減るだけなので、ゼロを手で隠しながら答えを出して

いくと、数字を読む力さえあればスムーズに答えが言えるようになりますよね。

それから、「1割というのは、ある数を10に均等に分けたうちのひとつのことよ」と

図を描いて説明してから、先の数を書いた紙で「1割はいくらかを当てるゲーム」を

します。(解答は、10で割った時の答えと同じです。)

 

そうした上で、割合の学習に入ると、

「わからない、わからない!」と騒ぎたてたり、気持ちをシャッとダウンしたり

することなく新しい概念の学習に入っていけます。

 

分数の通分を学ぶ前に効果的な取り組みは、数が並んでいるボードに、

「3の倍数」「4の倍数」など、ある数をかけた数を置いていく遊びをすることです。

3と4などふたつの種類の倍数を色違いで置いた後で、

2色のチップが重ねてある数について、気づいたことを話しあいます。

また、公倍数の中で一番小さい数を瞬時に当てる練習もします。

 

写真は、小学3年生の子たちのレッスンの様子です。

チップを置く取り組みをした後で、3分の1+4分の1についてこんな例をあげて

考えました。

 

「Aちゃんのお母さんがね。丸いケーキを4つに切って一切れくれたんだけど……。

そんなの少なすぎる!!とAちゃんがブーブー言ってたの。

ごめんごめん、とお母さんが、ケーキを12に切り分けて、はい、3切れあげるね、

って言ったのよ」そんな話をしながら、ケーキに切り込みを入れて、

4分の1を12分の3に変えて見せると、子どもたちは大爆笑。

「それは、いい、いい~(やめて)同じだもん。」

「そうよね。4分の1と12分の3は同じ量。

3分の1に切っていたケーキと同じ大きさのピースに分けるには、

さっきやった一番小さい公倍数を使う理由はわかる?」とたずねると、

「わかるわかる!」とみんな元気よくうなずきました。

 

こんなふうに先に「目で見て、わかる」ことから出発して、

新しい概念の理解に進むと、学習がスムーズなのですが、

先に分母の異なる分数の計算式を見せて、子どもたちが

「分母同士かけたらいいんでしょ?」とか「分母同士足してみよう」といった

自己流の間違いをした後で、わかるように説明しようと思うと、先入観に邪魔されるし、

子どもたちのプライドが傷つくこともあってすごく理解が難しくなります。

 


簡単に作る回転させる仕組み  転車台 エレベーターの巻き上げ部分  遊具や回転ずしの土台

2016-03-08 08:02:37 | 連絡事項

幼い子たちとの工作は、「さぁ、今日は何を作ろう」と構えるより、

ミニカー遊びやお人形遊び、ままごとといった

普段の遊びに、ちょこっと手づくりを足すくらいの感覚で十分だと思っています。

ミニカーで遊んでいる時、パーキングやガソリンスタンドがあると楽しめますよね。

物作りは、「こんなものがあったらいいな」をすぐに叶えてくれます。

 

一方の通路から入った車が回転して

別の通路から出てくるシステムがあると、ミニカー遊びがとても楽しいです。

丸いチーズの空き箱や写真のような容器などの

中央と地面にする紙に穴を開けて、切ったモールを通してとめます。

車の出入り口を作ったら、できあがり。

 

 

ミニカー遊びがたちまち楽しくなります。

 

仕組みのある工作は、初め、シンプルであればあるほど後から応用がききやすいです。

 

↑のトイレットペーパーの芯にひもを貼り付けたものは、「巻き上げ機」です。

これでエレベーターを上げることもできるし、車を移動させることもできるし、

ペットのリードにもなります。

教室ではカツオの一本釣りや船の帆を上げる作業にも使います。

とにかく、くるくるひもを巻きあげる操作はやっていて爽快です。

 

1、2歳の子と工作する際に、

空き箱の犬(ティッシュの空き箱に耳だけつけたものなど)に

この巻き上げ機をつかったリードをつけると大喜びします。

1、2歳の子にもわかりやすい工作です。

 

↑エレベーターがあがりました。

 

こうした簡単な「巻き上げ機」を作れるようになると、曲がるストローのように

ハンドルがついた巻き上げ機を作ったり、いったん巻き上げておいて、

元に戻ろうとする力を使って動く仕組みにもつながります。

 

巻き上げる道具をふたつ作って、どちらも棒などに差すと、

一方を巻くともう一方が回転する仕組みも作れます。

 

たとえば、下の写真のようにブロックの棒を2本立てて、

筒状の芯(トイレットペーパーの芯だとブロックの棒に差すと

穴が小さいのでペーパータオルの芯を使っています。

なければ、紙を丸めると自在に筒を作ることができます。

 

↑の写真のようにブロックの棒に筒状のものに

ひもを貼ったものふたつの一方をくるくる回すと、もう一方もくるくる回ります。

 

筒の一方に紙皿を貼って「回転すし」の仕組みなどが作れます。