今日、ホームセンターで、やどかりとザリガニを買ってきました♪やどかりのおやつと小鳥用の菜っ葉の種も買ってきましたよ。教室に来たら、エサやりと、種まきを楽しんでね♪
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息子としゃべるうちに、
言葉と概念って、これまで感じていた以上に重要なことに気がつきました。
例えば、療育の場では、
「合格」「不合格」以外に「芽生え」という発達の評価の仕方があります。
実際に合格に至らなくても、もう少しで達成できそうという課題に
対する反応にきちんと言葉が与えられているのです。
そのように言葉があり、共通概念があるだけで、周囲の子どもへの関わり方、見守り方、評価の仕方は大きく変わってきます。
発達に障害のない子の多くは、こうした「芽栄え」にあたる時期に、
周囲と比べられたり、けなされたりして意欲を失うことも多いのです。
また、最近、私が「種まき」という言葉を使ったところ、
これまで上達させよう、早く結果を出そうとせいて子どもに
接していた方々が、大らかに子どもを見守るようになり、
その結果、子どもたちの能力が飛躍的に伸びるのも目にしました。
実はこの「種まき」という言葉は、
それ以前に、「子どもには無駄も大事ですから……」という伝え方で
何度も言葉にしていたものの、
うまく伝わっていなかったのです。
たかが、言葉……。されど、言葉……ですね。
息子に指摘されるまで、きちんと考えたこともありませんでした。
息子いわく、
「ゆとりという言葉で表現したいことがさ……
もっと創造的に自由に柔軟であれる空間や時間を大事にするという意味合いで使っているのなら、
ゆとり教育という言葉の上に、ただ無駄を取り入れる、暇な時間も与える、学習内容を減らすというイメージをかぶせたままで使ってはいけなかったんだと思うよ。
その言葉が、有意義に過すことの対極にあるのではなくて、
よく練られた新しいひとつの概念……創造的に自由に柔軟であれる……という
ものを共有していく努力や具体的に形として把握できるものにする必要があったんじゃない?」
とのこと……。
そうだなぁ……確かに……言葉って大切だな……とうなずきました。
話を前回の記事に戻しますが、
日本の教育の場(家庭教育であっても)には、子どものあら捜しをして、注意したり非難したりする言葉はたくさんあります。
落ち着きがない、ぼ~っとしている、よく忘れる、騒がしい、気が散りやすい、わがまま、集中力がない、ミスが多い、やる気がない……などなど。
でも、具体的に子どもを褒める言葉となると、ひとりの子の有能さを褒めて
差別やひいきにもつながりかねないという懸念か……
正確に子どもの状態を言い当てた褒め言葉はとても貧しい状況なのですよね。
どんな言葉をかけると子どもはやる気になるのか、
どういうところをこの子は認めてもらいたいのか、
どういう言葉が自発性を伸ばすのか、より考えようとするのか、
持続的にがんばってみようと感じるのか……
子どもの良いところに着目するという分野に関しては、
よく言葉が吟味されて、
新しい言葉や概念が生まれたり成長している気配が確かにありません。
でも、子どもは言葉ひとつで
意欲的になるし、やる気を出すし、持続的にがんばるもの
です。子どもは機械じゃなくて、人間ですから。
大人だって上司にひとこと認めてもらう言葉をかけられたら、俄然やる気が出るものですし……。
ただ子どもって、大人の隠れた意図をすぐに見抜きますから、
そうした言葉や概念は、純粋な気持ちから発せられるものでないとダメなんでしょうけど……。
教育現場に欲しい新しい言葉と新しい概念って、
親も含め、教育に関わる人々が、
それぞれ意識的に作りつつ、互いに投げかけあって、
共同で創造していかなければならないものなのでしょうね。
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息子としゃべるうちに、
言葉と概念って、これまで感じていた以上に重要なことに気がつきました。
例えば、療育の場では、
「合格」「不合格」以外に「芽生え」という発達の評価の仕方があります。
実際に合格に至らなくても、もう少しで達成できそうという課題に
対する反応にきちんと言葉が与えられているのです。
そのように言葉があり、共通概念があるだけで、周囲の子どもへの関わり方、見守り方、評価の仕方は大きく変わってきます。
発達に障害のない子の多くは、こうした「芽栄え」にあたる時期に、
周囲と比べられたり、けなされたりして意欲を失うことも多いのです。
また、最近、私が「種まき」という言葉を使ったところ、
これまで上達させよう、早く結果を出そうとせいて子どもに
接していた方々が、大らかに子どもを見守るようになり、
その結果、子どもたちの能力が飛躍的に伸びるのも目にしました。
実はこの「種まき」という言葉は、
それ以前に、「子どもには無駄も大事ですから……」という伝え方で
何度も言葉にしていたものの、
うまく伝わっていなかったのです。
たかが、言葉……。されど、言葉……ですね。
息子に指摘されるまで、きちんと考えたこともありませんでした。
息子いわく、
「ゆとりという言葉で表現したいことがさ……
もっと創造的に自由に柔軟であれる空間や時間を大事にするという意味合いで使っているのなら、
ゆとり教育という言葉の上に、ただ無駄を取り入れる、暇な時間も与える、学習内容を減らすというイメージをかぶせたままで使ってはいけなかったんだと思うよ。
その言葉が、有意義に過すことの対極にあるのではなくて、
よく練られた新しいひとつの概念……創造的に自由に柔軟であれる……という
ものを共有していく努力や具体的に形として把握できるものにする必要があったんじゃない?」
とのこと……。
そうだなぁ……確かに……言葉って大切だな……とうなずきました。
話を前回の記事に戻しますが、
日本の教育の場(家庭教育であっても)には、子どものあら捜しをして、注意したり非難したりする言葉はたくさんあります。
落ち着きがない、ぼ~っとしている、よく忘れる、騒がしい、気が散りやすい、わがまま、集中力がない、ミスが多い、やる気がない……などなど。
でも、具体的に子どもを褒める言葉となると、ひとりの子の有能さを褒めて
差別やひいきにもつながりかねないという懸念か……
正確に子どもの状態を言い当てた褒め言葉はとても貧しい状況なのですよね。
どんな言葉をかけると子どもはやる気になるのか、
どういうところをこの子は認めてもらいたいのか、
どういう言葉が自発性を伸ばすのか、より考えようとするのか、
持続的にがんばってみようと感じるのか……
子どもの良いところに着目するという分野に関しては、
よく言葉が吟味されて、
新しい言葉や概念が生まれたり成長している気配が確かにありません。
でも、子どもは言葉ひとつで
意欲的になるし、やる気を出すし、持続的にがんばるもの
です。子どもは機械じゃなくて、人間ですから。
大人だって上司にひとこと認めてもらう言葉をかけられたら、俄然やる気が出るものですし……。
ただ子どもって、大人の隠れた意図をすぐに見抜きますから、
そうした言葉や概念は、純粋な気持ちから発せられるものでないとダメなんでしょうけど……。
教育現場に欲しい新しい言葉と新しい概念って、
親も含め、教育に関わる人々が、
それぞれ意識的に作りつつ、互いに投げかけあって、
共同で創造していかなければならないものなのでしょうね。
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手抜きだらけの育児をしていますが、きちんと向き合うべきところは楽をせずに対応しよう。
素敵な言葉ですね。
今、私が感じているのは、子どもたちにインプットの時期(表現するより知りたい!と感じている)とアウトプットの時期(いろいろ勉強するより、今は自分の持ってるもので表現したい!と感じている)があるみたいだな~という事。
アウトプットの時期の子どもを見ると、今は勉強を教えるという事は頭に入らないんだろうなぁ。十分にアウトプットすれば、インプットしたいと思うんだろうなぁ。なんて、感じています。このなんとなく感じているものを言葉で表現しつつ、投げかけていかなければいけないですよね。
私も言葉と向き合っていかなければ!!
そして「ひとこと」の意味の重さを日々忘れずに大切にしたいです。子どもたちを伸ばすのも「ひとこと」ですが、傷つけてしまうのも「ひとこと」。胸にしっかり刻み、過ごして行きたいと思います。
そこで、「教育」の定義を調べてみました。
(ウィキペディアより)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一般に教育とは、人間が潜在的に持つ様々な能力を引き出したり、人がそのままでは持たない知識・技能・態度などを身につけさせたりという手段によって、個人がより良い方向へ発達し、またそれによって社会が維持・発展することを目指した活動のことを指す。
。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この意味を踏まえて・・・
漢字から漂うニオイや感触が、”なんかやだな~”と感じているものがあります。
そこで提案です。
『教育』→『共育』へ
『育児』→『育自』へ
『矯正』→『共生』へ
同じ読み方でも、教育現場で使う言葉(漢字)自体を変えることによって、自然と使う人の意識も原点から変わりうることもあるのでは・・・と思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちなみに、
★『教える』の意味は・・・
1、 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。教育する。教授する。「英語を―・える」「イヌに芸を―・える」「学校では三年生を―・えている」
2、 知っていることを相手に告げ知らせる。「道を―・える」「花の名所を―・える」
3、 ものの道理や真実を相手に悟らせて導く。戒める。教訓を与える。「父の生き方に―・えられた」「今回の事件が我々に―・えるところは多い」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★『育む』の意味は・・・
《「羽(は)含(くく)む」の意》
1、 親鳥がひなを羽で包んで育てる。「ひなを―・む」
2、 養い育てる。「大自然に―・まれる」
3、 大事に守って発展させる。「二人の愛を―・む」
でした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
育むとは、《「羽(は)含(くく)む」の意》なんですね。
初めて知りました!
優しい感じがして、心地のよい言葉です~♪
その息子もこの春、高校生になれました。
文字のLDやADHDの特性を示す子で、学習面での伸びは結局ないままでしたが、 クラブ活動での進学で 今は生き生きと 生活しています。
息子が受験生の間は、 奈緒美先生のブログで私もたくさん学ばせて頂き 心の支えにさせていただいてきました。
日々のつぶやきを綴っただけのブログをやっておりますが、
今回の「教育現場に欲しい・・・1~3」のシリーズの内容は これから子供と向き合っていく上で 大切にしていきたい親の姿勢として、大変勉強になりました。
奈緒美先生のブログを 自分のブログでも紹介させていただきたいので、リンクさせて頂いてよろしいでしょうか。
急ぎませんので お返事頂ければ 幸いです。
よろしくお願いします。
主人「何がいいたいのかわからん」
私「じゃ自分でブログ読んで」
主人「それはいい」
になってしまいます〔涙〕
そんなんだから子供にも伝わらない・・・そしてめんどくさくなって適当になってしまっています。
丁寧に心のこもった言葉を使って生きたい、がんばります。
ひろさんの「新しい言葉」すてきですね。
子供に対して
ポジティブな言葉、
伸びそうな言葉、
発展につながる言葉、
そんな言葉を準備しておきたいと思っていたところでした。
一日考えても、なかなか浮かばないのは、
経験も浅く、
観察も本気でなく、
語彙も乏しいからだと思います。