学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

“不器用?”気にしない、気にしない

2023-04-14 16:30:17 | 日記
 数日前、次のような文面のチラシを手渡された。「お近くの路上でガス工事を実施予定です。工事中は安全を心がけ、できる限りご不便のないよう努力して工事を進めますので、ご協力くださいますようよろしくお願いいたします」近所の新築工事もいよいよ大詰めを迎えたようだ。今日はその工事の日、車両の通行を制御する係の男性が二人、工事の進行に合わせて交通整理で大忙しである。自転車やバイクは通している。交通整理の男性の一人が相棒から怒鳴り散らされている。聞いていると通りかかってくる人や車の通行止めを説明して迂回してもらうことがうまく説明できていないようだ。おまけに手に持っている赤と白の旗をどうも間違う傾向にあるらしい。自分でも「不器用ですみません」と謝っていて、なんとなく気の毒になった。(僕:気にするな)
 昔、アメリカでクラムジィ(clumsy 不器用) という単語の使い方を学んだ日のことを思い出した。招待された感謝祭のパーティーで、その家の姉が弟を二言目にからかうのだ。 “もう、不器用なんだから(You, clumsy…!)” 僕が目撃した弟の不器用さは七面鳥の肉を食べているフォークを床に落としたり、ジュースのコップを倒したり、そんな小さい子がするたわいもない失敗なのだが、それをいちいち咎めてふざけ合っているのだ。アメリカ人の子供のふざけ合いにどのように対応していいのか分からずに僕はただニコニコ。母親の“やめなさい(Stop it!)” という大きな声が今でもハッキリと思い出される。フォークを落とす不器用さぐらい気にするな。ニュートンは物が落ちたり倒れたりするのを見て「万有引力」を発見したのだから。

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