学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

お年寄りの皆さんへ、「老害」にご注意を

2023-10-06 16:07:19 | 日記
 公害といえば空気や水や土壌の汚染、えーとそれから騒音などが頭に浮かぶ。その公害をもじって「老害」という言葉があることにショックを受けた。老人が周りの若者に迷惑をかけているのだという。そんなことはないだろうと思っていたら、次々と明らかになる若者にとっての迷惑行為だというオンパレード。昔話ばかりすること、お説教、自分の趣味に関する演説ともいえる講釈、それから孫自慢や馴れなれしく人に話しかけ過ぎる、などが指摘されている。要注意、世のお年寄りたち。受け取る若者の側にも問題があるかも知れないけれど、年寄りの我々も注意しないといけないなと反省は“少しだけ”しておくこととする。
 “少しだけ”、と強調するのにはわけがある。上記、老害の最後に指摘された「慣れなれしさ」。昨今のギクシャクした世の中で人と人が気楽に声かけができるようになるのはいいことだと思っている(場所や状況を考えて)。理由はアメリカに住んでいたときは全く見知らぬ他人同士でも目が合えば「はーい( Hi!)」と会釈する。すごく気分の良い安心感がある。日本人はそういった声掛けに違和感を感じるのはなぜなのかなぁ。歳をとるということの収穫は過去に経験したしんどいことや苦しいこと、また楽しい事や嬉しい事の数々が、たとえ他人であったとしても気楽に接することの大切さを年寄りに教えてくれたのかも知れないなどと考えている。最近は老人が元気だと言われることが多いのはいいことだ。でも年齢などというものは単に数字が多いだけ、などと調子に乗っていると気づかないことも多々あるのだと気付かされた。

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