統一協会はこの土地を昨年4月に都内の食品卸会社から購入。今年6月、約400人が宿泊できる研修施設を建てる計画を市に伝えました。

2023-07-04 08:14:52 | 旧統一協会は解散せよ!

統一協会が工事開始

東京・多摩の建物解体 市民ら監視

市長「甚だ遺憾」

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(写真)統一協会による工事開始前、現在ある建物(後方)の脇で横断幕を掲げる「統一教会はNO! 多摩市民連絡会」メンバーら=3日、東京都多摩市

 統一協会(世界平和統一家庭連合)が東京都多摩市に購入した土地での研修施設建築を計画している問題で3日、現在ある建物の解体工事が始まりました。市と市民は着工しないよう求めていました。協会の進出に反対している市民団体「統一教会はNO! 多摩市民連絡会」メンバーら約40人が現地で監視活動をしました。

 この日午前8時半ごろ、現地に立つ物流倉庫前で市民連絡会が横断幕を掲げる中で、多くの資材を積んだ大型車両1台が敷地内に入りました。

 同会共同代表の一人の佐久間むつみさんは「市民は工事に反対しているということを伝えたかった。自分たちの街をどう守っていくか、市民も市議も市長も一体になって考えていきたい」と語りました。

 日本共産党など複数の会派の多摩市議のほか、近隣自治体の議員らも参加しました。

 統一協会はこの土地を昨年4月に都内の食品卸会社から購入。今年6月、約400人が宿泊できる研修施設を建てる計画を市に伝えました。

 阿部裕行市長は「宗教法人法に基づく解散命令が出ないことが確定するまで」解体や建築など一切の工事をしないよう、統一協会に申し入れました。協会は同月、建築工事には触れずに「解体だけは進める」と市に電話で連絡。市民連絡会も協会に着工中止などを求めていました。

 この日の着工を受け、市長は「甚だ遺憾」とするコメントを発表。統一協会宛ての質問書を郵便で発送しました。「解散命令がないことが確定するまで、建築をしないと本市は理解しているが、それでよいか」と問い、13日までに書面での回答を求めています。

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「今首相がやるべきことは、自民党と統一協会との癒着の徹底解明だ」と強調。同協会と井野俊郎防衛副大臣の癒着を明らかにした「赤旗」日曜版の報道を挙げ、議員任せの「自己点検では済まされない」

2022-10-29 11:03:06 | 旧統一協会は解散せよ!

自己点検で済ますな

統一協会問題 井上議員ただす

参院本会議

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(写真)質問する井上哲士議員=28日、参院本会議

 日本共産党の井上哲士議員は28日の参院本会議で、辞任した山際大志郎・前経済再生担当相を擁護し続けた岸田文雄首相の責任をただし、統一協会と政務三役(大臣・副大臣・政務官)との癒着が次々に明らかになっており、全容を調査すべきだと迫りました。

 井上氏は、山際氏が辞任理由について「政権に迷惑をかける」と述べ、岸田首相も「政策推進のため」というのみで、「統一協会との癒着への反省は一言もない」と批判。岸田首相は山際氏の辞任当日も直前まで更迭を否定するなど、同氏を擁護し続けてきた責任は重大だと述べ、「今首相がやるべきことは、自民党と統一協会との癒着の徹底解明だ」と強調。同協会と井野俊郎防衛副大臣の癒着を明らかにした「赤旗」日曜版の報道を挙げ、議員任せの「自己点検では済まされない」と迫りました。

 井上氏は、統一協会を規制する法案を所管する消費者庁担当の大串正樹内閣府副大臣が、協会関連団体の「推薦確認書」に署名していた問題を指摘。「外国に本拠を置く団体と政策協定を交わすことは、内政干渉につながる重大問題だ」と厳しく追及し、直ちに統一協会の解散請求を行うよう求めました。

 岸田首相は推薦確認書については「議員本人から説明すべきもの」と述べ、調査について答えず、「さまざまな団体と書面のやりとりは行っている」と開き直りました。

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