どこ吹く風

旅のことを主に書く。

日程案固まるも

2011年04月13日 10時47分05秒 |  チェルヴィーノ
 OB会の”シャモニーに集おう、ツール・ド・モンブラントレッキングのさわりを歩こう会”に参加することを名目として今年もアルプスへ行くことにした。前にも書いたゆに年老いた母を独り残して行くには何か大義名分が欲しい。今年は中国の四川から雲南あたり行こうかと考えていたけど、旅に出かけられるなら何処でも良いアルプスで十分だ。

 さて今回の旅は、OB会との合流、オペラ鑑賞、イタリア北部の都市観光、チロル、ドロミテさらにモンブランおよびマッターホルンのイタリア側と盛り沢山のテーマがある。旅程を組むにあたって悩ましいのがオペラ鑑賞である、アイーダの上演日とOB会との合流日が上手く合わない。アイーダに拘らなければ日程が楽に組めるけど、Veronaのオペラを知ってからどうせオペラを見るならアイーダだと決めてしまった事に問題の原因がある。オペラを捨ててしまえばいいけど何故かその気にならない。

 はじめの計画ではミラノの空港からピサ、フィレンチェ、ベニスと廻ってドロミテに入りチロルからVerona、そしてクールマイユールでOB会の皆さんに会う日程を組んでみた。
フィレンチェとベニスは2泊ずつし、VeronaやLa speziaの街でも宿泊するなど都市部も充実した観光ができる。チロルの西側の谷パッツナウンタールやザルツカンマグートの氷の洞窟それに昨年行ったツークシュービッツも組み込んだ。ドロミテはラガッツオイ小屋には泊まりたいしマルモラーダ山へのもう一か所のロープウェイにも乗る、言う事無しの計画を組んだつもりだったけど何処かしっくりこない。

 それでもう一度白紙の状態から組みなおした。基本的に行く場所、見たいものは同じだけど廻る順序を逆にした。行きたい所見たい所を全て組み込み走るルートを図をしても無駄が無いように見える。これで違和感が無くなった。
しかし考えてみるにこの日程は総花的で目的地までただ車を走らせるだけに終わりそうだ。目的地まで行っても観光する時間が取れそうもない。目的地までのルート選びに主眼を置きすぎた。
 修正が必要だ、やはり何処か削らざるを得ないようだ。