どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ルートづくり

2010年06月07日 14時48分49秒 | ドロミテ・チロル
往復のフライトが確定しウィーンでの宿の手配も済んだところで、つぎはレンタカーの予約だ。5日間でインスブルッグまで行きチロルの谷を見るのは電車を使えばいいと考えて、予約ページから期日を入力すると別の日を選ぶように指示が出る。
土日は営業所が休みなのでレンタカーを借りることも返却することもできないようだ。

 昨年の返却日は土曜日だったので指定された駐車場に入れて鍵はポストボックスに入れてた。これはザルツブルグで借りるとき窓口で交渉したからできたのであって、インターネットの場合は交渉が出来ない。それで返却日を休日から外すと予約がで、予定より長めの1週間借りることにした。
また窓口で返却方法を交渉したら何らかの解決法がでてくるでしょう。料金も5日間と1週間はほぼ変わらない。ただ乗り捨て料金が現地で加算されるとのことであった。それでも現地で飛び込みで借りるよりもネット予約が安い。
 
 レンタカーも予約したので具体的なルート選定に入った。毎日暇さえあれば検索したサイトの地名をグーグルマップで確認している。

http://www.austria.info/uk/how-to-get-there/route-planner-austria/route-planner-1163878.html 

Route Planner

このルートプランナーは車で移動する時のルート選定にとても便利なツールです。難点は現地の文字で入力することと、小さな村・集落を認識しない。それと最短路線を示すので回り道したいときは細切れに場所を入力する必要がある点である。
それでも新発見のこのサイトは重宝しています。

 ドロミテをどのようなルートで回ろうと思案している所へ妹から”地球の歩き方ーウィーンとオーストリア”が送られてきた。本のここ彼処に付箋が貼られている、きっと其処へ行きたいという意思表示だろう。

 付箋の箇所を読むと、ウィーン周辺、ザルツブルグ近郊にインスブルック周辺と範囲が広く、まるでオーストリア旅行へ出かけるみたいだ。インスブルッグ周辺は私が描いていたプラントほぼ同じなので問題は無い。他の地域は・・・しかしスポンサー筋の意向も考慮せねばならない。それで又地図やら検索しなおしたサイトと睨めっこした。

 人間追いつめられたら考える力が湧いてくるのか、アタマがグルグル回り始めて付箋の地名と私の閃きがパッパッパチンと融合し絡み合っていく。
市内は当初から時差調整を兼ねて一日とっていたので、シェーンブルン宮殿は予定していた、その外の希ロカッテリ(Locatelli)小屋へもスムースに行ける。
チロル地方はドロミテを回ってインスブルッグを起点すればいいのでルートの選定上は問題ない。

 このようにアタマを切り替えると日程を考えるのが楽になった。あとはドロミテの峠道をどの程度回るかによって日数が決まる。泊まりたい場所は、Locatelli小屋、Falzarego小屋それにSuisi Hotel・Panoramaなので、マルモラーダ見物はどの日に組んだほうがいいのか迷うところ。いっそのことあと1日増やそうか。

案作りは色々迷います。しかし