どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ナイトマーケット

2010年04月22日 22時56分01秒 | ハノイ
 ホテルの近くにナイトマーケットがあったので夕食前の散歩を兼ねて出かけた。規模はそれほど広くなく、整然と小間割りされた店は風情が無い、観光客目当てに数年前に開設されようだ。時間も早い所為か閉まっている店も多い。

 夜市や市場のように雑然としたところがないので何か物足りない。それと食い物屋が無いののも魅力を削いでいるのだろう。ナイトマーケットはやはりゴチャゴチャした雰囲気と異国情緒の香り臭いが入り混じった濁りが欲しい。

 手ごろなミヤゲ品あればと軽い気持ちで品物を見る。赤い硬そうな木で彫った布袋像や動物は飾る気は無い。また縞模様のある木で大湖石のように岩風の彫り物もある、珍しい木だ。螺鈿細工の施された手鏡が目に付いたので妻はオミヤゲにと纏めて買う。

 道路の向側は食道が並んでいる、水槽に魚介類を入れて新鮮な食材を提供している。夕食付きでなければ、この辺りで食べただろう。自分用にと地酒を買った、ラベルにウォッカと表示されている。中国とは仲が悪いのでソ連から技術導入したのだろうか。

 帰ってから飲むとアルコール分40度だが甘い、タイの地酒メコンの味に似ている。たぶん米を原料としているのだろうけど泡盛とは丸っきり違う味だ。麹菌の違いだけでこれほどの味の差がでるものだろうか、製法も違うのか。

 夕食はナイトマーケットの外れ、海辺のレストランで食べた。中華風の野菜の炒め物にエビやシャコがでた。ビールともども美味しく頂きました。
食後またナイトマーケットを散策した、外れにスーパーがあったので、インスタントのフォーやオミヤゲ用のハスの実の砂糖漬けや乾燥フルーツを買う、実質初日にしてオミヤゲ品を大方買ってしまった。後が楽だ。

 写真は演奏は聴けなかったけど楽器です。バリ島の竹製のガムラン(?)に似ている。おみやげ品としてミニチュアがあったが音色の響きが悪く買わなかった。