どこ吹く風

旅のことを主に書く。

出発

2008年06月09日 15時35分28秒 | ミステリーツアー
 国際線のカウンター前に設けられたツアーデスクで手続を済ませて、まず昼食を取る。11:30集合で13:30発の飛行機なので機内食が出るのが2時頃になる、中途半端な時間だが腹に何か入れておくほうがいいだろう。

 出国手続のあと待合室へ行くと、申込の時に一緒だったメンバーと顔をあわせる。あの時結構長い間待っていたので四方山話をしたので何となく心安い。また4才と1才の孫が一緒なので垣根が低いのか他のメンバーとも直に打ち解けた。もう一組5才と小学5年生を連れた家族がいて、子供通しは仲良くなり、こちらの意向を無視して好き勝手に振る舞う
 予定通り6月5日(木)現地時間の14時過ぎに上海に到着した、勿論添乗員は付いていないので集合場所の出口まで自分たちで行く。団体・個人の出迎え人が大勢並びそれらしい人に声を掛けている。胸に掛けた目印のボールペンで分かるのだろう、担当のガイドが見つけるのと同じくらいに私もツアー名を見つけた。
幼児を含めて19名と人数確認してバスへ、蘇州へ直行するという。上海の空は晴れでもなし、そうかと言うて曇りでも無く霞みなのかスモッグなのか何かが掛かっている。空気が重く感じる、それに何か臭いもあるような無いような中途半端な感じは駐車場という場所だからか。

 蘇州まで車窓からの眺めは何の変哲の無い風景が続く。高速道路は穴ポコが空いている様には見えないけどバウンドが激しい。まるで強制的にスローダウンさせるための突起物が設置されているようだ。しかし運転手はスローダウンさせる様子は見られない、一体何が原因なのか。

 上海の街は超高層ビルと古い街並みというアンバランスな風景が混在している。郊外へ出れば高層住宅が立ち並ぶ、そのビルもやや古いビルは、ニッポン式に言えば公営アパートで最近建ったものはマンション風という感じだ。古いビルには窓から突き出た物干しが並んでいる、新しい建物は屋内に干し場があるのだろう。

 街外れの海側の上海浦東空港から蘇州へ行く間子供たちの相手をしながらの車窓観光なのでジックリ見る余裕がなかった。できるだけ風景を見るように心掛けているが今回はそれができない。特に変わった景色でなくとも想像して旅を楽しんできたが、その気持ちが薄れていたことを今ハンセイしている。

 記憶が薄れないうちにメモを見ながら記録していこう。