どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ミステリーツアー 出発前日

2008年06月04日 13時50分46秒 | ミステリーツアー
 上海に決まったミステリーツアーの出発は明日と迫った。行く先が決まったら検索して勉強しようと考えていたけど、寒山寺について調べただけ。出来れば”楓橋夜泊”を中国語で覚えたいものだとピンインをふって取り組む。シドロモドロで発音を試みるけど何かぎこちない。音声が聞きたいので探し捲くり、ふと思い付いたのが西安交通大学の金中先生のサイトだった。これまで二三の詩詞しか載っていないと思っていた。しかしそれは私の早とちりで、金先生の肉声は少ないけど別の項に百数十の詩詞朗誦があるページを見つけた。その中に楓橋夜泊がありました。
詩はピンインを付けて前回載せてあるので参考にしながら下記のサイトで聞いてください、漢詩の本来の響きが伝わってきます。

http://www.zhsc.net/Photo/scys/200802/2266.html
楓橋夜泊

 詩詞朗誦がこんなに沢山載っているとは夢にも思いませんでした、このページを見つけただけでもミステリーツアーの大きな成果です。”涼州詞”もあった、西安交大で金先生が吟じたのを聞いたのが始めてで、会話を教えてくださった女性教師も吟じた。実に素晴らしかった。感動しながら聞きいたあの日のことを思い出した。
ただ聞くには時間が掛かる、転送速度がやけに遅い。私の接続回線の問題かそれともあちらか、時間帯が悪いのかな。

 想い出に耽けり夢想を楽しんでいたら現実に呼び戻された、明日の出発なのに準備を全く手掛けていない。カメラとプリントアウトした資料と・・・お金も必要か。悠然と構えているだけではカアチャンに叱られる。
持ち物はコレとアレと口先だけでも出さねば役立たずと責められる。アタマの中を整理しておこう。着替え、カメラ、メモ帳と資料、メガネに細々したものもある例えば入れ歯保管容器など。時計はどうしよう、電池切れだが千円ほど掛けて持って行く必要はあるか。抜書きせねば漏れが出そうだ。

 忘れたものが出たときに「不思議だナ~入れたハズなのに。これこそ将にミステリーだ。」なんて事を言うたら妻や娘は、シャレにならないと冷たい視線を浴びせるだけだろう。
あたりまえか。