どこ吹く風

旅のことを主に書く。

迷子はつづく

2006年12月16日 09時27分45秒 | 懐かしい旅の記録
 迷子騒ぎはあったものの空港待合室では迷子騒ぎが笑い話となり、またオプションで観劇したハーフショウーの面白さに話が弾んだでいた。私たちはタイ在住商社マンの後輩に連絡を取り、一時離団して夕食をご馳走になり本格的なタイ料理に満腹してシンハビールで喉も滑らかに語って空港まで送ってもらい一行と合流し、楽しかった思い出とともに深夜空港を飛び立った。

 早朝インチョン空港に着き、夕方福岡便に乗るまでの間ソウル観光が組まれていた。案内は日本語の話せるガイドさんで、タイでは2台のバスに分乗していたが、ソウルでは1台の大型バスに全員が乗った。
 一人のガイドで40名弱の人員を案内するのは通常行なわれている。しかしタイのガイドは30名では負担が多すぎるとJTBにクレームをつけて20名以下にさせたと話していた。それでJTBは急遽追加募集をして2台分の40名を確保しようとしたようだ。

 博物館見学のとき又迷子騒ぎが起った。つい昨日迷子で大騒ぎしたばかりなのに性懲りも無くというか教訓が生かされずに又起きたのである。構内が広くて迷うのもムリは無いがガイドか同行の者を見失わないように気をつければいいののに。韓国は服装も顔立ちも日本人と似ているから遠目には区別できないので、見失ったのだろう。

 別のツアーの万里の長城でも迷子事件があった。
ロープウェイで登り、帰りは長城を10分ほど歩いて下ったお寺ということで三々五々見物しながら歩き始めた。私の目には横路なんて目に付かなかったが、曲がった人がいたのだ。集合場所に現れずちょっとした騒ぎになった。50前の夫婦者だったが、辿り着いた時は日ごろの饒舌も消えて蒼ざめていた。きっと旦那さんの所為にされてひと悶着あったと思われる、そういう感じがする奥さんだった。
無事合流した後は笑い話になるが、言葉の通じない異国では心細いだろう。

 他人のことは言えない、笑えないが自分としては気をつけているツモリだ。集合時間はギリギリでその場所へ行き、バスに乗り込むのは何時も皆が席に坐っている中をアタマを下げ下げ自席に着く。でも時間に遅れて迷惑をかけるようなことはしていない。ましてや迷子になるようなことはしない。
集合場所と時間はアタマに入れている。(ツモリ・・)
でも気をつけねば・・・