猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

『 ULTRA STEEL 』  Takamiy newシングル 7/4発売

2012年07月05日 | THE ALFEE、Takamiy
 昨日、Takamiyとしてのソロ活動による、newシングルが出ました!! 
( お店に注文して、いつものように1日早くゲットできたので、おとといから聞いてまス。 (^^)v )

一ヶ月間モーレツに詰めて、先月末に作品を完成させたせいで、あまりのエネルギー消耗と肉体的疲労に、急激な暑さが加わって、かなりグロッキーだった「我が脳」に、ガツン!と一発、刺激を与えてくれました・笑。  ←いい意味で。


『 ULTRA STEEL 』( ウルトラ・スティール )

いつものごとく、ジャケット、カップリング曲違いで、3種類でました。  


まず、表題の 『ULTRA STEEL』 は、 TV『ウルトラマン列伝』 の主題歌だけあって、力強いナンバー。    
以前にも書いたが、愛や平和を地球規模で描ける随一のクリエィター・Takamiyの得意分野が全開!! 
本人いわく 「 ものすごく強い意志で君を守る、地球を守る 」  という曲だそうで、4月にボイジャーに提供した、やはり 「ウルトラマン列伝」 主題歌の 『Rising High』 と比べると、明らかにTakamiyが、自分自身で歌うことを前提として作っている感じの曲。
もちろん、初めて聞いた時から、その力強いメロディーと歌詞にクギづけ 、ですが、さらに聞くほどに、じわじわとのめりこんでいきます。
そして、聞いていると、そういえばTakamiyって、ウルトラマンみたいだなぁーと思わせる。  
強い意志と深い愛で、私達に勇気を与え、みんなを守り続けてくれているのです。(^^)v
タカミーもウルトラマンが大好きらしいし。   ( ナットク、ですよね・笑。ついでに、ゴジラと鉄人28号も好きみたいで、フィギュアとかいっぱい集めているんだって。かわいいですね・笑  )


左から、カップリング曲が

 A:『君だけを守りたい』・・・もともとは、映画 『ウルトラマンダイナ』 エンディング曲用に 『Save Your Heart~君だけを守りたい』 (1998年『Nouvelle Vague』収録)として作られたもので、その後、2009年に 「Live Version」 をシングル 『桜の実の熟する時』 のカップリングとして収録。この二つは坂崎ボーカル。

まったく同じ曲を、アレンジをさらに変えて、Takamiyボーカルで歌っているもの。
映画 『ウルトラマンサーガ』 (2012年)に使われたのは、こちらのアレンジなのかどうかは見ていないので不明だが( メイン隊員の一人が、劇中でギターを爪弾きながら歌っているらしいし )、ドラマチックな前奏が、スケールの大きな映画の雰囲気にとてもよく合っているような仕上がり。  

同じ曲でも、アレンジとボーカルの違いによって、こうもイメージが変わるものか 、 と思わせる、「見本」(笑) のような曲です。
もう、こちらは、完全なるロックテイストで、まさにTakamiyソロのためにアレンジしたって感じ。それなのに、Takamiyの甘く囁くような歌声が、じんわりとやさしくて、なかなかよいです。(^^)v もともと好きな曲で、幸ちゃんボーカルの、「Live Version」のアレンジも結構好きでしたが、こちらも、聞くほどに味わいが増して、ハマりますねぇ~。  

Takamiyがウルトラマンの隊員服を着て、ウルトラマンとジョイント。CDがウルトラマンの模様なのもほほえましい。遊びゴコロ満載です!!   
( そういえば、表題作の間奏にはウルトラマンの掛け声も入っているんですよ。   )

 B:『蒼いタメイキ』・・・明石屋さんまに1988年に提供した曲のセルフカバー。こういう曲があることは知っていたが聞いたことがなかったため、発売前に歌詞を検索して、切ない恋の曲なのかしら?と想像していたところ、まったく違って(笑)、ライブで盛り上がりたい、軽い感じの曲だった。ま、元歌が、さんまさん、ですから・笑。  

で、そう思ってみると、憂いを含んでいるように見えたジャケットのTakamiyの目が、なんとなくいたずらっぽく微笑んでいるように見えてくるから不思議。 
金色の衣装に蒼い光が映し出されて、幻想的な雰囲気を作っているのがステキで、青や紫がかったジャケットは、自分的には、これがNO.1  CDも大好きな紫系で美しく、「Tマーク」を冠したエンジェルスカル(CDによってすべてがビミョーに違う)が君臨する、かわいらしい感じで、CDデザインもこれが一番、かなぁ。 

 C:『カッチーニのアヴェ・マリア』・・・今回、文句なくカップリング曲NO.1  に輝いた(←自分的に・笑)のがコレです。
Takamiyが、子供の頃から好きで、聞くと幸せな気分になっていたというカッチーニ作曲の 『アヴェ・マリア』 をロックテイストにアレンジしたもの。インストゥル・メンタルのみだが、もう、一発で気に入りました! 
昨年8月にリリースした 『Takamiy Classics』(後述)中の 「Takamiy Classics Fantasy」( Takamiyアレンジ、演奏 ) を思わせる荘厳な仕上がりで、これは、やみつきになりますね~。おとといから何度、エンドレスで聞いたかわかりません。   
Takamiyが、この曲がほんとに好きなんだなぁーというのが伝わってくる、清廉な激しさが、アレンジと演奏に現れている、オススメの一曲。 



最近のアルフィーの楽曲の中で、注目されているのが、既存曲のアレンジ。これまでの38年という歴史の中で、作曲をしてきた高見沢自身が、 「“今現在”の想いや感覚で、新たにアレンジをしなおしてみたい!」 という欲求のもと、作り上げた数々は、発表当時とはまったくイメージの異なっているものが多く、驚かされる。 

これは、常に 「今(次)の曲が一番!」 と思っている、作曲家高見沢俊彦の、留まることを知らない創作意欲の現れであろう。( 脱帽 ! ) 

高見沢は、いろんな引き出しを開いては、音楽の持つ可能性を、限りなく広げて見せてくれる。
彼のソロに 『 Kaleido scope 』 という曲があるが、まさにその世界は、さながら万華鏡のようである。    

7月25日には、ALFEE名義で、 『 Alfee Get Rrquests ! 』 という、ズバリ “最近アレンジしなおした曲ばかり” を、集めたCDが出る。
もう、曲目も発表されたが、好きな曲ばかりで 、どんなアレンジで驚かせてくれるのかと思うと、とても楽しみだ。   

今後も、作曲家としての高見沢俊彦(Takamiy)に、大いに注目したいものである。 





 昨年、紹介しそびれてましたが、(^^;)ゞ

2011年8月にリリースされた『Takamiy Classics』 (右) 。
美総仕上げの外箱と、クラシックテイストの衣装のタカミーが美しい!
   
( 左は『Rising High』- 高見沢俊彦:作詞作曲のウルトラヒーロー列伝主題歌で歌はボイジャー )


クラシックにあまりご興味のない方、逆にクラシックファンでロックに興味のない方、両方にご満足いただけるのでは?と思わせるアルバム。 

Takamiyが自分のお気に入りのクラシックだけ ( しかも、「お気に入りの部分だけ・笑」 )を集めたCDで、クラシック部門の売り上げ一位に輝いた(当時)実績がある。
むむ、恐るべし、タカミーパワー!!(笑)
私の大好きな曲がたくさん入っていて、当時繰り返してよく、聞いてました。  
なぜか、バレエやフィギュアで使用された曲が多かったのも嬉しかったです。 


【 曲目 】(赤い番号が好きな曲。赤で大文字なのが特に大好きな曲・笑)

1. 交響詩 『ツァラトゥストラはかく語りき』 導入部…リヒャルト・ シュトラウス
2. 交響曲 第9番 『新世界より』 第4楽章より…ドヴォルザーク
3. アルビノーニのアダージョ…レモ・ジャゾット
 ( タカミーが大好きだったというが、私も一発で気に入りました )
4. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 第1楽章:モデラートより…セルゲイ・ラフマニノフ
 ( 高橋大輔2005-2006(トリノ五輪)シーズンのFP曲で大好き 
 当アルバム発売後ではあるが、浅田真央も2013-2014シーズン・FP曲で使用し世界選手権で優勝 )
5. 誰も寝てはならぬ(歌劇『トゥーランドット』より)…ジャコモ・プッチーニ
 ( 荒川静香トリノ五輪FP曲、ご存じイナヴァウアーで金メダルを取った曲です )
6. セレナーデ…シューベルト
 ( 当時大好きだった田村正和主演の『過ぎし日のセレナーデ』(フジテレビ系1989年10月19日~1990年3月22)の番組中流れていた曲で、当時より心に残る哀しい曲で大好きだったので…、このアルバムの中に入っていたのを聞いた時は鳥肌ものであった 。)
7.『惑星』より 木星(ジュピター):喜悦をもたらす者…グスターヴ・ホルスト
8. 愛の夢…フランツ・リスト ( 浅田真央2011-2012シーズンFP曲で真央ちゃんにピッタリの愛らしい曲。 )
9. トロイメライ…シューマン
10. ワルキューレの騎行…ワーグナー
11.『レクイエム』より 怒りの日…モーツァルト 
 ( 安藤美姫2009-2010シーズンSP曲、翌シーズン世界選手権優勝の際EX曲としても使用。合唱組曲で劇的な素敵な曲です。 )
12.  エチュード 作品10-12 『革命』…ショパン 
 ( 子供のころから大好きなショパンの中でもダントツ一番くらいに大好き )
13.  パッヘルベルのカノン…ヨハン・パッヘルベル
14. 魔王…シューベルト
15. 『火の鳥』 終曲…ストラヴィンスキー 
 ( ロシアのセルゲイ・ディアギレフ率いるバレエ団「バレエ・リュス」により初演された、今日のモダンバレエの基礎を築いたと言われる作品。かつて通ったスタジオ、ユニーク・バレエシアターでもたびたび上演された思い出深い作品です。
また、当アルバム発売後ではあるが、2013-2014シーズン町田樹SP曲で、この曲でソチ五輪にも出場した。 )
16. 交響曲 第9番 『合唱』 第4楽章より…ベートーヴェン 
 ( いわゆる「歓喜の歌」の部分で合唱になっていて、やはり大好き。いつか暮れに歌ってみたいという夢がある。 )
<Special Track>
17. Takamiy Classics Fantasy op.1 ( 誰も寝てはならぬ~アルビノーニのアダージョ~ジュピター~ワルキューレの騎行~新世界より~第九 )


中でも圧巻なのが、ボーナストラックとして挿入された、前出の 「Takamiy Classics Fantasy」 で、クラシック曲をTakamiyがロックテイストにアレンジし、エレキギターで聞かせる、という、一見ミスマッチな設定が、意外にもハマっていて、大好きになりました。 

イメージ的にバリバリ、ギンギンで、自分とは縁遠く馴染みの少ない存在だと思っていた “エレキギター” が、
とても美しくて、しかも重厚な激しさを併せ持っているのだと知るきっかけになった、エレキギターの魅力に取りつかれていった作品のひとつ、でもあります。   

あんまりよくて、この曲だけを繰り返して聞いたりもしていました。 


『Takamiy Classics』、みなさんも、よろしかったら、ぜひ聞いてみてくださいね。(^_-)☆ 


 『ULTRA STEEL』だったら、もちろん3枚とも聞いてほしいですが、どれかひとつなら、Cの「アヴェ・マリア」カップリングのものが、超!オススメです。 
あ、でも、Takamiyファンなら、Aタイプもいいかな。    結局、全部か!? (笑)
表題作は、インストだけで聞いても、かなりイケます。   
マーティー・フリードマンとの「ギター・バトル」も、聞きどころ、ですよ。v(^_-)☆ 



< おまけ >

CD内部と、載ってないけど裏面も、それぞれにコッています。 


※ 以上、登場のCD、曲目の作詞作曲、アレンジは、すべて高見沢俊彦。
( ただし、アレンジはソロが本田優一郎、THE ALFEE名義のものはTHE ALFEEとの共作  )




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