猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

これ、なんだと思う?

2009年06月26日 | 猫・犬
じゃーん。

その名も『わんこのクッキー・松坂牛入り』とゆーヤツです。
「わんこのみやげ」と書いてあって製造元は岐阜県羽島市。
チビのおかーさん(Iさん)が、伊勢志摩の方へ旅行に行った、そのおみやげなのです。

人間のお土産ではなく、犬用のお土産を売っているというのがおもろい。
表示には「犬用おやつ・国産」とあり、袋にはわんこの絵と「たいへんよくできました」というスタンプが印刷してある。
これって、自画自賛よね?
でも、この発想はしたくなるのもわかる・笑。
して、中身は、なぜかいぬ、ねこ、ひつじ、くま、ぶた、うさぎなどのアニマル型になっていて、それもカワイイ!

これを発案した人と、それをわざわざお土産に買ってくるIさんのあいかーらずのセンスと茶目っ気に、思わず微笑む。
オットも「こーゆーのはうれしいよな。さすがIさんだよな」と絶賛。
「ごんち、クッキー食べるか、松坂牛だよ」と喜んでいる。

そのオットは、最近ずっと店がヒマになると抜け出しては、毎日チビに会いに行き、「お手」や「待て」を教えているらしい。モモがいなくなってしまったので、ことさらチビが可愛いみたいだ。
私も、モモがいるときは他の3匹を見て回っても「やっぱうちのモモがいちばんかわい~な~」と思って、そうしょっちゅう会いに行きたかったわけでもないが、モモがいなくなって少し落ち着いてきたら、今度はモモの兄弟達に会いたくてたまらないのだ。
オットが毎日行くので、それまでチビの小屋の周りにそのままになっていて、オットも気にしていたうんちが、きれいに片付いてるんだって。この間なんてばーちゃんが出てきて、「猫田さん、冷たいの入れたで中でお茶でも」とか言ってくれたそうな。仕事中なので断ったらしいけど、そしたらその次は「これ、もらい物だけど」とかいって焼酎のビンを包んで持たせてくれたそうな。
ばあちゃんも、あのわがままいっぱい育てられたどーしよーもないチビが「お手」ができるようになったと、喜んでるみたい。

いぬバカなオットは、毎日チビにあって遊んでいて、とても楽しそうだよ。


さて、たまにはドラちの話しを。
依然、近づくと「フーッ」したり、すたこらさっさと逃げ出すどらちーですが(戻って一年以上たつっつーのに!)、もう隠れ家には全然行かなくなって、ベットの上に作ってあげる「ねこ小屋」の下で丸くなってます。



これは、ねこ小屋が暑くなってきたので、外へ出て丸まってるどらちーです。
普通の人にはただのねこ、またはただの黒いかたまりですが、外で丸まってるだけで「進歩、進歩!」と喜んでる私達にはキチョーな映像。
いとしくて、チョーかわいいかたまりなのです にゃんにゃん♪







こちらは、高かったのに、そしてゴンと色、サイズ違いの足跡柄でとってもかわいいのに、「親の心子知らず」で、買ってあげて、一度しか入らなかったペットサークルに、なーんか珍しく久しぶりに入っていた!!!
のカンゲキの一枚です。どらち、気まぐれなんだからぁー。
んー、でも、かわいい~
(この季節ですが、まだコタツがあるのがミソ。Kは梅雨時雨が降るととても寒かったりする。)

うつも吹き飛ぶ!? アルコンの魔力

2009年06月23日 | THE ALFEE、Takamiy
またまた、遊びに行ってきちゃいました。

アルフィー2009年春ツアー『CONFIDENCE』長野公演。
6月21日ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)


昨年11月30日の秋ツアー長野公演に十数年ぶりに行ってすっかり感激した私は、終演後に会場で配っていた「次回公演のご案内」を見るなり、来年の春ツアーも行こう!と即決。年内にチケット申し込みをしていたのでした。

「先行予約とは、優先的にお席を確保するというもので、必ずしもよいお席とは限りません」という但し書きがあったものの、こんなに早く申し込むんだもの、少しはいい席よねぇ、と期待して待っていたところ、4月末頃になってようやく待ちに待ったチケットが届いた。

席は一階の前から4列目、しかもたかみー寄りの右ブロック。席の加減で途中から人が切れていたので実質は3列目。

えー!?なんて運がいいのぉー?と狂喜する。

( ※後でわかったのだが、ほんとにこれは偶然で、運が良かっただけみたいだ。ビギナーズラックに近いものか!? 
S席やA席など値段の違う席が自分で選べるというチケットの取り方に慣れていたので、「全席指定」という総ての席が金額が一律で、自分で席を選ぶことができないというチケットの取り方に慣れていなかった私。
しかも俗にいう 「神席」 は、その後絶対に回ってきません。 )


開演前の会場には、ずっとアルフィーの曲が流れていて(多分『ALFEE CLASSICS』-アルフィーの曲とクラッシック音楽とを融合させたサウンド-だなー)いやがおうでも気分が盛り上がる。

で、6時きっかりになると会場からは「早く始めてぇー」といわんばかりに、いっせいに拍手が沸き起こる。

ついに出ました。アルフィー。

歓声ともにみんな一斉に立ち上がる。最初からノリノリ。

と、空から降ってくる無数のきらきらしたものは、なに?

感激してつかむのを忘れてたけど、他のみんなはその金色に輝くテープを掴み取って、手に持ってこぶしをつきあげている。

きらめく無数のライトの中に、キラキラした3人が、ギンギンにギターを奏でている。

まばゆいばかりの華やかなステージ。

体のそこから湧き上がるようなサウンドに包まれて、まるで天国にいるみたい。

きゃあー、たかみー、近いなぁ。

カンゲキ!!!

もう、高見沢さんしか、目に入らないってカンジ。

いえ、ちゃんと桜井さんがボーカルのときは桜井さんを、坂崎さんが歌うときは坂崎さんも見ますよ。

アルフィーのいいところは、3人ともボーカルを歌えるということ。

中でも桜井さんの美声は天下一品。

坂崎さんのちょっとしゃぁがれたハスキーボイスもけっこうステキ。

でも、なんていってもたかみーのあの甘く切ない高音は・・・、

3人の中では一番アレかもしれないですけど(失礼)、ファンにはたかみーがうたっているというだけで、シビれてしまうのです。

あの声、ルックス、美しい顔、スマートなスタイル、王子な衣装(彼はまさに白馬に乗った王子様。世に王子な芸能人はいっぱいいるけど彼こそが最も王子にふさわしいと思われ)、それでいてお茶目でオボケなところ、かわいらしい笑顔、素直な性格。

たかみーのすべてが好き。


でも、なんといってもステキなのは、歌です。

高見沢さんの作り出す歌の、歌詞が好き。

がんばれって、励ましてくれる。

勇気と元気を与えてくれる歌詞に、どれだけ励まされたことでしょう。

車の中で聴く曲は、昔からずっとアルフィーだけ。

飽きもせず、ずっと、ずっと聞いている。


努力はけして君を裏切りはしない

あきらめない夢は終わらない

サヨナラを永遠に僕は言わない・・・


などなど、
彼の詞に描かれている言葉から垣間見られる、

彼の信条や生き方、メッセージが好き。

第2部でルネッサンスの王の様なきらびやかなマントをまとって登場したたかみーが、
途中で結わえている金髪の結び目をはらりと解き髪をなびかせながら、大好きなコレクションのひとつのギターに長い口付けをする。

美しい空気がステージを包み、まるで夢の中の世界みたいだった。

彼は、ほんとうにギターが、音楽が好きで愛しているんだな、音楽しか目に入らないんだな、というのがすごく伝わってきて、彼の姿に陶酔する。

自分にしか興味がない、というたかみーは、絶対ナルシストだよなー、自分に酔ってるよなーと思いつつ、

いーのいーの、彼は美しくて、彼だからそれが許されるから、いーの。と、思う。

それにしても、この、音楽に愛された彼だけど、それが努力によってもたらせれたものだとは、およそ彼に似つかわしくないと私は思うが、

だからこそ、彼の真摯な姿が愛され、尊敬され、ファンの心をつかむのだろうな、と思う。

外見と中身とのギャップが、また魅力なのだ。

そして、素晴らしい詞の数々は、彼の生き方、そのもの。


アンコールからがまた長くて、お決まりの3人のコントも交えた楽しい舞台が繰り広げられる。

そのコントを聞いていると、3人がほんとに仲がよくて、それぞれに愛情を持っているのが伝わってきて、だからアドリブのようなセリフの中に愛と楽しさが伝わってくる。

楽しそうな彼らを見ていることが、ファンには楽しいのだ。

35年も続いている、夢の続き。友情。

アルフィーの存在そのものが、勇気と元気を与えてくれる。


「メリー・アン」以来のファンだけど、いっそうのファンになったのは、Kに帰ってきてから。

そして、最近になってますますファン度が上がったように思う。

アルフィーもたかみーも、54にもなって、あのスタイルを貫いているのは、素晴らしい!!!

3人いなければアルフィーじゃない。

健康に気をつけて、80になってもギンギンでステージをやっていてほしいな。


2度めのアンコールのとき、「だから長野って好きなんだよなー」と言ったたかみーの言葉、忘れられない。

アルフィーは長野でものすごく受け入れられているそうな。なんとなく、わかる。

そして、ピンクのスーツを着たたかみーが、newシングルの『桜の実の熟する時』を熱唱する。

きゃあステキ、ステキ!(会場にはハート型の桜の花びらが降ってきて、それもすごくステキだった)

本当に素晴らしいステージだった

メンバーがハートのかけらを会場にひとつかみまいて、深々と頭を下げて会場をあとにする。


名残を惜しんだファンたちが、メンバーの立ち去った会場で3本締めをして、1階と2階の客どおしで手を振り合って、最後には万歳三唱が。

ファン同士が一体となった、奇跡的な出来事でした。

この、会場の盛り上がりを、メンバー達に見せたかったなぁー。

興奮冷めやらぬファンたちが名残を惜しんで、いつまでも帰ろうとしないので、会場の係員から「速やかにお帰りください」との忠告が出たほど

( ※当時は知らなかったのでこのように書きましたが、終演後の客席での 「三本締め」 と 「万歳三唱」 は “アルコン名物” のようで、どこの会場でも毎回やられているのでした。 )


さて、会場に落ちていた金色のテープを一本拾って、記念に持ち帰ってきました。

( 写真上。 ※銀テ争奪戦が繰り広げられる昨今では、終演後にテープが床に落ちたまま残っていることはまずありません。 )

「THE ALFEE CONFIDENS」と書かれています。

写真右下は今ツアーのメモリアルチケット。
左は、メンバーを犬と猫に見立てて撮ったCDジャケットのチラシです。

写真だとわかりづらいけど、アルフィーのこういう遊び心が、好き。

ものすごく並ぶのでまだ一度も買ったことないけど、3人の似顔絵入りの3つの味のクッキーや、おかき、紅茶、ケーキなどが毎回趣向を変えて売り出されるんだけど、それも茶目っ気があってかわいいの。
いつか、ほしいな。

( ※いわゆる 「コンサートグッズ」 ですね。お菓子などの食べ物だけでなく、パンフレットやTシャツ、ツアーバッグ、ピックなどの定番品の他、アクセサリーなどの服飾品、小物などツアーごとに毎回趣向を凝らされたグッズが出ます。 )


さてさて、昨年11月30日に、まだ体調も万全でなくて、コンサートなんてだいじょうぶかなぁーと思いつつ行ったのだけど、すッごくよくて2時間半立ちっぱなしでも全然平気だった。

そればかりか、アルコンを境にどんどん元気になってきたような気がするのだ。

うつ病も吹き飛ぶ、アルフィーコンサート。

私達がアルフィーのこと、ずっと大好きで応援し続けている以上、アルフィーは必ず返してくれる。

アルフィーは裏切らない。

そんなことが、自信喪失していた私に勇気と元気を与えてくれたのです。


ねぇ、そこの疲れている皆さん、アルフィーなんて、とか思っているかもしれないけど、だまされたと思って、一度聞いてみませんか?

絶対に元気になれます。お約束します!


今年8月は、長く続いた野外イベントを横浜のレンガパークでひとまず終了するらしい。

なので、いつか行ってみたいと思っていながら一度も夏イベに行ってない私は、またしても、チケットを購入してしまいました。

次回の秋ツアーは、11月7日に久々の松本文化会館だって。

もう、絶対行くわよ。これで3回もアルフィーに合えるわ。

こんないい席、2度とないかも、と思ったけど、チケット情報をまめにチェックして、次もいい席をぜひゲットできるといいなぁーと思う。




※ この記事が書かれた2009年当時の心情のまま綴っておりますので、
今思うと 「ライブ初心者」 らしい、事情が分かっていない書き込み(アルコンにおける常識をまだ知らない部分など) が多々ありますことをお許し下さい。     

また、()内※印説明文は現在書き加えた個所です。
















熊川哲也の『第九』

2009年06月16日 | バレエ、ダンス(公演、レッスン他)
さてさて、モモコの一周忌だというのに、なんとー、東京へ遊びに行っていたおかーさんをゆるちてね。

だって、大好きなクマテツの舞台があったんだもん。(6月14日・オーチャードホール)


今回の演目は、『シンフォニー・インC』(ビゼー曲/ジョージ・バランシン振付)と、熊川哲也振付のベートーヴェンの『第九』。

どちらも、生オーケストラの奏でる美しい調べに乗った、美しいバレエでした。

やっぱテープじゃなくて、生オケのほうが全然気分が違うなー。

あの、開演前に楽器をチューニングしている音が好き。もうじき始まるぞっていうわくわく、ドキドキする気分はたまらない。


『シンフォニー・インC』には、クマテツは出てなくて、Kバレエ・カンパニーの若手ダンサーが多数出てたけど、なんかクマテツに顔も髪型も踊り方も、雰囲気もそっくり、という人が出ていた。おかしいなぁ、この作品に彼は出てないはずだけど、あまりにも似ている・・・

と思ってあとでプログラムや本日の出演者のプリントを何度も見比べてみて、あのそっくりさんは、
たぶん宮尾俊太郎さんという人だと判断した。

彼は北海道も、クマテツと同じ久富淑子バレエ出身であった。
写真を見るとクマテツよりも線の細いハンサムという感じで、あまりにているような気はしないが、舞台上で見たときは、あまりにも似ていた。
たぶん、彼は同じバレエ研究所出身の大先輩クマテツにものすごく憧れているのだろうと思うが、ここまで似ていると逆にこれでいいのだろうか、と心配になるが、まぁ、新しい、ステキなダンサーを見つけられたのは嬉しかった。

Kバレエを見ること自体久しぶりだが、私の記憶では、女性ダンサーは長いが、男性ダンサーがあまり定着しないように思うのだが、勘違いかな。
若手がどんどん育っていくのを見るのは嬉しいものだ。


ですが、やっぱりKバレエカンパニーのあのダンサーのファンだから、というよりも、

熊川哲也が好きだから、彼の舞台が見たい、という人がほとんどではないだろうか。

カンパニーの公演では、主演を彼以外のダンサーが踊る日があって、その公演のチケットは1000円安いのだが、だからといってその公演をわざわざ見に行く人がどれだけいるのだろうか。
(そのダンサーのよほどのファンか身内だけではないだろうか)

熊川哲也が踊らなければ、ファンは納得しない。


で、『第九』は、作品としては素晴らしかったです。

第一楽章「大地の叫び」という副題の苦悩する群集から、第二楽章「海からの創世」と名づけた希望への光、第三楽章「生命の誕生」、第四楽章「母なる星」(ご存知「歓喜の歌」の部分ですね)。

この地球の中で延々とはぐくまれる命の尊さ、生きる喜びへとつながっていく、広大なストーリー。

第四楽章は独唱や合唱も入って、歌、オーケストラ、バレエという3つの芸術が生み出す迫力あるステージに酔いしれる。

舞台装置や衣装もまた、すばらしい。
そして、第四楽章になって、いよいよお待ち兼ねの熊川哲也の登場である。

うーん、舞台上のそっくりさんもステキだったけど、比べてみると、やっぱ違うわ~、彼は。

存在感、気品、きりっとした的確な表現、しなやかな肉体、素晴らしい跳躍。なんといっても華がある。オーラが漂っているのである。

やはり、熊川哲也は、彼以外の誰にも代わりはいない。


昨年のケガから見事復活して、もう一度舞台に立てる喜びを感じているのは、彼だけではない。
多くのファンが待ち望んでいたこと。
そしてこれからも、できるだけ長く、ずっと、ずっと彼の踊りを見ていたい。


そしてまたさらにすごいのは、この膨大な作品を彼が振付け演出したということ。

彼は、ダンサーとしてもたぐい稀な才能を持つが、それだけではなく、
Kバレエカンパニーの芸術監督として、芸術を生み、公演を打ち、後輩を指導するという、

バレエというものを一般に認知してもらい広めていくという大きな仕事をやってのけるという、ものすごい才能と英知の持ち主なのだ。

そして、振付の才能も中々のものだと思った。


この第九、昨年3月に初演したらしい。第九といえば2000年に見た佐多達枝振付のOFC公演、音楽歌舞劇(例の劇場で筑紫哲也さんに遭遇したってやつね)も素晴らしかったが、クマテツのも、ものすごくよかったわ。

以下はプログラムに載っていた、この作品とそれを作り上げたベートーヴェンの曲と、彼の生き方に対する思いを綴った熊川の言葉です。

「そんな彼と彼の音楽との対話が私に与えてくれたのは、

まさしく芸術を生み出すときの最果てのないような苦しみ、

そしてその苦悩をもすべて押し流すほどの喜びだったのです。」


生きる苦悩と喜び。

創造する苦悩と喜び。


ラストでは華やかに全員が登場してフィナーレを踊るのだが、

みな、生きていること、踊れることの喜びに満ち溢れていて、輝いていて、

ああ、若いっていいな、と心底うらやましく思ってしまいました。

いえ、彼らはみな20代から30代だと思うので。


カーテンコールは、スタンディングオベーション(興奮した観客が思わず立ち上がって拍手してしまうこと)というのとはまたちがって、

みんな席を立ち上がってクマテツに一生懸命拍手し、手を振るという光景は、きっと彼が作り出したのだと思う。

そして、この光景は、おそらく彼の公演以外では見られまい。

それに笑って答えてくれるような、彼には近寄りがたい王子ではなく、そんな親しみ易さと茶目っ気がある。


バレエというちょっと敷居の高そうなものを、ここまで一般的なものにして親しみやすくしたという点でも、彼、熊川哲也のしたことは大きい。

偉大なるアーティストなのだ。


だだし、クマテツファンの私としては、もうちょっと彼の踊る場面を沢山見たかったな、という気も。

今度は10月に『ロミオとジュリエット』だって。

見たいけど、9月まで毎月上京予定なので、ちょっとあきらめなきゃ、だなぁ。









あれから一年・・・

2009年06月13日 | 猫・犬
6月13日、忘れもしない、モモがお星様になってしまった日。
あれから、もう、一年がたつんだね。

お父さんは、モモの一周忌に合わせて、菊の花を9株も買ってきて、畑に植えたよ。うまくいったら秋には咲くはず。それから、職場のMさん(こなつのお母さんね)に聞いて、ラベンダーを6株、お墓の周りに植えたよ。「きれいだろ?毎年生えて来るんだってな。あそこをラベンダー畑にするんだ」といってるよ。



↑ お墓右手が「ラベンダー畑」です。まだ株が小さいけど紫の花をつけて、きれいだよ。ラベンダーは私も大好きで(花も香りも)タネから育てたものやたくさんあるよ。

そしたら、一緒に働いてるIさん(チビのお母さんね)が、前日は休みだったのにわざわざGに来て、モモちゃんにあげてね、って言ってきれいな花束と、おもちゃとお菓子(もちろん、犬の、です)をくれたんだって。うちらが覚えてるのは当然としても、よく、Iさんが覚えててくれたと思って。おとーさんはそれを見て、思わず涙ぐんだってよ。
Iさんはモモが亡くなった次の日、チビをつれて家まで訪ねてきてくれて、モモの顔を見てくれたんだよ。そしてきれいな花束とお香典もくれたんだ。よく見たら、お香典の名前がチビになってたの。うれしかったな。

そしたらまた次の日の命日には、Mさんがやっぱり、きれいな花束をくれたんだって。Mさんも、去年、ご主人とモモのお墓参りにきてくれたんだよ。お線香と、ゴン、モモにあげるからってよくおとーさんが買っていた好物のサバ缶を持って。
もう、モモコはみんなに愛されて、幸せ者だよ。てか、モモというより、おとーさんが愛されてるのかな?
「自分がこれは、と思う人に子供達もらってもらって、やっぱ正解だったよなー」とな。
Mさんはもともとおとーさんの職場(G)にいて、おとーさんが大好きで、信頼している(会社からも、お客からも信頼が厚い)肝っ玉かーさんだけど、Iさんは職場のつい隣みたいなところのTのじーちゃんたちにチビをあげだところ、そこのお嫁さんのIさんがGに働きに来るようになったんだって。



↑ 写真奥の左手、Iさんのくれた花束、右手Mさんのくれた花束。
写真手前、左手のえさ鉢の中、左のまあるい茶色のがIさんのくれた犬のビスケット、右は好物のほねっこ。そのとなりの黄緑のわっこのついた犬のおもちゃもIさんがくれたもの。となりの花は造花で、Gの宴会のビンゴでおとーさんがもらってきたので、ちょうどモモのお墓にいいわ、と思って飾ってあるもの。


にぎやかなこと、きれいなものが大好きで、みんなに愛されたかったモモコだから、きれいなものに囲まれて、きっと喜んでいるよ。

モモとはねぇ、毎日お線香上げて、毎日お話してるの。
今日はいいお天気だよ、とか、今日は雨だね、今日は暑いよ、とか。今日も天国で元気に飛び回っていてね。可愛いモモコ、大好きだよ。よちよち、いい子しててね、とか。また会おうねって。
いいところにお墓作って、成功だったよ。お父さんが、全然興味なかったのに、お花育てたり、畑や庭や、山から、お花を取ってきて、一生懸命いけているよ。



ちなみに、モモコのお墓が庭にあるので、そこにお線香を上げればいいので、我が家にはモモコの仏壇というものはありません。(神棚の横に、「ののさま人形」の置いてある仏壇コーナーはありますが)
↑ 写真は、例のIさんが「モモちゃんの写真のとこへでも飾ってね」といって去年くれたものですが、なにしろモモの写真を見るのがつらいので、またほんとに死んでしまったことを実感するみたいで悲しいので、我が家にはモモの写真を飾っているコーナーもないのです。なので、このプードルの人形がモモだと思って大事に飾っているの。愛らしいオレンジ色といい、黄色のリボンといい明るく元気でおちゃめなモモにぴったり、と思う。ほんとにIさんてセンスいいし、洒落たことをしてくれるの。見た目は田舎のオバサン(失礼)て感じだけど。

例のミニ回向柱はモモの隣に飾りました。
左となりは100円ショップで買った猫の置物です。我が家にはあちこちに猫の置物があってそのほとんどが100円ショップ。
手前のカゴは一周忌にモモのおもちゃとビスケットを入れて持ってきてくれたカゴ。これが洒落たスカーフで包んであって、Iさんてラッピングのセンスも抜群なの。



ついでに、ここはモモのお線香を置いてある棚。
大好きなマラリカ(アジアンショップ)の象さんです。ちなみに額は100円ショップ。手前は猫のついた香炉。敷物は知人の手織りです。
お線香は、そのままだといかにも、って感じでいやなので、水色のシートを貼りました。終わったら中箱だけ変えればいい仕組み。
神棚の下にあるので、ここが仏壇コーナーみたいな、ちょっと神聖な雰囲気だったりして。



おまけ
我が家の神棚&仏壇コーナー。わかりづらいけど、神棚の榊の左横、お札の手前にあるのが元職場でもらった「ののさま人形」。その左手はオットが中国人でGで働いてた奥さんからもらってきたお金がたまる、という伝えの中国の、なんとー!ハクサイの置物です。
下が、モモのいる飾り棚とお線香の棚。

上田小学校に行ってきた

2009年06月12日 | 本・文学・取材等
『とうげの旗』「スポット」の初仕事は、K町の上田小学校。山の中の全校生徒80人ほどの、ちいさな学校です。この小学校、私や母の母校でもあり、記念すべき担当第一号はぜひ上田小学校を、と思って準備してきた。

古い木造校舎のぬくもりと、それを黒光りするほどに一生懸命雑巾で磨いているのは、児童にとっても自慢できることの一つのようだ。
ちいさな学校だけど、児童が上下間なくみな仲良しで、素朴で明るくて、元気いっぱい。休み時間も放課後も、ちょっと時間があれば寸暇を惜しんで校庭を飛び回って遊んでいる。

明日が音楽会ということで、ちょうど4年生の太鼓の練習と、6時間目に4,5,6年の合同コーラスの授業が体育館であったので、見せてもらった。どちらも中々上手で、感動したよ。ただ、2時間たちっぱなしで見てたので、エレー疲れたけど。

そのあと、5年生と6年生の学級会にお邪魔して、いくつかインタビューをさせてもらった。5年生は11人。たまたま担任の先生が不在だったせいもあり、あまり意見が出なくてちょっとアセった。「何歳ですか?」という逆質問には、参ったが・笑。でも、ナイショというと「うーんとねぇ、30!」と言われたときは、なわけねーだろ、と思いつつ、??若く見られたんだよね?、ウレシイ~! うーん、子どもは正直よのぅー。ぬぅおーっ、ほっ、ほっ・笑。なんちゃって。

そのあとで6年の教室に行ったが、6年は担任の先生がフォローしてくれたお陰もあり、また、さすが6年だけあって、意見が出るわ出るわ。感心した。「みんな、緊張してる?(ニコニコ)」とかいって、一番キンチョーしてるの、自分だって
一番びっくりしたのは、古い木造校舎や、みんなで雑巾がけを一生懸命してきれいにしていることが自慢だと、まさにこちらが願っていつつも、でも、まさか子どもの口から自然に出てくることはないなぁーと思い込んでいた事柄が、自然に出てきたときの驚きと感動といったら、ない。
おっ、おー! トレビアーン!!!
子どもって、すごいぞ。
我々大人たちが思っているよりも、ずっと大人なのかもしれないな。

知ってる子がいっぱいいたせいもあり、楽しい一日だったよん。
なんて、ほんとは行く前、質問事項に何日もうんと悩んで、すごく緊張して不安で、逃げちゃいたい気分だったのがうそみたい。
やっぱ、思い悩むより、行動、ですな。


さてさて、取材は無事すんだけど、これをまとめるのが、また一苦労だろーなぁー。あれもこれも載せたくなって、困ってしまう。
カメラマンであり、今年からとうげの旗編集長になった松永さんからお借りした「ステレオICレコーダー」という小型の録音機は、とっても便利だけど、これをちゃんと使いこなせるかが、はなはだギモン。デジカメも、ケータイも、いまだ使いこなせない、取り説読むのぎらいな私なのに・・・
でも、とりあえずちゃんと録音はできてたみたいでほっとしてるけど。録音できてなかったら、すべてがパァなわけで・・・これを消さないようにしないとな(^^;))))
して、そのうち松永さんから写真のデータが送られてくると思うのだが、半日学校にいて、あたりまえかもしれないが、彼、ものすごくいっぱい写真撮ってたのよね~。見るのは楽しみだけど、全部送ってくるのかな。全部見るのかな。いい写真がいっぱいあって、きっとまたみんな載せたくなっちゃって、なんか、選ぶのが、すごーく大変そうなんですけど・・・
でも、写真とってくれる人がいるって、心強いし、ありがたいなぁー。私なんかの文章に、申し訳ないくらいです。しかも、ほんとに雑誌の取材してる人みたいで(って、実際ホントにしてる人なんだが・汗)、カッコよく見えるぞっと。

さてさて、これからどうなりますか、乞う!ご期待。
応援よろしくお願いいたします。

6月になりました

2009年06月08日 | 庭仕事
気がつくと、今年もすでに半分が過ぎようとしています。はやっ!

先日から庭の草取りや花植えなどを少しずつしてますが、猫の額の庭なのに、レンガ敷きとかしてなくて360度ただの土なので、裏には畑とかもあるし、おまけに家の前の細い道も舗装でないので、なんつーか、草取りの範囲がパンパない。
おまけに・・・太ったので草取りでかがんでいるとおなかが苦しいのなんのって。ちょっと、そこのあーた、笑いごとぢゃあ、ありませんよ。
まじ、深刻な悩みなんだから!
おまけに晴れるとあづいしさぁー、もー、ほんとしんどいったらありゃしない。

そのうえ、色んな花木を植えてるので、この間寒椿はテキトーに剪定しましたが、ツルバラは伸び放題、ツツジは葉っぱの下に花が隠れてる、ゆりの芽は雑草に埋もれて何がなんだかわからない・・・状態。下手になんか植えると手間がかかるので、私のように面倒くさがりのいーかげんなヤツは、あんまり花なんか作らないほうがいーのだが。


でも、先月のことだけど、大木になるとそれは見事な黄金のアーチになるらしいので、それを夢見て、憧れのイングリッシュガーデン目指して、だけど砂利地に適当に植えたので、何年も花がつかなかった「金グサリ」が、ふと気がついたら、初めて黄色い房をたらしているのを(写真下)発見した時の喜びは、たとえようもなく、いとおしい気さえします。






そして、手入れも何にもしていないのに、バラはちゃんと忘れずに花をつけるし。(写真上)
が、剪定してないためのび放題になり、アーチにからまずただだらしなく垂れ下がってるだけの変な木です(^^;)
お隣さん(左手)にも迷惑だし、見た目も悪いので、ちゃんと剪定したり、アーチに留めつけたりしないといけませんなぁ。

先日は扱いが楽な「トゲなしバラ」の新苗(今年できたばかりのちいさな苗)を5種類、通販で安く手に入れてご満悦。さっそく、通りに面した花壇に植えつけた。うまくいけば通りからフェンス越しに花が見える仕組み。(下は以前載せたハンギングバスケットのかかったフェンスの裏側から撮った写真)右端の一輪だけつけている赤いバラは、以前から植わっているミニチュアローズ。新苗2本はさんで、真ん中へんは、わかりづらいが他の場所から移植した赤系のバラで、今つぼみになっている。この2本はトゲあり。




と、これはまだほんの一部で、まだまだ草取りをしてないところはいっぱいあるし、荒れ放題で作りかけの庭や花壇も何箇所かある。
ここにこれを植えてこんな風にしたいなぁとか、夢は限りなく広がるが、そのためにやらねばならない仕事も限りなくあるよーな・・・

はぁ、庭仕事は達成感や喜びはあるけど、タイヘンだぁー。

また、苗が成長して花をつけたり、花壇がきれいになったら、順に紹介しますね。
って、いったい、いつ!?
(いつでも、「途中」状態・・・