猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

こんな感想も・・・ ドラマ 『木曽オリオン』 Part2.

2014年01月29日 | その他芸術(舞台、映画、TV等)



『木曽オリオン』 を見てくれた仲の良い友人が、以下のようなメールをくれました。

その子は、私がほぼ全面的に信頼している人なので (← そこがミソ。信頼してない人から言われたら、このぉっ  って思うけど ) 
ほほぉーーー!!! と思いました。 

ナルホド。 

以下、許可を得て、掲載させていただきます。( 絵文字も含め、原文ママ )

本人はさらっと、と言ってたけど とてもいい文章なので そっくり載せます。 (^_-)☆
(私のコメントつきです。)



 1通目
Monday, January 27, 2014 1:00 PM
Subject: 返信遅くなりました…

>なんやかんやで忙しい~汗

>体調はどうですか?大丈夫?ブログ頑張ったのね~!!加筆の方が多いのでは?^^;
ソラシロちゃんにも癒されましたよ(=⌒ー⌒=)

 この頃、ちょっと多忙続きで暮れにも出た膀胱炎になってた (疲労が続くとたまに出る持病?みたいなものなのでご安心を。今はかなり回復) のと、たまたまその日昼にすごい腹痛が襲い、胃だかお腹がちょー気持ち悪く (痛く) て、その上なんだか異様にダルくて眠くて、
でも、這ってでもブログ (加筆訂正分) は書くっ!!  とかいうスゴイ  メールを、でも決意と裏腹に半分寝ながら彼女に送っていた経緯があったので、それを受けた返信なのです。あはは・・・  ( 後日、月の来訪者が来て原因が判明。)

>『木曽オリオン』やっと見れました。面白かったよ!
きれいな町だなぁ~と。
車で走ってた道は、ジャレも通る道かしら?なんて思って見てました。

 えっと、旧M村の山(奥)の方なのでなので、全く行ったことないです。
したがって、普段通ることはないです。
地元ですがしばらく離れていたし、親戚はないし、親が店が忙しくてあまりどこかへ連れて行ってくれなかったので、Kのことを住んでいるところ意外あまり知りません・汗。

>相島さんは、見ないクールが無いくらい、色んなドラマに出てる名脇役だよ。
 そーなんだぁ。  知らなかったわぁ~。 ハズカシイ・・・ 
何しろ、TV見られるのが深夜のスポーツニュースからだから、ゴールデン枠や、ドラマをほぼ見ていません。   
東京時代は、同期のFが一時期勤めていたこともあり 『ザ・テレビジョン』 の愛読者で、好きなドラマは必ず録画して欠かさず見るほどの “TVドラマ大好き人間” だったのに。 

最も、最近の主流は同世代ではなく自分より若い子になるので共感を呼びにくく、渋い役者が出ていて、いいドラマを作っているNHKがいいなぁーと思います。 
( 流行りの医者、刑事ものは人が死んだりするから好きじゃない。 )


※ 以下、私がちょっと   だと思った箇所について書いていた部分に対して。

>私は2週間って、別に短くは無いと思ったけど。
3日間の短期バイトでも、すごく話せた人もいたし、教育実習も2週間で、結構色々話して仲良くなれたから。

むしろ、ずっと居ない人だからこそ、話せる事もあるのかも。
なので、ごく自然に見れました。

 そーなんだぁ、そんな見方もあるのね。   がび~~~ん。   
 

>2時間ドラマなら、もう少し展開があったのかもしれないね。  彼女もテレビっ子

故郷が東京の私には、少し羨ましくも思えたドラマでした(^-^)

 


 2通目
Tuesday, January 28, 2014 6:47 PM
Subject: 若い子にはわからないかな?

>面白く思えないのは、共感出来る部分が無いからなんだろうねぇ。淡々としたドラマだったし(^^;)

 知人の子ども二人が見ていて、おもしろくないねぇーって言った話をしてあったので、それを受けて。
確かに私もそれは思うのだ。たぶん、同世代以上の、オバサンもしくは主婦にならないとわからないかなっていう気はする、この気持ち。  

>自信なくさないで~(^^;)
感じかたは千差万別なんだから、色んな意見があって当然じゃない。共感出来る出来ないも、その人の経験上、同じように感じた事があるか無いかで変わるわけだしね。

 私が、自分の書いたことに自信なくしちゃったよ、と言ったことに対して。  
共感しにくかったという感じで後から書き加えた部分は、両方読んだ人ならわかると思うけど、最初は詳しく中身を書いていなかった箇所。

私はブログ等を書くとき、検索に引っかかったりして何かの拍子に、もしも間違ってご本人が読んでしまった場合でも、その方が気分を害さないことを前提に、言葉を選び慎重に、責任を持って書くことを信条としているので・・・
できるならば悪いことは書きたくないし、褒めまくって終わりたいのですが、
でも、気になったので、そしてやっぱり嘘はつけないなぁと思って書いちゃいました。
岡田さん、いくら大学の先輩で(知った以上こだわる体育会系σ(^^;))、プロで、ヒット作を連発する一流の脚本家だとしても・・・。
ごめんなさい。 

そしたら・・・  


>私がそれほど突拍子もないとは思わなかっただけで。

普段話し相手も無くて星だけを見てて、ゴールが見えないような研究を続けていれば、思い悩む事もあるだろうなと思うの。
そんな時に、久しぶりに話した好奇心旺盛なおばさんの一言に、背中を押される事もあるかもな?なんて。

彼女も普段会話の無い家にいて、ややもすると自分の存在価値を失いそうな時に、他人に喜んでもらえた事で、また前向きになれて、自分の環境や故郷が、改めて好きだと思えたのかも。

それこそ、きっかけなんて、どこにでもあるよ、回りを見渡してごらん、って言ってもらえた気がするドラマでした。


お、おーーーーーっっっ          

ワンダホー  

すんばらすぃぃぃいっ~~~          


そして、以下のようなオチがついてました。   


>あ~久しぶりに長い感想文書いた(^^ゞ
たいした感想じゃないので、こんな意見もありましたよ、程度にさらっと書いてね、さらっと(^^;)



て、言われたけど、とてもいいことを書いているので、全文載せちゃいまス。  




ドラマを見られた皆さんは、どう思われましたか?

ちなにみに、前出の若い子以外の、私の聞いた限りの同世代、もしくはそれ以上のドラマを見た人たち (家族と数人の店の客だけ、ですが) の中で、
不自然を感じた、話がうますぎる、などと言った人は一人もいませんでしたけどね。  

と、ゆーワケなので、
大学のいっこ上の先輩で、プロの一流脚本家で、ヒット作を多く出している岡田恵和さん、ごめんなさい、デシタ。 
( とはいっても、私が感じたのは事実なので書き換えるわけにもいきませんけど。  )

Kを舞台にした素晴らしいドラマを書いてくださって、どうもありがとうございました。  


『 木曽オリオン 』、 今度は一人で、じっくりと見直してみますね。  
見てなかった 『ちゅらさん』 も見てみたいなぁ。

岡田さん、これからも注目しています。    頑張ってくださいね。 

大学のいっこ下の後輩で、名もなき自称 “物書き” のはしくれの、つもりのネコタより。 





 【 付記 】

ブログに載せたけど、訂正箇所があったら言ってね (但し却下の場合もあり・笑) とメールを出しておいたら、
昨日、ブログを読んだ友人から、以下のような返信がありました。

Sent: Thursday, January 30, 2014 12:06 AM
Subject: 全部じゃんO(><;)(;><)O

>名前出してないからいいけど、私のメール解説になってるよ(^^;)
それは大丈夫なの??

 解説になってるって何!? 
エラそうとかそういうこと? 別にエラそうじゃないし、素直な感想だけど、いいとこをついていて奥が深いと私は思ったので、いいと思うよ。
と返信したら・・・本日の返信 

>ブログについてはね、いつもジャレが色んな作品を紹介する時みたいに、私のメールを解説してるから、ただのメールなのになって…
気恥ずかしいやら、申し訳ないやらって気持ちで、いいの?って書いたの。

だってさ。 
この「付記」のことは詳しく載せたとか書いてないので、たぶん彼女は読んでないと思うんだけど・・・   
そーだったんだぁ~。なんていい子なの? 
と、思ったので書き加えます。(^_-)b☆
彼女、これ見たら、もっと赤面しちゃうかも。ゴメンネ。  
 

>そういえば、岡田さんて、私の先輩でもあるわけだ!! 何年で中退したのかな~?ま、すれ違った事はおそらく無いだろうけど。○○君 (彼女のファンの人) のドラマも2~3作品書いてたんだよ~(≧∀≦)

私はチュラさん(注:『ちゅらさん』のこと)は見てなかったんだけど、調べてみたら、結構色々好きだったドラマが岡田さんの脚本でした(*^_^*) 
改めて、凄い人なんだと感心!!

 もらった!!載せるよ~。→載せました。 
昨日も書いたけど、私以上にTVっ子でドラマ好き。ご主人の影響でアニメにも詳しい。OA機器にも詳しく、私からしたら、スーパー・レディーですっ!!!
でも、そんな感じは見た目全然しなくて、すごぉーく優しくていい子なの。大好き。  

ここまで書いたらメールの主、わかる人にはわかるカモ、ですが。






本日の にゃんともな、にゃんども♪

2014年01月26日 | 猫・犬


少し前の写真ですが、右足を伸ばして、体も伸びきったまま “腰を掛けるように” 座っているソラの恰好がユニークで撮ったのですが、
写真にしたら、腕が悪いのか、そのオモシロさがぜんぜん伝わってにゃい、 とゆー、シロモノ。 


こちらは、夫の膝の上で満足げにキョンシーしている、ふてぶシロチ。



いつだったかソラシロが、下に落ちていたおかーさんのひざ掛けを布団&枕にして、気持ちよさそうにしていたので、代わりに買ってきた、モコモコのクロス。

ちゃんとしたものではなく、端切れ(カット・クロス) のため、近所のスーパーのソーイング・コーナー (たまに布の掘り出し物がある) にて、700円で購入、しかも大きいです。

を、昨日買ってきて置いたら、最初は怪訝そうにして近づかなかったのに、
やっぱり、いつの間にか、この通り。   
クロスは、縁を盛り上げたりして置いてやるのがミソ。
自由に形作れるので、サークルより便利。 2匹で並んで使ってほしいし。


左がソラで、顔をうづめているのがシロ。

幸せそうなこいつらを見ているのが、シアワセ。   

買ってきて、正解でした。 

猫ってさぁ、自分もふわふわなくせに、ふわふわなものが大好き。
あと、「枕」 もちゃんとするんですよ。



 お知らせ 

その① 昨日の 『木曽オリオン』 の記事ですが、あれから何度か細かいトコを直し、大幅に加筆訂正いたしましたので、よかったらもう一度読んでいただけると幸いに存じます。  

なぜ、推敲不十分なものをUPするかと思われるかも、ですが、記事の間が長くあくとあまり良くないと思ったり、日数的に今日こそ載せたい、 と思うと、まずは 「載せること」 を重視するあまりに、です。

あとは、UPされない草稿記事である 「下書き」 と違って、UPされたものは、いわゆる 「活字」 になったものと同じような感覚なので、
活字になった方が間違いや訂正箇所を発見し易い、というのもあります。

読んでおられる方には、なんで とりあえずみたいな、やっつけのまま載せるかなぁー、とギモンに思われる方もいるかも、ですが、

私のやり方は、とりあえず載せておいて何度も読み返しながら直していく方法なので、申し訳ありません。  


その②
いよいよ、 
開設10周年記念、HPをリニューアルオープン   します。 
それに伴い、今あるHPを一時中断させていただきます。

期間:2月8日より、1~2週間程度 
( 閉店期間は未定、準備が整い次第の開店になります。)

リニューアルに伴い、旧ページの記事は、読めないものも出てくるかと思われますので、この機会にもう一度、
まだ本が出る前だったので、周りのこととか気にせず好きなことを好きなように書き、悩んでいる姿こそ共感を呼ぶとひたすら信じて、ほぼ本音トークが満載だった、
初期 (2004年) のころのハチャメチャ  『ジャレ節・バリバリ全開 』 記事を、今のうちにお楽しみください。    

へべれけで 髪を切った  とか、
びゅーてぃほー☆さぁ~んでー     とか
みずりん なんて、もし敬愛するタカミーが間違って読んじゃったら、自分、恥ずかしさのあまり卒倒するかも  

な記事まで、盛りだくさん。   


ほんとは、だまって閉鎖しようと思ってたけど、いきなりだとショック!? を受ける人がいるかもなぁ~ (おー、しょってるぅ~)、 とか思ったりして、親切のため (おー、恩着せがましぃのぉ~)、 お知らせしますね。 
 

開店休業中本家HPも、どうかヨロシクですぅ~~~          





 

ありふれた日常の中にある小さな幸せ ( ドラマ『木曽オリオン』を見て )

2014年01月25日 | その他芸術(舞台、映画、TV等)



ちょっと遅くなっちゃいまシタが・・・

皆さま、『木曽オリオン』 見てくださいましたか? 

ネコタも録画しておいて、時間の都合で、水、木と分けて夜、夫と見ました。

おおむね面白かったですね。



 まず、主演の和久井映見ちゃんが、本人は真面目で悪気もないんだけど、まっすぐで純粋なだけに周囲から見ると少し抜けていて、ちょっととぼけた感のある、
ごくフツーの平凡な主婦・征矢秀子を実にうまく演じていて、好感が持てました。


和久井映見ちゃん、初めてみたのは1989年秋にTV学園ドラマ 『愛しあってるかい!』(フジ) に高校生役で出ていた頃で、その頃彼女自身も高校を出るかでないかの年齢、

役どころもちょっとイケメンな先生 (バービーボーイズのコンタ) に恋するピュアな少女役で、すごぉ~くカワイクて、
当時は東京にいたんですが、まだ夫にはなっていなかった夫と、録画しておいたものをお休みの日とかに一緒に見てたんですが、 (このドラマ、陣内孝則とキョン2が先生役ですごぉ~くオモシロかったです。夫が、なんでも 『ちょうちん』 に出てた頃の陣内にそっくりと言われたとかで、ホントに似てるかはともかく、いわゆる “トレンディ・ドラマ” 全盛期だったこの頃、その代表格の一人だった陣内の出ていたドラマを軒並み二人でよく見ていました) 

私は当時キョン2がけっこう好きだったんだけど、この時に知った映見ちゃんもカワイイなぁ~って思っていて、夫もお気に入りで、以来けっこう好きな女優さんだったんです。

その後、私生活で結婚、出産、離婚を経て、以前の面影とはだいぶ様変わりした彼女を再びTVで見たときはちょっとびっくりしたんですけど (大変失礼なこといってます、ごめんなさい)

またこうやって、きれいで可愛いナイスミドル・レディーになってTVで見られて嬉しかったです。 (天然ぽい所はきっと、彼女の持ち味なんですね)


 特に面白かったのは、脚本の岡田さんは男性なのに、よく40代後半くらい (秀子の娘は20代中ごろから後半と思われ、その年代からするとたぶん) の主婦、おばさんの心理や行動をとらえてるなぁーって思うところです。

・若者と違い、ケータイは肌身離さず持ってなくて、どこかへ置いておくので、かかってきたときに探す。
・スマホではなくてガラケーに、ストラップを付けている。
・電話がかかってくると、取る前にハイハイ、と返事をしながら出る。
・電話では、やたらハイテンションで愛想よく、感情たっぷりに大袈裟にしゃべる。
・電話しながらお辞儀をする。
・「誰かに感謝されることなんて、ないもんねー」 と思わせぶりに(含みを持たせて)家族に言う。

などなど。

そのほか、
・「あなたも飲む? ついでに。」 とか、いい顔をしている外と、日常の家族に対する顔が違う。(夫にはあいそがない、さっぱりしている)
・ワイングラスでなく、コップで飲んでいる。 ( 私は一応、足のついてないタンブラー式だけど、ちゃんとワイングラスで飲んでますが。)

などというのも、主婦の日常や心理をよくとらえている。


なので、そーそー    と思いながら、けっこう大笑いしながら見てました。

時折、夫の方を見ると、夫もニヤニヤ笑ってたんで、面白かったんだと思う。

この辺の面白さは、連続テレビ小説 『おひさま』 で実証済みなので、期待してましたが、さすが岡田さんですね。
( 他、見てなかったけど、同シリーズで一大旋風を巻き起こしたヒット作 『ちゅらさん』 も岡田さん脚本です。 )



 あと、秀子の舅役の秋野大作さん (写真、後列左端) が、久しぶりに見たら白髪ですっかり老けていて(失礼) びっくりしたけど、ボソッという一言がおもしろくて、とてもいい味を出していたこと、

そしてそれよりさらに素晴らしかったのが、夫役の相島一之(あいじまかずゆき、写真後列左から2番目)さん。 

三谷幸喜率いる  劇団 「東京サンシャインボーイズ」 出身(同ドラマ技術者役の一人、梶原善さん-写真後列真ん中、も同じ) のようですが、自分は初めてみた気がするんですが、

ほぼ、台詞がないのですよ。 

それなのに、顔の表情や動作だけでもって、
外に働きに出るようになり、急に生き生きとし出す妻を、最初はいつもと同じで無関心だったのに、
舅のけしかけもあり次第に心配しだし、そわそわオロオロするという夫の心理状態を巧みに表し、
そしてそれが面白いのなんのって。 

役者だなぁー、と思います。

この、舅と夫が、ほぼ喋らずにいるだけなのに、実にいい味と雰囲気を作り出し、ドラマを暖かいものにしています。

技術者役の一人田中要次さんも、言葉少ないのだけど、いい味を出していたと思います。

秀子にはわけのわからない専門用語を連発しては盛り上がっている、という技術者3人組も、面白かったですね。

( ドラマに出てくる、秀子演じるまかないのおばちゃん、科学者、技術屋の3人組、などは、実際にそういう人たちが天文台にいたらしく、奥田さんが取材して話を聞きながらああいうストーリーを思いついたそうです。)



 難を言えば、ショックブレイクアウトの発見に情熱をかける若きイケメン科学者、伊坂輝夫(大東駿介) の役どころ(扱い方) がちょっと・・・な感じはあり、おしいなぁと思います。

あと、所々、話が唐突だったり、上手くいきすぎたり、これはありえんてぃーでしょ、みたいなところも正直チラホラありまして、

たとえば、主人公は、代役のピンチヒッターとして、2週間だけ 「まかない」 の仕事を引き受けるのだが、人が2週間であれだけ心を許しあうようになるとはあまり思えないので、せめて1か月の設定にしてほしかったなぁ、とか、

男が、知り合って間もない、しかもほんの少しの時間しか触れ合うことのないまかないのおばちゃんに、仕事の悩みなどいきなり打ち明けるものだろうか、しかもシラフで、とか

その仕事の悩みさえ、そういう地道で気長なことと知りつつ、それも含めて好きなのだから、あるいはそれだからこそ情熱に駆り立てられてやっているのではないかな? それは悩みなのだろうか、とか (ま、たまには、やんなることもあるだろうけど)

そして、自分の生涯をかけてつかまえようとしている、そんな大事なことを、秀子のちょっとした一言でやる気に変えたり、発表の記者会見 (いきなり飛躍しすぎ) でのスピーチに用いよう、と思うこと自体もありえんわなぁ、とか

あれ   

けっこう、物語の中核になる部分が、  じゃん。  


でも、そこに疑問を抱くと、TV全体が楽しめなくなってしまうので、つとめてさらりと、好意的に見るように心がけたので
( なんたって、脚本の岡田恵和さんはW大の先輩だし、『おひさま』 面白かったし、せっかくKのこと取り上げてくださるというので、昨年から多大なる期待をして放送を待ちわびていたんだから、なおのことよく思いたいではないですか。
たぶんストーリー的に、一時間ドラマで制約があったから、難しかったのだと思います。私には到底、書けませんしね。)


ドラマ最後の方で秀子が、Kの降るような満天の星空を見上げながら、かかってきたケータイでドイツに行っている娘に

 「たまにはKに帰っておいでよ。
Kは、いいところだよ。・・・ お母さん、ますます好きになっちゃった。」 


とつぶややき、 向こうの方には舅と夫が優しくそれを聞いている、という見せ場の場面では、ちょっと心配してたことなんですけど、涙が出ちゃいました。



 この手のドラマにありがちな、過疎や若者の流失など、山間部が抱える問題とか、都会との比較ではなく、
そこに暮らす人々の、ごくありふれた、普通の日常を描きたかった。

そしてそこに生きる人々の、日常にある幸せ、    

大切なものは、ちょっと目先を変えるだけで実は、普段は気が付かない自分の足元にあるんだよ、ということ。
そして、自分の住んでいる場所がもっと好きになる、   

そんなことを描きたかったという、脚本家岡田恵和さんと制作したNHK長野の、ドラマ・コンセプトは、

ドラマを見る前に読んで、これはちょっとヤバイでしょ、みたいな、身につまされるものを感じていたんですが、

予感、的中 


つまりは、この涙とは、 「感激した」 とかいう、単純なものではないということ。

ぶっちゃけた話、大好きでもあり、嫌いなところもあるのが我がふるさと。

そこで暮らしている人たちでないとわからないことでもあり、
暮らしていても、感じる人といない人がいるだろうな、とも思うことでもある。


夜空にまたたく、降るような満天の星。         


Kに戻ったころには感激していた風景も、いつしか当たり前になり、
近頃は星を見ることすらしていなかったな。 (星がきれいだと言われる冬なんて、外で見てたら凍っちまうぜ~  

で、このドラマを見たからと言って、これから急に星空を見上げることになるとは思えないけど・笑、

何かを考えさせてくれるきっかけには、なったかもしれません。



NHK長野で初めて製作したという割にはよかったという評判ですし、
全国的にどのくらいの方が見てくださったかはわからないけれど、

少しでも K (あるいは信州) はいいところだなぁとか、行ってみたいなぁ、とか思ってくださった方がいるといいなぁと思います。   




 写真冒頭は、『NHKステラ・特別版』(見開きで4ページのリーフレット) 表紙。
うちによく来る電気屋さんに、宣伝用に店に来たものだと言って、放送終了後にもらいました。

以下、中身。 



『おひさま』 でお世話になった信州の人たちに少しでも恩返しがしたい、との思いで岡田さんは脚本を書いてくださったようですが、
ドラマ制作は、 NHK長野が推進している 「星空プロジェクト」 が計画、依頼したものかもしれませんね?

星空の特にきれいで、東京大学の天文台があるというので、Kが舞台となったのだと思います。



 【 付記 】

 東京大木曽観測所 
東京大学大学院理学系研究科附属 天文学教育研究センター (略して東京大学天文センター) の「観測所」として、1974年に長野県木曽郡木曽町(当時は木曽郡三岳村)に開設された。
日本最大の105cmシュミットカメラを運用しており、このクラスの大型望遠鏡は世界でも3台しかないと言われている。
学外の観測者にも共同観測に利用されている。

< 一般公開 >
木曽観測所は、「銀河学校」として高校生を対象にした教室を開催している。
またサイエンス・パートナーシッププログラムの一環として「星の教室」と呼ばれる講座が中学高校生を対象として開催している。
・特別公開は8月上旬に実施しており、隣接する名古屋大学太陽地球環境研究所木曽太陽風観測所との共同開催。
・木曽観測所の 「一般見学」 は、年末年始を除いて、構内見学は自由。
観測所の施設内は、ドーム観覧者室、展示室などの見学が、冬季(12月~3月)を除いて自由に見学が可能。おおむね、午後0時~午後4時 (夏季は、午後5時まで)まで。

▼住所:〒397-0101 長野県木曽郡木曽町三岳10762-30
東京大学大学院理学系研究科附属 天文学教育研究センター 木曽観測所
TEL:0264-52-3360 FAX:0264-52-3361
▼アクセス
- 自家用車:国道19号線「元橋」T字路より約20分。
- タクシー:JR中央西線木曽福島駅、あるいは上松駅から約30分(4000円〜)。
- バス:それぞれ1日数本ですので御注意下さい。
・JR木曽福島駅前から、おんたけ交通バス「王滝」「赤岩巣」「木曽温泉」「御岳ロープーウェイ」行き乗車「橋渡(はしど)」停留所下車、徒歩6km
・JR上松駅からおんたけ交通バス「焼笹」行き乗車「焼笹」停留所下車、徒歩5km

※ 以上、ウィキペディア、上記リーフレット、木曽観測所HP等を参考にさせていただきました。



 ネコタが中学2年の時にできたみたいですが (あら!? アルフィーと同い年!!)、 未だかつて、一度も足を踏み入れたこと、ないです。  

テレビでは、道路の途中に 「関係者以外立ち入り禁止」 の札がかかってましたし、ほんとにそういう場所はちゃんとあるみたいですが、ルートが違うのか、自由に見学できるみたいですね。
いつか行ってみたいです。 
ドラマの舞台になったので、興味のある方たちにぜひ尋ねてみてくださいねって言いたいけど、
星の観測ができるとこだから、かなり奥の、不便なとこ  と思います。

現在は木曽町、となっていますが、開設当時は隣の村だったところなので、麓の街に住んでいる秀子が簡単に通勤できるようなところではないような・・・


 ちなみに、TVで高いところから見下ろした街並み (町の全景) がチラッと映っていましたが、あれが旧木曽福島 (現在のK町) 、ネコタの現在住んでいる町です。  きゃー、本邦、初  コクハク  

なぜ伏字にしているかというと、観光とか遠方よりの客を対象としていない町のごくフツーの店なので、特に店の宣伝をしていないのと、
とりあえず、普通の一個人として、個人情報保護のため (明らかにわかるのであんまり意味ないかも、ですが・笑) で、決して田舎で恥ずかしいとか、そんなんではないです。
( 信州の他の地名はすべて伏字にしていないのと、対外的には 「Kのネコタ、あるいは○○屋です」、と場所を明確に伝えています。店関係は居城地区を言うのは常識。個人的にはそう告げると、みんな、Kから“わざわざ”来てくれたとか言って、大事にしてくれます・笑 )


 あと、秀子と友人(林マヤさん) がお茶していたテラスは、町の公民館の裏に、イスとテーブルを置いていました。( 後ろを人が時折とおっていましたが、あれは不自然。なぜって、Kの街中、人がいません。いてもみんな車で移動するから、歩いてなんかいませんもん。 

この大ホールで番組中の講演会が開かれていましたが、その大ホールは、ネコタも参加しているピアノ発表会に使わせていただいたところで、かつて町のエアロビクスで使っていたり、K学講座などを聞きに行ったり、町民によく利用されています。

 それから、オールKロケということで、秀子たちの住んでいた民家も、どこかの本物の家を使ったようですが、「どこだろうね?」 とみんなで話していて、わかりません。

キノコ採りをしている秀子と井坂が出逢う場所にチラと映っていた 「池、もしくは沼」 は、あのあたりかなぁ~、と言ってる人はいますが、どうなんでしょうか?

ちなみに、Kの主婦もしくはオバサンみんなが長靴を履いてキノコ採りしているわけではありません。   
むしろ、若い人? は、ほぼしてないと思いますが・・・。
( Kでは、10~20代の若者があまりいないので、30~50代はまだ若者、60代でも、7、80代のホントにお年寄りからしたらまだ若い、と思われてます。
そう考えると、いいところ? しかし、下がいないので、いつまでも現役でいなくてはならないので、一概にいいとも言えませんが。)


 町民エキストラは、ほんとにちょっとしか映らなかったので、知人の参加した人に聞いた話によると、
「一日拘束されて、色々細かく指示されたりしたけどがんばったのに、たったあれだけ    」
と、がっかりしたという話も聞きましたが、まぁ、撮影なんてそんなものなので、気持はわかるし気の毒だけど、仕方ないかな? という気もします。

書くのも、たくさん聞いても、実際に文章になるのはほんのわずかな部分だったりする事が多いので、たまに出来上がったものを見て、自分の記述が少なくてガッカリされることもあるし、
逆にそこまで詳しく書かなくても、と聞いているときに懸念されたり? もするけど、

1つの結論なり表現を導き出すためには、背景に沢山聞かない (調べない) と書けないものなのでして、これはもう、仕方ないんです。
( あと、書いてる人はたいがい好奇心、探究心が旺盛なので、少しでも興味を引いたり疑問? に思うと、何でも聞いてみたくてたまらなくなるので、つい細かく聞いてしまうのです。 )

その、枝葉の部分、氷山で言うと海底に沈んでいる部分 (氷山は上に出て見えている部分より、底に沈んで見えない方がずっと多い) こそが大切なので、わかってくださいね。 

でも、最初は懸念していた人なんかが出来上がったものを見て、あれがああなったのかー、とか、よくまとめてくれてあって、とか感心されたり喜ばれたりしたときは、自分で書き上げられた瞬間も嬉しいけど、

それよりももっと嬉しい、至上の喜びです。      







ちょっとお疲れ!?・・・(^^;)

2014年01月20日 | その他 色々
さてさて、その後どうなったかなー、なんてチラと思ってる人もいるかも、なので(そんなやつぁーいねーか・笑)

色々の? その後のご報告を。



 高橋忠治先生の出版記念会の報告 
 1/10に書いたように、翌日校正原稿が届いたのだけど、何も赤が入ってなかった。  

変だなぁ、『スポット』 の担当が終わってから2年、私は 「校正」 のやり方を忘れてしまったのだろうか? 

と思って松永さんに電話してみると、「直すところは特になかった。あれでいいと思った」 とな。 

ひょ、え~~~  ホンマかいな。 それはありがたい。

案じていたので嬉しかったが、こちらの方では直したい箇所があったので、そこを直しにかかったのだが、数か所あった訂正または書き加えたい箇所の、1つだけどうしても、どこに入れたらいいかなかなか決めかねるものがあった。

で、たったひとつの、わずかな挿入部分のために考えながら  待つこと、数日。
やっと1/16日に、完成形の訂正が入った(赤入れした)原稿を松永さんに送りました。 

長いと、細かいところにこだわる余裕がないが、短いものだと、やたら細かくこだわってしまう。




 そしてその間、くれよん同期会の詳しいご案内 (時間と場所、金額などをかいたもの) を、やっぱ印刷物としてちゃんと送った方がいいと思い、参加人数や参加形態は確定したので、その報告も兼ねて作成にかかる。


前回、こんなんは朝メシ前のお茶の子さいさい、どーんなもんでぇ 

と、一人悦に入っていたのはそこまで、で、

実は、そのあとの方が、ずぅーーーーーっとタイヘンなのであった。  


場所は東京近郊の某温泉ホテルで、以前も書いたようにすでに宴会と宿泊の部屋を押さえ、宴会の料理コースなども頼んであったが、

詳しい人数や部屋数の報告などと、それからこちらも確認したいことがあったので、何度か電話を入れる。

出席するメンバーのうち、宴会のみで帰る人が一人、泊まるけど翌朝朝食をとらずに帰る人が一人、そして一人、お姑さんが具合が悪くて、場合によっては急に欠席もありうる、という人がいたので、

それぞれの場合を設定して、一人一人の金額を出して書くことにしたのだが、

これがまるで、数学のお勉強。  

宴会のみで帰る人は向こうでいくら、と言ってくれたのでよかったのだが、
わかっているのは、宴会料金と朝食料金、そして全合計金額 (あと、2人一部屋の部屋代、3人一部屋の部屋代もわかっていたが、それは今の計算には関係しない)、

朝食は1500円だったので、取らずに帰る人からはその分お金を引いてあげたかったので、
それから、部屋が一人いくらと決まっていなくて、2人一部屋と3人一部屋の金額が違ったので、泊まる人全員から均等に取るようにするために、

いつ1500円を引けばいいのか、いつ人数割りにするか、というのを、最初何度計算しても合わず、 

もー、私にお金の計算をやらせないでっ!!     (中高時代から、ちょーの5倍くらい数学が苦手でキライな人)
と心の中で悪態をつきつつ、  

よほど母に聞こうかとも思ったのだが、ちょぃくやしかったので、できる限り自分でやってみようかなぁ~と、翌日家で、気持ちを落ち着かせてやってみた。

そしたら、何度目かに、やっとのことでできたんだけど、  

・・・ぐったり。  

おまけに、通常タイプと、前日までに一人キャンセルした場合と、当日キャンセルとなって食事のキャンセル料が付いた場合との3通りを出したので、エレーづがれだ。    



喜び勇んで、みんなへ通知を書き (A4で、案内が一枚、金額の詳細が1枚) 書く方は得意なので、すぐできて、
間違いがあっちゃ困ると、何度も見直し、いざ印刷 

と思う段階になって、それぞれの計算は合っているのだが、キャンセル料が付く合計からつかない合計を引くとキャンセル料金になるはずなのにならない!  ということを発見してしまった。 
( ついでに、ここで初めて部屋代も加味して計算してみたら、総合計金額より安くなったので、ますますもって    ワケわかんなくなった。  )

さー、タイヘン  

仕方ないのでもう一度ホテルに問い合わせると、これまで3回ほどかけたうち、今までは女性ばかりで、しかもその都度別の人が出たのだが、
初めて男性の営業の人が出て、「ちゃんと見積書を出します。」 と言ってくれた。
( 結局、キャンセル料金4000円と聞いていたものは正しくは4300円だった。そして、私のしていた計算とは別だが、部屋代が理由はわからないけど割引になっていたことも判明。)

そして、直前キャンセルもありうるとか、そうした場合3人部屋に二人で泊まるので、一人頭の金額がものすごく高くなってしまう、などの色んな事情?や困ったつぶやきをつぃ、こぼしてしまったせいか、
それなら、朝食を1500円のお膳にして料金に含むやり方ではなく、朝食なしにして、カフェでそれぞれが好きなものを取って各自清算する、という方法もありますよ(しかも、飲み物は無料で、ワンプレート色々取っても600円位で食べられるとな)、と教えてくれた。


そういえば、詳しくはないが、朝食なしというのはどうかとその前にも一度だけ聞かれたのだが、(統率が)面倒だからいいです、と言っていたのだが、
そちらの方が安いだけでなく、

私が一番困った、数学の勉強みたいな計算、1500円の朝食をとらない人の分をいつ引いて頭割りにするか、という計算はしなくても済んだのだ。 


あーーーーーーーーーーっ それに最初に気づいていれば・・・・・・・・・・。     

今までの苦労はなんだったのか。   


             


実は計算が合わずにイライラしているとき、何度メンドーだから、朝食食べない人からもお金もらおうか (お金持ちの子だし、私に悪いと思っていいよって言うだろう) とも思ったが、

根が正直者で親切なので 

あと、計算できないからというのが悔しいというかハズカシくて (たぶん、フツーの人は難なくできるのだろうと思えたので) 

がんばって計算したのだ。  


あ~あ、

結果としてはトクしたんだけど、時間と労力を無駄に使って大損した。    


と、ゆーハナシを、悔し紛れに延々と夫にしたら、案の定、ニヤニヤしながら

お前ホントに足んねーなぁー。 

脳ミソ、ソラよりちぃせぇーんじゃねーの? 
こいつ、けっこう(ずる)賢いから、お前より、よっぽど頭いいよ。

と、自分の膝枕で気持ちよさそうに寝ているソラの頭をなでながらぬかしやがった。


夫には、この類のことはしょっちゅう言われているのだが、なんかもっとものような気がして、
きゃはははは・・・      と、いつも大笑い (照れ笑い!?)。

こんなこと、もしも夫以外の人物 (もしくは信頼関係にない人) に言われたら、ぶんなぐってるか、一生許さないかのどちらかですが、

そこはまぁ、許せるというか、100%もっともだとは思わないが、言えてる部分もあるわなぁー、というか、

なんかそれよりも、ひたすらおかしくて笑ってしまう。

計算ができないとか、ぬけていることに関しての自分なりの言い訳もちゃんとあるのだが、それは別の機会に。



まあ、そんなこんなで、『案内』 を送るのが大変遅くなったが、ついでにせっかくだから、 『木曽オリオン』 の宣伝を、わざわざカラー写真入りで別に一枚作成して(これがまた、昨日半日がかりで作った) 同封した。

昨日の夕方に、私と外国在住のO(にはメール添付したので) を除く7人に投かんしたが、日曜は郵便の集配がないため、着くのは明日の予定 (放送日のギリギリ前日) である。



 そして、例の新年の我が家のお片付けだが、

午前中は、家で、フィッツケースの整理と断舎離はあらかた終わったので、衣類はまだ全部が終わってないのではあるが、とりあえず中断し

今度は書斎に取りかかり始めたが、

これがまぁ、1年たったらハンパなくヒドくて (とゆーコトは、普段あまり使ってないも同然なのだとは思う ← この部屋が必要なのはごくわずかであるということ。でも、ないと困るというシロモノ) 何から手を付けていいのかわからないほど。    

でも、始めなければ終わらないので、ぼちぼちと・・・  



それにしても、くれよん同期会の案内作成ににあまりにも労力を使ったせいか、

疲れが全然取れない私。 


でも、後が色々とつかえているので、体にムチ打って  コレを書いてます。  



みなさま、こんなネコタに愛の手を。

アーメン。  

なんのこっちゃ 

単なる、愚痴、もしくはボヤキか?  




 寂しいので載せる、意味なし写真・笑


『 Ted 』 の映画のDVDにおまけ? でついてきた (とゆーか、マスコット込のお値段。カワイイから、つい、おまけ付きを)、エプロンテッドのミニマスコット。 (このエプロンしている映画のシーンは、必ずしもかわいくはないのだが、それを忘れて・笑) 
キッチンカウンターの隅。


あの、下着のブランド? ワコールで数年前にもらったクリアファイルが出てきました。
ブラねこシスターズ!?がカワユイのだ。     男性諸氏、何も考えずにサラリと見てください。

けっして、頭がパープリン (おー、なつかしいコトバ・笑) になっていて載せたのではありません。  





 『 木曽オリオン 』
1月22日(水) BSプレミアム 後10:00〜10:58 (全国放送) 
( 1つ前の記事参照 )  よろしくぅ~~~!!!






NHK長野放送局制作ドラマ 『 木曽オリオン 』 が  1/22(水) 放送されます!!

2014年01月18日 | その他芸術(舞台、映画、TV等)
《 緊急告知 》 



 NHK長野放送局制作ドラマ 『 木曽オリオン 』 1/22日(水)BSプレミアム  放送のお知らせ。


みなさん、 ビッグ☆ニュース  ですよ。               

ネコタの地元、K町(この期に及んで、しちこい・笑)のドラマが 「全国ネット」で放送される んですぅ~~~        



連続テレビ小説「おひさま」で日本中を“信州旋風”に巻き込んだ脚本家・岡田惠和(よしかず)氏が、 再び信州を舞台に書き下ろしました。
輝く満天の星のもと、平凡な毎日を送る主婦と宇宙研究者たちの、おかしくもそこはかとなく温かいふれあいの物語です。

 あらすじ

長野県K町で暮らす征矢秀子(和久井映見)は、夫の博(相島一之)と義理の父親、和夫(秋野太作) と3人で、平凡な毎日を送る主婦。少々暇を持て余していた秀子のもとに、地元K町にある天文観測所で「まかない」の仕事をしてほしいという話が舞い込む。
一度も訪れたことがなかった観測所。 そこで出会ったのは、世界で初めて「ショックブレイクアウト(超新星爆発の瞬間)」を捉えようと、夜ごと観測を行う若きイケメン科学者、伊坂輝夫(大東駿介)や、望遠鏡のメンテナンスなどを行う、いつも一緒の3人組(田中要次・梶原善・皆川猿時)などちょっと変わった面々。
初めての観測所の仕事に戸惑いながらも、研究者たちとの、奇妙でそこはかとなく面白い交流の中で、 平凡だったはずの秀子の生活に少しずつ変化が…。

 制作にあたって

『木曽オリオン』で描くのは「誰もが感じられる、小さな幸せ」。
信州、特にK町では夜、満天の星が 広がります。その美しい星空を見るため、県外からは多くの人たちがやってきます。ただ、地元で暮らす 私たちにとって、その星空は当たり前のもの。普段はなかなか気にとめないものでもあります。
そうした信州の星空のような、自分のすぐ近くにある魅力に、何かのきっかけで気づくことができたら 普段の暮らしも、ちょっと豊かになるのではないか。
そうしたことを感じてもらえればと思います。
(NHK長野放送局)

 脚本執筆にあたって

「おひさま」でお世話になった長野県の皆様へ少しでもご恩が返せたらと、 その思いで書かせていただきました。
人は自分の暮らす場所の魅力には、 なかなか気づきません。
少し生活の角度を変えてみることで地元の新しい 魅力を知り、もっと自分の居場所が好きになる、そんなドラマです。
和久井さんをはじめ超一流の俳優さん達に集結していただき、とても豪華な ドラマになりました。
日本中の方に是非観ていただきたいと思っています。
(岡田恵和) 

以上、私がまとめるよりも要点よく書いてあったので、番組HPより転載させていただきました。深くお詫び申し上げます。   
(読みやすくするための改行は筆者。また上の写真も番組HPのものを写真に撮らせていただきました。)



天文所の技術研究員には、K町出身の個性派俳優、田中要次さん(写真:後列右から2番目)が、秀子の友人には信州上田市出身のモデル林マヤさんが出演するのにも、注目ですよ。 


ふむふむ、ネコタはこんなトコに住んでおるのかぁ~、って思ったり、Kの自然などを楽しんでほしいです。 


また音楽は、前出『おひさま』、映画『宇宙兄弟』などでおなじみの渡辺俊幸さんが、全て番組のために作曲したという美しいメロディーで全編が彩られているそうで、楽しみですね。



もう一つの見どころとして、町民のエキストラも多数参加するんですよ。

町内ロケが行われていた昨年10月、町の広報でエキストラ募集を再三耳にしていて、エキストラはともかく撮影現場を見てみたいなぁと言う気持ちはあったので、もしも「見学」だったら応募してたかもしれないんですけど、
エキストラとなると、参加するのも恥ずかしいけど、TVにうつっちゃったりしたらなお恥ずかしいからやめようと思って、色々考えて、すごぉ~く迷ったんですけど、残念ながら応募しませんでした。(ミュージカルの舞台を本気で目指してた人とは思えぬ発言ですが・・・  )

同じころ、このドラマに関して、NHK長野が製作する初めてのドラマ、ということもあり、何日も毎晩、NHK長野 『イブニング・信州』 で登場する役者さんの紹介やロケ風景など、色んな特集を組んでは放送していて、ドラマ自体に関心が出てきたのと、エキストラの場面も映ったのですが、知っている人がちらほらいて楽しそうで、あ~あ、応募しときゃよかったかな、と少しだけ後悔したのでした。 


しかーもぉーーー 

 脚本を書いた岡田恵和さん、たった今わかったんだけど、1959年生まれ、W高校を経て、ネコタの出身大学であるW大人文学部 (しかも同じ学部。って学部が二つしかないuniversity・笑、なので、かなりの確率で同じ学部かも) の先輩でした。中退みたいですけど、いっこ上なだけだから、ひょっとしてキャンパスですれ違ってたりして・笑。
び、び、び、び、びっきゅりぃ~~~  

奥田恵和さん、大学の先輩で、『おひさま』の脚本家だったってもっと前に知ってればなぁ~。お会いしてみたかったなぁ~。

あ、脚本家だもん、町民ロケの時にいるわけないか・笑。

田中要次さんも実物には会ったことないので、ちょっとだけ会ってみたかったんだけど、町民エキストラが出る撮影の日はいなかったという話でした。



ま、そんなことはどーでもいーんですが・・・。 


みなさん、ぜひ見てくださいねっ。      今スグ録画予約を  


 
『 木曽オリオン 』 

【放送予定】
1月22日(水) BSプレミアム 後10:00〜10:58 (全国放送)
【出演】和久井映見、大東駿介、田中要次、梶原 善、皆川猿時、秋野太作、相島一之、林マヤ ほか
【脚本】岡田惠和
【音楽】渡辺俊幸
【制作統括】中野清治、遠藤理史
【演出】二見大輔
【協 力】長野県K町、東京大学K観測所 ほか



 こちらで、制作秘話、出演者情報等、見ることができます。 リンク貼れないので、コピーして検索くださいませ。 

《 番組制作日記、撮影に関する動画など 》
 http://www.nhk.or.jp/nagano/kisoorion/
 http://www2.nhk.or.jp/pr-movie/detail/index.cgi?id=08_0107
 http://www.minp-matome.jp/pub/53E4B017-93B6-4C60-9540-DCEA3E4AD4EC

《 東京大学K観測所HP 》
 http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kisohp/






毎日、ものすごく寒いです

2014年01月15日 | その他 色々
どのくらい寒いかというと、外はたいていいつもO度以下なのです。 


とにかく、全国の皆様には、その極寒の感じ、わからないでしょうねぇー。  

今朝、あまりに寒いんで家の中の玄関とこで、もしかしてマイナス? と思って温度計見たら、でも3度でした。

なぁんだ。 もっと寒いかと思った。

でも、寒いとテンション下がります。  

家事とか、何もやる気が起こりません。 



まだねぇ、家の中でダウン着るほどではないけど(笑)、廊下が寒いからトイレに行きたくないとか、 

歩いて帰るのに寒すぎるから家に帰りたくないよー、とか 

お風呂に入るのに、当然一瞬ハダカんぼうになる訳ですが、湯船につかるまでが寒いので

「うー、寒い寒い」 と言いながら入り、温度差が激しいため、さいしょ湯船は異様に熱く感じるため、

同時に「熱い熱い」 と言うので、略して!? 

「うー、あちぃ、さむい、あちさむい、あちさむい・・・」 と言っています。 by 「にゃー語」(猫田ジャレの造語)

( 他に、以前書いたかどうか、 「さみぃ、さみぃ、サミー・ソーサ」 とか、親父ギャグもあります。
オヤジギャグは他に、「うー、ハラたつ、原辰徳。」 とか、「猪突猛進、ちょっとっつ(ちょっとずつ)猛進。」 「討論ポイント、トロっぽい人(←考えたのはくれよん同期のApとやめちゃった女子のDですが)」 などもあります。 これらは恥ずかしいので心の中で言ったり、一人の時につぶやく程度ですが、他に替え歌も得意? ですが、それはまたいつか。  )




うちの父は、昔から、冬は寒いからお風呂に入りたくない、といいます。

寒いからこそ、温まるために風呂に入るものだと思うのですが、

入る前に一瞬ハダカになるとき寒いからやみたいですね。 



造語と言えば、うちの父は詩人なので (笑・ウソですが、詩人とちゃかす理由は長くなるのでまた今度) 私よりも沢山造語を作っています。

例えば、竹でできた熊手のような農作業道具があるんだけど、あれのことを父は 「ごまざらえ」 と言います。

たぶん、ゴミさらい、が父流になまったものと思われます。

あと、脚立のことを父は 「せいつぎ」 といいます。 自分の “背に継ぎ足して” 使うものだから、という意味だと思います。

きゃー、これを書いている私も、おかしくて噴出しています。 

「ごまざらえ」 も 「せいつぎ」 も、そんな日本語なんてないし、方言でもなさそうだから、お父さんの考えた 『造語』 だ! 
と言うのですが、「そうかぃなぁ?」 と納得してない様子。  


 注目   その後の情報。
もしや、と思いPCで検索してみたら、さすがに 「せいつぎ」 はなかったですが、
な、な、な、なんとぉーーーーー            

※ こまざらい【細杷い】とは。
歯が細く長柄のついた竹または木製・鉄製の 熊手。田畑の土を砕いてならしたり、落ち葉などをかき集めたりするのに用いる。このは かき。こまざらえ。 ( goo辞書より)

と、出てました。正しい日本語だったのね。
きゃー、父゛りん、小ばかにして、ごみんなさい。    



それから、耳が遠いので、よく人の言ったことを聞き直すんだけど、まるでウケを狙っているとしか思えないような、とんでもない聞き間違いをします。(本人は至って真面目)

それでいて、「お父さんがさぁ」 とか、父に関する 噂話(悪口?) などをちょろっとでも話すと、隣の部屋にいても反応します。 

なぜ、近くで喋ってもとんでもない聞き間違いをするほど耳が遠い人が、あんな小さい声で、しかも遠くでしゃべっているのにちゃんと聞こえているのか、ホントに不思議。 



あとはねぇ、人の顔を変わった例えで表します。

「狆(ちん・犬の種類) がハクションしたような顔」 とか、

「地豆(ぢまめ・らっかせいのこと) のような顔」 とか。

でもね、それがホントにその人の雰囲気が、“そんな感じ” だからオカシイんです・笑。

しかも、ニヤニヤしてふざけて言うのではなく、ほんとにそう信じ込んでいるらしく、大真面目に言うんです。

そういえば 故福田赳夫(たけお)元首相のことは、「磯野カツオくん」 と呼んでました。

あの、「サザエさん」 の漫画に出てくる元気のいい丸顔のカツオと福田元首相が似ているとはとても思えないのですが、なんとなく、言葉の響きでそう思わせるところがスゴイ・笑。 

私は、スルメのような顔だと思うんですが。

うちの父は、顔がしょぼくれていて、ちょっと福田首相に似ている気もします。(てことは、私も似てるのか? 父に顔も性格もクリソツな私・笑)

うちの 「まさるさん」 (アルフィーの桜井さんと、字は違うけど同じ名前です。さくりんはああ見えて(失礼・笑)賢い「賢さん」ですが、戦時中に生まれたうちの父は、戦争に勝つために「勝(まさる)」とつけられたらしいです。) は、本人はいたって大まじめなのですが、はたから見ると本当にユニークで、見ていて飽きません。

そうそう、人に道を教えるのも大好きで、自分は住んでたのは50年以上前だけど、実家が松本だから、松本の地理に詳しいというのが自慢で、昨年9月に母の米寿 (数えです) のお祝いに浅間温泉に行ったとき、行きは義兄と姉の乗る車に両親が乗ったのですが、
東京の人間には、Kや松本の道はわからん、といって(こっちにくる行き帰りに、しょっちゅう国道○号、通ってるんですけどね) 車に乗っている間中 「まさるナビ」 がうるさかった(笑)と言って、義兄があきれながら参ってました。  

翌日の帰りは、姉たちはそのまま東京に戻ったので、両親は夫の運転する車で帰ったのですが、前の日にはしゃぎすぎて疲れたのか父は車の中で寝て行ったみたいで、心配したけど静かでしたが。 




あっ、ハナシが 大ソレ(ミオ・しつこい。笑)しましたが、    


その寒くてヤル気が起きない中、今日の午前中は洗濯 (排水溝が凍ってなくて、ほっ。) と、フィッツケースの中の衣類の整理整頓及び、 「断舎離」その① をしました。

なぜそうするに至ったかというと、きのう、出かける前に寒いので、あるものを身に着けようと思って探したら、見つからなくて困ったからです。

他にも、昨日は、ものすごぉーく大切なものが散々探して見つからなくて、大騒ぎ、困り果てたけど、それは今日見つかりました。 


なぜ、他に書かなくてはならない 「大切なもの」 が沢山あるのにこのようなくだらないことを書いているかというと、きっとアタマがパニクっているせいかもしれません。  

その状況説明や、「断捨離」 については、詳しくは続きます。 ホントか 




※ 断捨離(だんしゃり)とは、不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそう とする生活術や処世術のこと。





 ださしへ

至急連絡取りたいことあるので、メールください。 

左下ブックマーク、本家HPへ行き、トップページ右上メールマークより行かれます。
ださしのHPで、一生懸命探したけどメアド見つけられませんでした。
私はフェイスブックもツイッターもやらないので、ださしのそちらからは行かれないのです。ごめんなさい。

見つけてくれるといいのだけど。





『 万作の会 』   新春・狂言公演  1/8 まつもと市民芸術館

2014年01月12日 | その他芸術(舞台、映画、TV等)



1月8日に出かけていた、と書いたのは、こちらです。
( 自分でもびっくり。    17年分の思いが詰まっているせいか? な、長いです。    絵文字も少なく、ちょー読みづらくて、ゴメンなさい。  )


野村萬斎さんのファンで、たまたま見に行きたくて一人でチケットを取るつもりでいたら、従姉妹のK子ちゃんからもお誘いがあり、一緒に見に行くことに。

K子ちゃんも私も、できるだけ前の方の席が好き、というのはあるのだけど、
私は多少見やすさも重視したいタイプなのだが、
よくよく聞いてみたら、K子ちゃんは最前列で汗や唾まで飛んでくる感じが大好きらしいので、

私がチケットを取ったのですが、30分電話をかけまくってやっとつながったとき残っていた中で、前寄りが二つあって、今回取ったものより少し前だけどちょっと端の席もあって迷ったけど、
こっちのが若干後ろだけど見やすいかなーと思って決めたのだけど、もしかしてもっと前の方がよかったかなと、やや責任を感じていたけれど・・・、
( 一番いいのは劇場でチケットを取ることですすが、遠くて行かれないので、手数料もかかるし、電話つながるまでは根性だけど、劇場の人と相談しながら、残っている中で一番いいと思うものを納得して、ネットではなく電話で取るのが好きな私です。 )

行ってみたら、チケットを取る際、劇場の人に言われたとおり、能舞台のような 「張出し」 があり、

 こぉ~んな感じ。
( 「能舞台とは」 サイトより、写真に撮らせていただきました。  写真左は国立能楽堂。 )

前方の席が取り除かれていたので、思ったより全然近かったのと、  

出演者は、向かって左側にある 「橋掛り」 という廊下を通って出てきて、右手にある舞台の張出している部分で演技をするため(右写真参照)、

ちょうどその張り出し部分の真正面の席だったので、演じる人が一番よく見えるのでした。 
( 逆に、左側の席だった人は気の毒だったかも )




野村萬斎さん、
1997年度上半期(1997年4月7日 - 10月4日)に放送されたNHKの朝ドラ 『あぐり』 を見て以来のファンで (このドラマ、もっと前に東京のアパートで一人で見ていた記憶があったが、Kに戻って、結婚もしてた頃だったんだね。びっくり)
当時、ドラマストーリーや関連書籍、エイスケ(萬斎の役で、あぐりの夫、吉行エイスケ)関連の本、萬斎さんの著書、写真集などを色々買ったりした。

その後、一度だけ、1999年9月18日、長野のあれはメルパルクホールだった気がするのだが、萬斎さんの公演があったので見に行ってきた。

2度目は、2004年4月25日、塩尻のレザンホールにて 『塩尻能』 として能と狂言の公演があり、野村万作、萬斎親子が出演していたので、ちょうど昼公演だったし喜んでチケットを取ったのだが、
確かその日、姉の一家が来ることになったからだったと思うが、行けなくなり、泣く泣く友人に譲って、代わりに行ってもらった。 

その後、2008年にもレザンに来てくれたみたいだが、病気中で知らず、

元気になってからも、長野の公演だとあきらめていたので、

今回は実に、やっと、やっと見られる場所で・・・  


という、いきさつがある。

しかも、こんないい席で。  



今回の公演名は、『 万作の会・新春 狂言公演 』 というもので、

1999年に長野で見た公演と、たぶん同じスタイル。

野村萬斎の父、野村万作の率いる、狂言を広く世の中に伝えたり、新しい試みにも挑戦し公演活動を行っている 「万作の会」 の公演で、

萬斎曰く 「豪華無料パンフレット(冒頭写真左)付・笑」 で、 狂言の演目の前に、野村萬斎による 「解説」(狂言講座と、演目の解説で、99年の長野では 「狂言おもしろ講座」 というタイトル) があり、

狂言を初めて観るというような観客でも、とっつきやすい工夫がされている。

私も、狂言自体は、他に学生時代に前進座で狂言と歌舞伎、そして隣村のY神社で2001年の神楽殿の完成に伴って泉元彌さんが呼ばれて行った奉納祭とで、これで見るのは4回目なのですが、
狂言を見たのは久しぶりで忘れてしまっていることも多いため、非常にありがたかっただけでなく、
カッコいい萬斎さんが、こんなに近くで見られて、しかも狂言のノウハウ?をわかりやすく解説くださり、何だか申し訳ないほど、贅沢な気分になった。

そして、カッコイイだけでなく、時に笑わせてくれる萬斎さんのおしゃべりで、狂言というちょっと敷居が高そうな舞台を、緊張して見に来る私を含めた観客たちの気持ちが、少し和らぐのであった。
( 萬斎さん、さすが「狂言」役者、人が舞台やおしゃべりなどを見て、楽しそうにしているのを見るのが大好きなんだそうです。下記、安藤優子との対談による。対談中にもかかわらず萬斎氏、安藤さんを笑わせるのに必死で、彼女曰く「おなかがよじれるほど」に、久しぶりに心の底から笑った、とも。 )






演目は、正月ということで、演技がよく、華やかなものということで、1つ目の演目は

『 末広かり 』
果報者(かほうもの・野村万作) が、来客に末広かり(扇) を贈ろうと太郎冠者(たろうかじゃ・高野和憲) を都に買いにやるが、末広かりというものを知らない太郎冠者は、騙されて古傘を買ってきてしまう。

屋敷に戻り、大喜びで古傘を主人に見せる太郎冠者と、困惑する果報者との掛け合いが笑いを誘い大変面白かったが、
次第に迎えるクライマックス、
お囃子(太鼓、大鼓、小鼓、笛)に乗り、二人して古傘の前後に重なり合うように、一緒になって飛び跳ねたり、片足だけで足拍子を取る「舞」の部分は見せ場であり、圧巻である。

万作さん、おそらく70代後半と思われるが、この力強さである。

場内、割れんばかりの拍手で、舞台で言えば幕が下りる(演目が終了する)のだが、

狂言の場合幕はなくて、役者は下手出入り口の 「揚幕」(あげまく・陰陽五行の五元素、「木・火・土・金・水」を表す五色の緞子(どんす)からできている) を上げて入ってきて、「橋掛り」(はしがかり) という廊下を通って、上手にある張出し部分の 「本舞台」 に乗って初めて “登場” することになるらしいのだが (他、舞台後方に下がりしゃがんでいるときは登場人物が “いない” ものと同じであるらしい) 

その、本舞台の上で、幕が下りずとも、音楽、台詞、舞などがやみ、演目が終了したと解る瞬間があるのだが、

その演目が終わり、二人が観客に背を向けて舞台を立ち去る瞬間に聞こえてきたのは、静寂を破るがごとき激しい息遣いであった。

よく、走った後などに思わず出るゼイゼイというような激しい呼吸のことを 「肩で息をする」 というが、その同じ粗さの呼吸を、いわゆる幕が下り、観客に背を向けた瞬間に、肩を揺らさないでしている様には、大変感動した。

この近さであるからこそ感じられる生の息遣い、そして、芸に賭ける役者魂。

あとで検索した野村万作は、御年82歳であり、その若々しさになおびっくりした。



その日は出たついでとばかり、
朝早くからコンタクトを調整するために眼医者に行き、暮れから気になっている郵便局にあることを尋ねに行ってからホームセンターでネコ砂を調達、そしてカラーリングをしてから大急ぎでK子ちゃんと合流、
その後はゆっくりお茶(ランチ)できたのだが、それから劇場に向かったので、超ハードスケジュールにいささか眠気が襲ったため、休憩時間に大急ぎでコーヒーを飲みに走る。


2つ目の演目に、いよいよ萬斎さんが登場するのである。2つ目は

『 業平餅 』
美男で好色の誉れ高い在原業平が供をつれ玉津島明神の参詣に出かける。途中空腹になり餅屋に入るが、殿上人のため金子(きんす)の持ち合わせがなく餅が食べられない。やがて業平の素性を知った餅屋が娘の宮仕えを願い出るのだが・・・

餅を食べるのに金子がいるのだと知る殿上人の浮世f離れした様や、金子の代わりに餅尽くしの謡で餅が食べられないかと願い出たり、餅屋の居ぬまに盗み食いをしたり、娘が登場したのちには、娘を妻にしたいと言い張ったりなどの、雅な二枚目とされる業平を滑稽に見せている点が狂言ならではの面白さであった。

クライマックスの、娘が被り衣を取った後の皆のリアクションにも大笑い。

見ものは、先ほどまで力強い演技で観客を魅了した万作が、老いた 「傘持」 としてよろよろと登場したとたんに笑いを誘い、最後までとぼけた傘持を演じきったこと、

きらびやかな装束を身にまとった萬斎業平が、美しくカッコ良かっただけではなく、間抜けであったことが一層の楽しさをそそった。

餅屋で業平が腰を掛けるシーンがあるのだが、まさに自分の席から業平が真正面。   
しかも、距離的にちょうど萬斎さんの目線のあたりに自分が座っていたので、もちろん、舞台に集中していらっしゃるので客席を向きつつ、まなこは見てはいないと思うのだけど、
役柄、まっすぐに前を見つめて反らさない視線に、嬉しいと同時にちょっと気恥ずかしいような気分に。    

うーむ、
なんてゴキゲンな席なんだぁ~~~         



前回はたぶん2階席とか、もっと遠くの席だったように思うので、こんなに近くで萬斎さんが見られて 大満足  でした。


狂言は、能や歌舞伎と違い庶民が主人公であるため、話が分かりやすいのと、言葉が平易であるので、初めての人にもわかりやすい。
また、基本的に観客を笑わせるためのものであるため、見ていても楽しく、面白い。

万作の会はたぶんどの公演でも 「解説」 をしてくれると思うのでよりいっそうわかりやすいので、機会があったらぜひ皆さんも、トライしてみてはいかがでしょうか?

予備知識が全くなくて行っても楽しめます。  

事実、ミュージカルや新劇はよく見るけど狂言は初めて、と言っていたK子ちゃんは、「しまった、予習してくれば良かったな~」 と劇場についてから言っていたけど、始まる前は家にメールをしていてあらすじも読まなかったのに、
ところどころ声に出して笑うほど、私以上にウケていて、「おもしろかったぁ~  」と言ってたのが、何よりの証拠です。 





まつもと市民芸術館 のスケジュールガイド 「mpAC」 表紙より
太郎冠者の野村万作(左)と、在原業平の野村萬斎



 おまけ
( 以下は寝坊したため午前中時間がなくて、店に持って来て写真を撮ったため、広い場所が畳の部屋しかなく、畳がバックです。すぃません。   )


行かれなかったが、2004年 『 塩尻能 』 チラシ(左) 
演目を見ると、 野村万作、萬斎による狂言 『清水(しみず)』 と、能が二つだったので、難しかったかも。

1991年に見た 『野村万作の世界』 の豪華無料パンフレット(右上) と、下は 江戸狂言ファンクラブ「yoiya2(よいやよいや)」(oの字は、万作、萬斎の頭文字「ま」の装飾文字で切り抜かれている) の申込書。

東京にいたら入ってみたかったが、遠いので残念。申し込まなかったために、手元に残った・笑

この時の演目は 『萩大名』 と、万作、萬斎による 『棒縛(ぼうしばり)』 で、『棒縛』 を見たのは前進座のそれと2度目。




野村満載のファンになるきっかけとなった NHK連続テレビ小説 『あぐり』(主演:田中美里) のドラマガイド(写真上段、右) と、左はドラマ小説。(共に1997年日本放送出版刊)

写真右下は、原作の 『梅桃(ゆすらうめ)が実るとき』 (吉行あぐり著、文園社刊)

左は 思わず買ってしまった 『吉行エイスケとその時代』 (東京四季出版)。あぐりの夫、吉行エイスケは小説家。子には、小説家:吉行淳之介(TVでは生田斗真くんが子供時代を演じていて、ちょーカワイかった。今、イケメン役者さんです)、詩人:吉行理恵(共に故人)と、女優:吉行和子がいる。



野村萬斎自伝 『 萬斎でござる 』(写真左、1999年朝日新聞社刊)
野村満載写真集 『 萬斎 』(右、1999年婦人画報社刊)

野村萬斎の生い立ちからこれまで、舞台などのすべてがわかる、ファンにはたまらない2冊。



自分で作った ファイル 『 BALLET MAN 』、『 狂言・歌舞伎 』 のスクラップブックより、


左上 野村萬斎、バレエ・ダンサー熊川哲也対談 「バレエのジャンプは狂言に通じる?」(97年『家庭画報』より) は、萬斎も熊川哲也も大ファンなので、とてもおいしかった企画で、今でも大切にしている記事の一つ。

当代きっての2枚目舞台人の対談だったが、当時クマテツは英ロイヤル・バレエ団のプリンシパルで、萬斎もロンドン留学の経験を持つことからも2人の会話が弾む。

一見相反する芸術に見えるが、共通点も多いというのが興味深かった。 

自分でもバレエをしていたので、舞台に立つ人の姿勢(立ち姿)や跳躍などの身体能力につい目が行ってしまう。
バレエではまっすぐ立つが、狂言はややお尻を突き出す感じ、バレエは飛んだ時の頂点を見せるものだが、狂言は空中で止まったまま石のようにドスンと落ちる、その落ち方を見せるもの、というのがナルホドと思った。

※ おなじく、ノートのスクラップには、安藤優子との対談 『マイクなんていらない!』(「週刊朝日」99.3.19号) で、やはり萬斎が同じようなことをしゃべっている。

写真左下は、同じスクラップの 「週刊朝日」『縁あって父娘(おやこ)』 より、野村万作と萬斎の妻千恵子さんのことが出ている貴重な一枚。 
( 日付は不明だが、万作氏65歳、長男萬斎氏30歳、夫人千恵子さん結婚2か月28歳、と書かれているので、年譜から割り出して96年8月頃と思われる。ムフフ。   )




書籍やスクラップはすぐに見つかったが、公演のチラシやパンフを見つけるのに一晩中? かかった。    なので、本日2度寝する憂き目に。  いや、たるんでいるからか 

ついでに思わぬものを見つけたりして非常にラッキーであったが、公演チケットだけは、ついに見つからず。

Kに戻ってから、東京時代に集めた、見たものはもちろん、見ないけど興味のあった舞台のチラシをためていたのを、プログラムは取っておくけど、チラシはいいや、とほぼ全部処分してしまい、あとでものすごく後悔したことから、その後は舞台関係、アルフィー関係のチラシなどはどんなものでも二度と一つも捨てまいと決めたので、

必ずどこかにあるはずなので、いつか出てくると思い、気長に待ちましょう。  



てか、何か書くとき、もの探しから始めたんでは、時間のロス、ありすぎなので、なんとかしたいのだが・・・

もしも小銭が入ったら真っ先にしたい、いや人を雇ってしてもらいたいのが、資料の整理、だな。


あーあ、昔は物はちゃんと出した場所に、その都度きちんと収めないと気が済まないほどの几帳面さで、いつでも人を呼べるほどに整理整頓が行き届いて、しかもスクラップブックを作るほどマメだったのに。  とほっ。




※ そういえば、舞台を見に行ったこの日は雨から大雪になってしまい、車で行って夜遅く帰ってくる予定だったので、母が心配して電話をかけてきたので、急きょ松本郊外にあるK子ちゃんちに泊めてもらい、翌日の昼頃に帰ってきました。
でも、怪我の功名、K子ちゃんと夜もゆっくり話せてよかったです。
(K子ちゃんが舞台前に一生懸命家にメールしていたというのは、私が泊まることに関しての連絡事項なのでした。)







近況 ・・・ 提出原稿、 その後 +α

2014年01月10日 | 本・文学・取材等
はっと気づいたら、 

またしても、間がものすごぉーく、空いてしまいました。  

昨日、高橋忠治先生の出版記念会の報告文を書き上げて 「とうげの旗」 編集長の松永さんに送り、ドキドキしながら待っていましたが、

今朝ほど
 
>いい記事ですね。猫田さんにお願いして正解でした。
>感謝です。

というメールをいただき、よかったぁ。 

ほっ  とするとともに、

ほ、ほんとですか    ありがたきお言葉に、じわぁーーーん。 


あとは、校正原稿が送られてくるのを待つのみです。


1/8に出かけていたので、一日は何もできなかったのですが、

その日を挟み、およそのものが出来上がったのが前日の7日くらいですかね?



大体いつも、どんなものでも書き始めの時は、うーん、書けない、書けない、ムズカシイ・・・

どーしよう???

と頭を抱えてもだえ苦しむ? のですが、

ええいっ 

なんでもいいから、とにかく書いちゃえー、と開き直って書き始めると、あれよあれよ  と、

途中つまづきつつも、ナントカ書き進められます。

(パソコンのワードまたはかつてのワープロって、簡単に文章が切り貼りできるので、ものすごい便利。未だ手書きの人がいるとはにわか、信じられまへん。特に私のように文章力、構成力に乏しい人には魔法の道具です。)


そして、書き上げた途端、その前段階の 「全然できてなくて苦しんでいた無の状態」 を知っているだけに、

我ながら、よくぞここまで書けたよなー、  うまいなぁー。 

すごいなーっ  

私って天才かも   

と、正直毎回思う。



でもって、合評会とかにかけられると、いつもこてんぱんにやられるので 

              

となって、あの自信は、どこへやら。      


立ち直れないくらい落ち込んだりするのが常で、その、繰り返しなのですが・・・   



こういうものは幸いなことに、合評会はないので・・・、
でも、提出して、返信を待つまではビクビクなので、

よかったです。 



たぶん、明日には校正原稿が着くので、
提出するまでにも、プリントアウトして直してはまたプリントアウトして直す (ワードのままだと直したほうがいい個所がわかりづらいのと、時間がたたないと冷静になれないので) を何度か繰り返したのちなのだが、
提出してからも自分でもまた2、直す箇所が出たし、どのくらい赤入ってるか、意外と   かもしれませんが、頑張ります。 




 そうそう、1月7日といえば、昼頃に同期のFから、

「くれよんの会、ほんとにやるなら、そろそろ来月の休みの希望を出すので、早めに知らせてね。」とメールが入り、
「(去年のうちに2/1~2日に確定だって言ったじゃんよぉー  と思いながらも明るくひと言) やるよー。   まだ、宿にははっきり申し込んでないけど、大きなとこだから、部屋なんて沢山あるでしょ。」 と返信すると、
「土曜は結構すぐ埋まるから、大変と思うけど早めに申し込んだ方が・・・」 と助言をもらったので、


こりゃイカン  

と、すぐさまお宿に、事前にHPでチェックしておいた料理や値段等を問い合わせて、ちょっと考えただけで即決し、参加最高人数8人を予定して男女、人数別に部屋を取り(減ったら後でキャンセルすればいいので)、
すぐに私と、去年の段階で参加できないと言ってきた外国在住のO以外の残り7人に、簡単な決定事項の詳細と、参加の最終的な有無を問い合わせるメールをしました。
(一斉メール、やり方を知らないので、仕方ないから一人一人に  ですが。ただし、ケータイだと、一度打った文字が次にすぐ出てくるので、PCよりも便利な点も。キーボードじゃないのは不便だけどね。)


うーむ、我ながら忙しい合間を縫って  手早いのぉーーー。  

やれば、事務処理能力、テキパキして、サイコー   


と、またまた自画自賛しつつ、悦に入る私であったが、  


だったら、もっと早くからやれっつーの。 


いつも、間際になりあわてる、懲りないヒト。   









今年の福は?

2014年01月05日 | その他 色々



日産の福袋。今日、ショールームにもらいに行って来ました。

昨年は必ずもらえる 「新潟コシヒカリ1Kg」 のほかには 「開運ティッシュBOX」 でしたが、今年は 「煮込みラーメン」 で、たぶん格がちょっとだけ上がりました。


この福袋、夫が車を買って3年くらい案内が来たのですがその後来なくなり、ここ3年でまた来るようになったので、
( そういうことをノートにつけてないため、本家HPに福袋のことを書いたはず、と辿ってみたら、たぶん2003年に買っていると思うので約10年前ですね )

たぶん、もうそろそろ車変えろよ、という意味だと思います。  
( あんなデカくて、燃費が悪くて色々不経済で、しかも私が運転できないような車、ほんとは早く変えたいんですれけどね、お金ないしね、夫はここまで乗ったら愛着が出てきて変えたくないとかっていうし・・・)


クジとかガラポンではなく、営業の、いつもお世話になってる近所のNちゃんが置いてある袋の中から選んでくれたので、この格上げにはどんな意味があるのか、と考えたりしました。

特に意味はないかも、ですが、物書き?の 性(さが)、人の言動の背景をつい探りたくなる人、なので。  

あと、左の赤い袋は、お子様用の駄菓子が入ってます。これが、大人のいいおやつにもなります・笑。


ついでに、自分の車のキーについてるリモコンの電池を変えてもらい、「ミュージック・ストッカー」(CDを録音しておけるオーディオ設備) のタイトルの出ないやつのタイトルの入れ方を整備担当の方に教えてもらいました。
( いつも「取説」読まない私ですが、今度ばかりはちゃんと見たけど、わかんなかったの。って言ったら、これ、たぶんわかりづらいと思いますよって言ってくれたぁ~。ほっ。   )

それでね、
古いCDだとタイトル、アーティスト名、曲名が出るのに、新譜のCDは、ノータイトルだったり、とんでもないタイトル、例えば 「クワガタ」 なんてのもあったな、が出たりするのは、コピー防止のためなのかと思ったら、

なんとー   

車のオーディオ設備の中に、単に車を買った後に出た新譜のデータが入ってないからなんですって。 

なぁんだ。 皆さん、知ってた?

最新式のナビを入れると、今まで出たアルバムのデータでノータイトルとかになってたものが、ちゃんとタイトルが上書きされて出てくるらしいのですが、2万位すると聞いて、やめた・笑。

自分、新しいのはほぼ ALFEE & Takamiy なので、古いものは曲名を覚えてないのがほとんどだけど、新しいのは大体覚えてるから、アルバムタイトルだけ、どれだったか探すとき大変なので (現在は録音期日が記録されているので、アルバム発売日から割り出して見当で探している) それだけでも自分で入れればいいもんね。

ちと、メンドーだけどね。 

しかし、車買って4年以上にもなるのに、もっと早くに聞けばよかったなぁー、ずっと不便で、何とかしたいと思ってたのに。

録音するたびにやれば簡単だが、さかのぼってやるのはメンドーだよー。 

と思う、買って4年もたつのに未だ自分の車のナンバーを覚えていない私。  



そういえば、その整備の人はたぶん初めて会ったような気がするのに、たまたま夫の車のナビが古くて、という話をしたら 「ご主人の車、○○でしたよね?」 と言って、車種を覚えていた。

「さー、どうでしたかね、そんなような名前だった気もするけど10年も前だから忘れちゃった。」

妻でも覚えていない車種を何でこの人は知ってるんだろ、と一瞬驚いたけど、さすがは車やさん  ですね、覚えていて、当たり前か。

それよりも、二人で一緒に日産ショールームに行ったことはたぶん一度もないのに、なんでこの人は○○に乗ってるのが私のダンナだってわかったのか、ほんとうに不思議。 

私でさえショールームに行くのは、夫の車の点検や何かの支払いの時、年に数回しかないのになぁー、なんで私のことも知ってるんだろ。  
( 私の車も日産で、Nちゃんに紹介はしてもらったんだけど、車検や何かあったときにはいつも、父の代からお世話になっている旧隣村の自動車整備会社と決まっていて、そこだったら小さいところだし、うちの店で重量税の印紙を買ってくれたり、付き合いも長いから、私のことはよく知っていてくれてて何ら不思議はないのだが。 )

店のお客でもさぁ、ご夫婦で別々に来るので、ある時スーパーなんかで二人一緒にいるのを見て、
あー、この人の旦那さんがこの人だったんだぁー  みたいなとってよくあるんだけど・・・。


というのが、ミュージックストッカーで 「ノータイトル」 とかって出る訳がわかった以上に、
今日一番びっくりしたこと、です。 

家に帰ってから、そういえば不思議、と思ったことなんですが、

でもよく考えたら、車の整備の人って何人いるか、また今までどんな人がいたかよく知らないけど、10年も通っていれば、例え年に数回でも覚えてくれるに決まってるか??? 



おまけ 

花と一緒に活けてある 銀色に塗られた柳の枝で遊ぶむソラチ。(左側の動いている白い物体・笑。右でただ見ているのはシロチ)



ブログで年内UPできなかった記事がたまっているのですが、
10日までに高橋忠治先生の詩集の出版記念会の報告を書かなくてはならないので、それまで少しお休みします。 

しかし、もっと早く書けばよかったぁー。メモも取ってたのに、かなり忘れてしまったよ~。      とほ。


でも、ガンバリまぁ~すっ   



 



Hello!! 2014年♪

2014年01月02日 | その他 色々


皆さま、明けましておめでとうございます。  

本年もよろしくお願いいたします。 




写真だとあまり豪勢に見えない、夫の正月料理 (いつもイマイチな夫の盛り付け  )。
前列真中は、母からもらった黒豆などの縁起物。
他に、新潟名物 「のっぺ」 (写真、前列左端) とまた違っておいしい 「母のお煮しめ」と、冷凍しておいたM茸入りの茶わん蒸し(夜)と同じく雑煮(昼・総て夫作)、がありました。


昨日は一日、寝正月&起きているときはダラダラ飲んで (笑・でも、疲れていたので、あんまり飲めなかったし、寝てた方が多かったかも?)

あっ   

と言う間に、「正月」(我が家は1月1日のみを指す) は終わりました・笑。

31日深夜は、正月のお飾りつけ (写真上) をするのがやっと、し残した掃除なんて、できるどころではありません。   


今日も、ホントは午前中から出勤するように言われていたのに、ダルくて起きられず、 
いつもと同じ午後出勤になってしまったため、新年早々から母に怒られました。  

いゃぁー、正直、暮れのお出かけ続きと、その後の毎日の大掃除で、なーんか疲れが抜けないみたいです・笑。

ま、自業自得、なんすがね。  



今日は午後から出勤になっちゃったけど、ちゃんと 「在庫調べ」 もして (ほんとは12月31日にしなくてはならないのだができないので、年明けにやる、年に一度の大行事)、 終わらせました。 

これが、正直メンドーでねぇ~。 

( 全商品は年に一度、酒類は、なんと3か月に一度在庫調べをして税務署に報告しなくてはなりません。規制緩和してあちこちに免許が下り、多大なる迷惑をこうむったんだから、申告の方も緩和してもらわないと、割に合わんです。ホント  )


在庫調べを終え、お茶を飲み、年内にUPしたブログを直し(31日~昨日にかけて、当然読んでチェックはしたが、文を実際に直す気力がなかった。メール返信もしてません・・・ゴメンナサイ)、 今に至っています。



新年に当たり、暮れに書いたように 「やる気は満々 」 だが、 

体がダルイ・笑。  

まあ、あんまり気負わずに、ぼちぼちやります。   




皆さまは、どんなお正月を過ごされていますか?

皆さまにとって幸多き、素晴らしい一年となりますように。

本年も、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。   




 お正月のにゃんども。


早速ネコどもに食いちぎられた 「アヤメの葉っぱ」。(右下) 


正月なのに、こんなところに行ってしまい・・・
 

その後、一人 “いじけぼ” しているソラチ。


のーてんき、シロチ。


おとーさんにだっこされ、安心、の“ふてぶ”シロチと、


連れてきてもらってやっと落ち着いた“いじけぼ”ソラチ。ふにゃん。


その夜、ラブラブべったりな二人。(左がシロチ)
 



 お正月に似合うので、こちらで紹介。


武道館で手に入れた、ファイナルシリーズ限定グッズの 「人形焼」(左) と、

「笑運三福神あるふぃー・しめ飾り」。  しめ縄は、本物のわらで出来ていて良い香りがします。
3人のそれぞれの愛用ギターがぶる下げられていて、
“歌う門には福来る” という意味の 『歌門来福』 という文字の木札がつけられています。

通常しめ縄などは、どんど焼きでお炊き上げして、毎年新調するものなのですが、これはもったいないので取っておきます。 

普通のしめ縄等以外の、ネコちゃんのついた鏡餅や、ミニ門松、熊手などの正月飾りも毎年とっておいて使ってます。可愛いし、もったいないもん。 


「大江戸あるふぃー甘味堂の人形焼」。  母は人形焼が好きなので、ちょっとご機嫌が直りました。   やっちゃんにもお土産 


しめ縄同様、“笑運三福神あるふぃー”、“歌う門には福来る”、“歌門来福”などの 『千社札』 のオマケつき。
 
こういうアルフィーの遊び心が大好き  です。 

※ ファイナルシリーズ限定グッズは他に、スマホ用手袋も買いました。
スマホ、持っていないし、持ってたとしても手袋のまま使用する機会はまずないと思われるのだが、リバーシブルで2デザインが楽しめるというお得感と、黒でシンプル、可愛くて安かったので、あとで後悔しないようにとりあえず買っておいた。  えへへ。 ← ホントにいらないものは、いくら私でも買いませんので、念のため。これは、まあまあ(失礼)だったから。
あとねぇ、『D.D.D!』 の時みんなで使用するピンクのグローブとか、『 聖夜 -二人のSilent Night- 』 のときに手にはめて振る銀のお星さまとか、自分はそういう演出効果用の小物 (たぶんその曲が出たころのコンサートで売ったのだと思う) を何も持ってないので 
とりあえず 「アルフィー・グローブ」 だから、代わりに気休めに?買ってみた、とゆーのもある・笑。

上記二つの小道具や 『Victory』 のフラッグとか、40周年記念で復刻発売されないかしら?  



 もひとつオマケ 

「秋ツアー・グッズ」 の 『ミンクファー・ブレスレット』 は、大のお気に入り   
本物のミンクと、チェーンには本革を編みこんでいるためお値段はいいけど、とってもキュートで、まさに私好み。 

ブレスとして使うとちょーカワイイのだけど、   ミンクボールと王冠のついたチャームがチャラチャラ動いてちょぃジャマになるので(笑)
普段はもっぱら、例の 『 Grateful Birth Ⅱ 』 バッグに着けて、愛用中。 (冬限定ですが)

春のレース付きミニタオルといい、このファーブレスといい、まさに 「ど真ん中」  で、ウレシイです。