猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

ピアノのレッスン、その後

2013年07月27日 | ピアノ・その他音楽
ピアノのレッスンは、特に用事や事情がない限り、ほぼ週一のペースで先生のお宅へ伺い、
教室でのレッスンは主には木曜なのだが、たまに急用が入ると金曜(双方が空いてる場合に限りですが)に変えてもらったりして、
たまたま昨日がレッスンの日でした。


前回載せた、指の練習をする教本 『 ピアノ・スポーツ 』 が、そんなに上達もしてないのだが、  
“とりあえず” 終了したので、(^^)v


6月20日から、ヴギウギっぽい練習曲に入りました。 ばんざぁーーーいっ   
レ・フレールの公演を聞いてから、ブギウギとか、少し興味が出ていたので嬉しいです。

軽快な音で、リズムにもノれる感じで、いいのですが・・・


でもね、元来のリズム音痴で、ちょー不器用なワタシは、  

そうはいっても、リズムに乗りにくいのと、

弾いていて、なんでこんなに不器用なんだぁ~~~    
      

と、ほとほとやんなるくらい、不器用です。


たとえばの例なのですが、仮に一小説に、
右手は同じ音で 「付点8分音符」 と 「16分音符」 + 4分休符、2分休符が入っていたとして、 その拍数の取り方で、まずつまづき、 

つい、2回でいいところを、つられて3回弾きそうになったり、

これに左手が同時に付くと、左手は4分音符が4つだけなのですが、冒頭の音を弾いている 1拍 のうちに、右手の2つの音を弾かなければならないのが、

まんともまぁ、むずかしぃんですワ。   
( ただでさえ、左の指の運びが、#も入っていて私にはとても弾きづらくて、スムーズにいかないのに・大汗。 )


皆さん、ネコタは、この程度のところでうろたえてます・爆。  

楽譜のあまり読めない方には、ナンノコトカ  かと思いますが、

ピアノはもちろん、その他楽器全般が バリ2 弾けて、

楽譜よむなんざぁ、朝メシ前の、お茶の子さぃさぃ、とゆー方は、
これを見てぶったまげて、  呆れ果てて、  笑ってください。 

えへへ。  


( でもね、こんなんですけど、夢は、いつか 優しくしてある楽譜ではない、ホンモノのショパンと、「レ・フレール」 の連弾を弾くこと、なんですぅ~。   きゃー。  せっかくだから、夢は大きく、ねっ。 (^_-)☆  ) 





 発表会メイン曲の 『 道 』( 高橋大輔トリノ五輪FP使用曲 ) は、
前回CDにはあって楽譜には載っていなかった部分を、どうしても弾きたいからと、先生に楽譜に起こしていただき、練習しています。

それでも、よくよくCDと聞き比べてみると、まだ、楽譜には足りない部分があって・・・
しつこいとは思ったのだが、また2、先生にお尋ねしてみました。

しかし、CDの曲だと、
このアルバムのコンセプトの、「高橋大輔 演技使用曲と同サイズ」 といううたい文句通り、フリーの長さの規定のとおりの、曲の長さが6分となり、発表会の曲としては長い(使用楽譜のもので4分ちょぃ)ということで、

繰り返しの部分や転調してあるところは省略して、
とりあえず、先生が楽譜を起こしてくださった部分を入れれば、「全曲調」(種類) は網羅できる、ということで納得して、ガマン?することに。 

先生、しつこく食い下がってしまってごめんなさい。 

あくまで、ファン心理として、大ちゃんがFPで滑ったものと、全く同じものが弾きたかっただけ、なんです・・・   きらん。

( それを先生にお伝えしたところ、ご希望なら、CDを持って来てくれれば、全く同じ楽譜を、発表会用のものとは別に起こしてあげますよ、と大変ご親切に言ってくださったので、とても嬉しかったのだが、そういうのがあるとまたアタマが混乱して間違いそうなので、あきらめることにしました・笑。 )


それよりも、その、新しく加わった部分がまだスムーズに弾けないので、それを練習する方が先決だぞっと。  

( 写真は、その部分を入れ、不要分を切り取って、うまく切り貼りしてつなげた、現在の楽譜。よく見ると3枚目の下の方に空白が見られます。 )




 さてさて、今年も連弾をやらせていただくことになりました。



今年は・・・    じゃぁーーーん  

『 荒城の月 ポップス調 』  

有名な、滝廉太郎のあの曲を、植松寛樹さんが編曲したもので、

大人の生徒さんで、同じ 『 荒城の月 メロドラマ風 』 というのを弾く方がいらっしゃる(私より1年後に入った人で、韓流ドラマが大好きだと書いていた人です。ぴったりな選曲ですよね。(^_-)☆ ) ので、

同じ曲で、違うアレンジのものを並べてみたら面白いかも、という先生のお言葉にうなづいたものです。

楽譜に 7/11 と書いてあるので、まだ、始めたばかりで、
とても美しい曲で、弾けたらきっと、ちょーカッコイイはず 、 なんですが、

やっぱり、右手に左手が付くとワケわかんなくなってる状態・笑。  




しかもねぇ、最近、家でのレッスンが全然できてなくて、  

毎晩、ご飯の支度が終わりお風呂に入る前の “いつもの時間” に、
通しで 『道』 を一回弾くくらいしかやってないので、

上達しないのは当たり前、なのです。  



毎回のように、「先生すみません、また今度も練習できてなくて・・・

と言いながら、 「レッスンの時間を練習に当てさせて」 いただいてマス。    ポリポリ・・・


でも、先生はとても寛容な方なので(てか、もう、あきらめの境地?)

「普段練習できてないならなおのこと、レッスンの時に練習するつもりで弾きに来てください。」
( 何もやらないより、レッスンの時間に来て、教わりながら弾けば、それでも少しは練習になるということ )

と言ってくださるので、お言葉に甘えつつ・・・



でも、これぢゃぁイカン  

とはわかっているので、もう少し、家での練習をガンバらないとね。 


もう、次週の教室レッスンは8月なので、

あっという間に 、11月9日の発表会当日になるぞぉ~~~  ← 自分脅し・笑。 




新プログラム、発表!!

2013年07月21日 | フィギュア(高橋大輔等)
皆さま、長期休憩、ごめんなさぃ、デシタ。   

なーんかねぇ、色々あってドちかれしちゃぃまして、 

それらは、ほぼ解決したのですが、そしたら今度は気が抜けて、 

あいかーらずの、

だらりぃーーーん、

ぼけらぁ~~~、生活が・・・  

とほっ。 



コマッタときの  、 ねこだのみ 
うーん、ちょらち(ソラち)、きゃわいぃっ    



 

さてさて、久びに登場のフィギュア・スケートですが、 

浅田選手や鈴木選手にやや遅れて、

我らが大ちゃんの来シーズン(2013-2014年)のプログラムが、やっと発表になりました。
 バンザぁ~いっ   


新プログラムは、

 SP 『 バイオリンのためのソナチネ 』 作曲:新垣隆  振付:宮本賢二

 FP 『 ビートルズ・メドレー 』 作曲:ビートルズ 振付:ローリー・ニコル

だそうです。


7月11日に、約2週間のアメリカ合宿 (向こうでカナダ在住のローリー・ニコルに振りを付けてもらうのと、アドバイザーでありアメリカ在住のニコライ・モロゾフの指導を受けるため) 
を行うために、大阪伊丹空港にて出発前に記者会見した時に、発表されたらしいです。

( 大ちゃん、もうちょっとで合宿も終わり、帰国しちゃいますかね? UPが遅れてしまって、ゴメンなさい、です。  ) 




 SPの 『 バイオリンのためのソナチネ 』 は、ピアノとヴァイオリンとの激しく儚げな調べが魂を揺さぶる曲である。

振付はバンクーバー五輪で銅メダルへと導いた SP『Eye』(Coba 作曲)を振り付けた宮本賢二。
彼の振りはなかなか好きなのでうれしいし、日本人作曲者と宮本の振付という、今回も純和風テイストで世界に打って出るというのが、何とも頼もしいところであるし、期待大、である。 

このプログラムでまた、『Eye』 同様、世界に衝撃を与えてほしいものである。 




 FPの 『 ビートルズ・メドレー 』 は、ビートルズのヒットナンバーから、
イエスタディ、カム・トゥゲザー、イン・マイ・ライフ、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(以上、作曲:ビートルズ)、ラヴァース&フレンズ(←これのみ、作曲はビートルズのプロデューサーだったジョージ・マーティン) の5曲を使用すると言われている。

きゃー、まさかビートルズとは  
振付のローリー・ニコルの選曲のようだが、
もちろん、ビートルマニアの方々には思い入れの強さが全然負けるし、曲もマニアの方からしたらそんなに知っているとも言い難いから、今まであまり大きな声では言えなかったのだが、
そして、ベスト盤とアルバム『アビー・ロード』くらいしか持っていないのだが、私も思い出も多々あって、それなりに(笑)けっこう好き。 

高橋自身は、今までスケートにかかわってこれたこと、その間に出逢ったすべての人々への感謝の気持ちを表現したいと述べており、
文字通り、彼のスケート人生の集大成となる作品となることは、間違いないであろうし、
だれもが愛して止まないビートルズの調べは、それをドラマチックに仕上げるのに、とても似つかわしいと思う。

私自身は、ラブァース&フレンズはたぶん聞いたことがないと思うが、残りの4曲は皆好きな曲であるので (3曲はおそらく誰もが知っている名曲で、しみじみと美しく、カム・トゥゲザーだけが激しいので、どこにどう入るかが注目。←私にとっても思い入れのある曲なので、嬉しくもビックリ・笑) 楽しみである。
また、全体をどうつなぐのかも、楽しみ。

そしてこれらの曲は、ビートルズとして耳になじんでいるものが多いが、フィギュアスケートの曲はボーカルの入らないものとされているため、どういうインストが使われるかも、注目である。
( ほんとはビートルズ・メンバーのあの歌声で高橋が踊っているのを、一番見てみたいのではあるが、現行の規定ではダメなので、残念。)
たぶん、バンド形式の楽曲になると思うが、例えば、ありえないけどピアノ1本、ギター1本とか、予想を裏切ってオーケストラだったりしたら面白いかも?
などと、想像してみるのも楽しいものである。 

振付のローリー・ニコルは、浅田真央の振り付けを多く手掛けており、浅田と名コンビとされているが、
高橋が以前から組んでみたかった振付家だそうで、選手の魅力を最大限生かす振付に定評があるらしいので、楽しみです。


いづれにしても、またもや、
今季はこうきましたか      って感じで、
来季の高橋大輔の新プログラム、大いに期待していましょうね。 

それからEXのプログラムはまだ発表になっていないようなので、何になるのかも楽しみである。

 注目  その後、EXは、
『 タイム・トゥ・セイ・グッバイ 』( ボーカル:アンドレア・ボチェッリ、サラ・ブライトマン )になったとわかりました。

CMなどにも使われたのでご存知の方も多いと思うが、サラ・ブライトマンの代表曲で、
近年の解釈では、恋人たちの新しい旅立ちを歌ったものであるとされ、結婚式でも歌われるようになったという。

高橋大輔の、新たなる旅立ちを思わせるとともに、二人のボーカルが壮大、かつ美しく、華を添えるであろうと思われる。( EXにおけるボーカルは許可されている )

先日見たアート・オン・アイスで、高橋大輔が藤井フミヤの 「アナザー・オリオン」 の、雄大な歌声(生歌)に乗り、素晴らしい世界観を演じきったのが、心に焼き付いているので、
来シーズンEXも、同じようなスケールと美しさが期待できよう。

彼の優美な舞は、この曲にとてもあっていると思う。


楽しみである。  




ちなみに、高橋大輔と同様、今シーズン限りでの現役引退を宣言している

 鈴木明子は、

・SP 『愛の讃歌』 作曲:マルグリット・モノー 演奏:古澤巌  編曲:平沼有梨  振付:マッシモ・スカリ

・FP ミュージカル『オペラ座の怪人』より 作曲:アンドルー・ロイド・ウェバー (高橋大輔の2006-2007シーズンFP曲と同じ曲) 振付:パスカーレ・カメレンゴ

・EX  Love Dance 『シルク・ドゥ・ソレイユ』 Kaより 作曲:ルネ・デュプレ


 浅田真央は、

・SP 『ノクターン 第2番変ホ長調 作品9の2』 (22006-2007シーズンと同じ曲) 作曲:フレデリック・ショパン 振付:ローリー・ニコル

・FP 『ピアノ協奏曲第2番』 作曲:セルゲイ・ラフマニノフ (高橋大輔トリノ五輪(2005-2006シーズン)FP曲と同じ曲) 振付:タチアナ・タラソワ

・EX 『スマイル』 作曲:チャールズ・チャップリン

だそうです。


真央ちゃんは、両方クラッシックで来たかって感じですが、SPもFPも、私が大好き  な曲なので、とっても楽しみです。

アッコちゃんは、ドラマチックで大人な感じの選曲
(特にSPの演奏が古澤巌というのも注目、ですね。(^_-)☆ アイスショーでは、違う曲だけど、実際古澤さんにその場で弾いてもらってコラボしたことがあるみたいですよ。←アッコちゃんのブログ参照。FPは振付が大好きなパスクァーレだし)、
どちらも楽しみですね。

お二人とも、大ちゃんが2005~2007シーズンにかけてのFPで演じた曲目を使っている、というのが面白いです。

多分、全然感じが違うはずなので、比べてみるのも面白いなと。楽しみです。  



しかし・・・
この3選手が今季限りで引退してしまったら、スケート競技としてのフィギュアの楽しみが半減以上(笑)で、つまんないなぁ。  

あ、羽生結弦は、実はけっこう好きかも。  


いずれにせよ皆さん、ソチ五輪のある大切なシーズン、
悔いの残らないように、精いっぱい戦ってほしいですね。 



特に今まで自分の演技に満足したことがない、という高橋選手は、
せめて、ほぼやり残したことはない、と思うくらいの、自己最高の演技をして、
満足感とやりきった感を持ってシーズンを終えてくれたら、と思います。

彼も、かねてより、 「これでいい」 と思える時は、現役を引退するとき、と言ってますから。

メダルの色よりも、バンクーバー五輪で見せてくれたような満足感いっぱいの表情を、
演技後のリンクで見たいことです。  



ガンバレ、高橋大輔選手 

鈴木明子、浅田真央選手    







鈴木明子選手公式ブログ 『 shantiな日々 』、
ご紹介したいと思いつつ、機会がなかったのですが、もう、ずっと前から「お気に入り」です。  
読書が趣味というアッコちゃんらしい、穏やかだけれど確かな目が、簡潔な文章の中にさりげなく描かれていて、お人柄がしのばれます。( 見習いたいくらいに文章がお上手。  )
とってもかわいくて、心がほんわかとするだけでなく、毎回プライベートな、素敵な秘蔵写真も満載。
そういう意味でも、楽しめます。  
( 無許可なので、ご自分で探してくださいね。すぐ見つかると思うけど・笑 )





『Actress Ⅰ、Ⅱ』 ・・・ 小林あさよCD

2013年07月14日 | ピアノ・その他音楽
中々エネルギーが戻らない合間を狙って(?)
いつかブログに載せようと思ってストックしてあった写真を、順番に紹介したいと思います。



イズミ・ミュージカル・アカデミー時代の同期で、
ライブハウスで年数回のコンサートを10年以上開いている 小林あさよ さんが、(数年前になりますが)CDを出しました。
( 本人、掲載許可済み ← 友人なので、事後承諾・笑 )



彼女の好きな ジャズやミュージカル曲 などが4曲ずつ入っていて、

パッケージもなかなか、お洒落なデザインです。



彼女の声質はアルトで、力強いので、けっこう好きです。

ボーカルだと、子供のころから、男性は高くて美しい声、

女性は低くて歌唱力のある声の方が、どちらかというと好きです。



男は、見た目優男 (やさおとこ)、

女は、どーんとしてサバサバしてたくましい (こちらは見た目ではなく、中身ね) のが好き、
なのと、ちょっと似ているかも?・笑。



彼女と組んで、コンサート台本を手掛けるという約束をしてから幾年月。

彼女いわく、ネコタがその気になった時に組めればいいよ、と意思を尊重してくれ催促もしないので、
一向に火が付きません。 (人のせい・笑)



だれか、火をつけてください・笑。




なんだかヤル気が出にゃぃ・・・(^^;)

2013年07月11日 | その他 色々
2週間連続で、1泊と2泊でS条にいってきて、お葬式もあって、色々心身ともに疲れ果て

なんか梅雨が明けて急にあっぢくなったせいもあるけど、

色んなコトに、とんと、やる気がおきません。
( 店の仕事と家事は、仕方なく “最低限(←強調・笑)” のコトをやってますが )

どーしましょお??  



内陸性気候の信州の、これまた山深いKは、夜になるといくらか涼しくなるので、

夜になると少し元気になるのですが、

昼間は死んでます・笑。 

パソコンに向かっても、文字が浮かびませんし、 

それ以前に、気力がないのです。 



しかも大変困ったことに、あれほど熱を込め、そのために悩んだり考えたりしていた

例の「新規格」 も、どっかへ飛んで行ってしまった。  

しかたなく、毎日、ぼーっとネットサーフィン?(とゆーのか?)などをやってます。

ぼけらぁーーーーーーーーーっ。   



やる気がない時ってさぁー、

みなさんは、どうされてます?

どなたか、やる気の出る方法、教えてください。 


① 無理にでも何かを始める

② やる気が出るまで待つ


どっちがいいですかね?



気分転換に、プチドライブか、買い物にでも行こうかなぁー。 

でも、そんなことで解決するのかなぁー。


だらりぃ~~~~~~~~~~~~ん。   




ご報告

2013年07月05日 | その他 色々
ご心配をおかけしましたが、義父に関する一連のお別れが、滞りなく済みましたことをご報告させていただきます。


7月1日の朝早めに出て、1時ころに向こうに着き義父と対面、3時からの納棺にも間に合いました。
夕方からお通夜、そして斎場でのご遺体と共に泊りを頼まれたので、義母とその姉、夫との4人で泊まり(ちゃんと遺族の泊まれる風呂、朝食付きのホテル並みの部屋があるのです)、
次の日は告別式と続けて35日法要。火葬場に行っている間にお浄めの食事をし、また戻ってお骨を拾った後、向こうの方ではその足で、菩提寺へお礼のご挨拶にいきます。

そしてなぜか、35日法要を先に済ませているのに、初七日はKや東京と違って告別式の後の同じ日にやらずに、葬儀より7日以内の別の日にやるとのことで、
次の日の午後にしてもらい、それを済ませて、3日の夜、Kに戻ってきました。



義父は、最初のがんを克服してからタバコをやめ(酒だけはよくなると少しずつ復活したが・笑)、水墨画や園芸などの趣味に明け暮れ、家族いわく、それまでとは人が変わったような穏やかな生活を送ったらしいですが、

その間に非常に元気だったことも多く、私たちが年に一度だけど、S条祭りにあわせて帰省するのをとても楽しみにしてくれていたそうで、ことのほか喜んでくれ、
今年専門学校に入った姪がまだ小さい頃、一緒にお祭りに行ったり、日帰り温泉に出かけたり、祭りの日のご馳走を囲みながらみんなで飲んだり、等、楽しい思い出がたくさんあります。

水害にあったときに手伝いに帰ったら、涙をうるませて喜んでくれたり、
4,5年前になると思うが、長期入院でNの病院に見舞ったときも涙を潤ませて、無理して階下まで送りにきてくれたり、
私たちが行くたびに喜んでくれた義父。

4人の子やたった一人の孫に愛され、
最初のがんの時、あと3年ほどだと言われながら、義母の必死の看病や食事制限なども手伝って、その後の22年を生き、
その間に3、4回入院したり手術したり、骨折も2度したが、そのたびに病気を克服して、
しかも、よく考えたら、それだけ何度も病気したくせに、私たちが帰省するころに入院中だったことは、今年1度だけのことで、享年82歳まで生きぬいた義父の人生は、
波乱万丈な中にも、考えてみたら、特に晩年は、とても幸せだったのではないかな、と思います。

私は、若い時の酒豪ぶり、破天荒ぶりは話に聞くだけで、最初の病気を克服してからの義父しか知らないからかもしれませんが、
知っている限りの義父は、笑顔の優しい、穏やかな、とてもいい人でした。
おそらく、病気後に生まれた孫(姪)にとっても同じだと思います。
特に共働きだった両親(義妹夫婦)に代わり、姪は義両親に育てられたようなものですから、なおさらそうだと思います。

同時にとても寡黙だった義父は、色んなことをぐっとこらえて、静かに呑み込んで来たのかな、とも思います。


私たちは何もできなかったけど、亡くなる1週間前に見舞えたこと、それを義父がとても喜んでくれたことなどが、せめてもの救いかもしれません。
そう思うことで救われようとしているのかもしれませんが・・・。

あのとき、手を差し伸べ、握ってほしいようなそぶりを見せた義父の姿が、私には全てを物語っているように思えてなりません。

そして、帰り際、名残惜しそうにする義父も、脳裏に焼き付いています。



義父は最期の闘病中も頑張り抜いたので、亡くなったときは眠るように静かに逝き、
亡くなった後は、とても穏やかな、いいお顔をしていました。

これからは病気で苦しむことも、色んな苦しい事柄を耳にすることもなく、
あちらの国でのんびり、心安らかな日々を送れることと思います。

お別れは悲しいけれど、
義父はやっとこれで、すべての事柄から解放されて、楽になれたのかもしれません。



心より、義父のご冥福をお祈りいたします。

お義父さんありがとう、そして、お疲れ様でした。
これからも私たちのことを、見守っていてください。