猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

仙台に行ってきました!! その2. 急ぎ足・観光編

2016年05月04日 | お出かけ、レジャー、イベント等



中島君の取材は、仙台市内某イタリアンのお店で。

ふと見ると、 
ウフィツィ美術館収蔵の 「リュートを奏でる天使」(1518年 ロッソ・フィオレンティーノ製作・複製画) が飾ってあり、

この絵を見たタカミーが、これはギターになるなと思い、最初の “エンジェル・ギター” が生まれたということから・・・

タカミー誕生日の翌日だったので、何か運命的なものを感じてパチリ。


なぁ~んてね、チェーン店だから、系列店のどこにでも飾ってあるのかもですが。    


取材は中島君の仕事の、お昼休みを利用してだったので一時間で終わり、帰りの電車は、調べたところ14時半くらいのものと17時半くらいのとあって、14時半の方が接続がよかったので、何とかそれに乗って帰りたいものだと思い・・・
( 17時までいてあちこち見て歩く元気もなかったし、今回は一泊だったので私が頼んだわけではなく、本当に全くの偶然、たまたま18日の昼からから2泊3日で姉が実家に来ることになっていたので、早めに帰りたかったというのもある。  ) 

もう時間がないから、お土産だけ買って帰ろうかな、とよほど思ったが、

とりあえずホテルを出るときに、フロントで観光名所をいくつか聞いてきたのと




そして仙台、
たぶん30年ほど前の大学時代に一度行ったきり、しかも、サークルの会議で行ったのでほとんど観光してこれなかったので
( その時、東京では咲き終わっていたバラが6月に咲いていて、たしか広瀬川もチラと見て、若葉の季節だったので気持ちのよい街だなぁ~と思って感動したのは覚えていますが。 )

次にいつ来られるかわからない    
とりあえず、名所だけは行っとかなくっちゃ      


との思いで、駅前からタクシーを拾って、

「14時半の新幹線で帰りたいので、1時間で伊達正宗の銅像のある所とお墓? のある所を回って戻ってこれますか?」

と聞くと、なんとか間に合わせましょう    

と言ってくれたので・・・(その時の時刻は13時10分くらいだったと思う)

貸し切りなのでちょっとお高かったが、背に腹は代えられないと思ってお願いすることにしました。 


 


有名な伊達正宗の銅像がある場所は、 「仙台城址(青葉城址)公園」 内にあります。

見晴らしのよい高台で、仙台の街並みが見下ろせ、遠く、海岸も見えます。

タクシーの運転手さんが案内してくれて、津波のあったときのことなどを少し、話してくれました。




市街地を見下ろす、有名な 「伊達正宗公騎馬像」。



大河ドラマ 『独眼竜正宗』(1987年) の時には、道が1本建設されるほどの、大変なにぎわいだったといいます。

ネコタも、途中までは見てました。(なぜ途中から観なくなったかは、いつか書きます)

藤間 遼太のあどけない名セリフ、 「梵天丸(正宗の幼名)も、かくありたい。」

流行りましたね。




戦没者の 「忠魂碑」。



写真左上のように、塔の上に 「鳶」 がいたらしいのですが、東日本大震災の時にとれてしまい、そのままになっているそうです。

右の写真は、その 「鳶」 の姿です。 羽もリアルな荘厳な作りみたいです。




公園のわきには宮城県護国神社があり、ここからは運転手さんとは別行動で、私だけお参り。



熊本、九州地方の余震が早く収まりますように、東日本大震災の未だ復興途中な場所の復興が早くされますように、と祈りを込めて

そして、自分の電子書籍や取材がうまく行きますようにとの願いも込めて、手を合わせました。


ご朱印帳を持参し忘れたので、ご朱印の紙をいただいて (その場で書いてもらうよりも時間的には早い)、



時間がないから迷ったけど、 “性分なので・笑” ついでにやっぱり 「お守り」 も買って、



お守りは左の袋に入っています。(中身は秘密)   右は駅で買った、仙台のご当地ティーちゃん。

ほんとは 「おみくじ」 も引きたかったけど、 “時間がないから” ガマン・笑。




隣りの、 「青葉城下銘店館」 には、 「仙台七夕祭り」 の吹き流しが飾られていました。

逆光でうまく撮れず、残念。  中のトイレを借りて、タクシーに戻ります。



その後、城址公園の反対側の小山にあるという 「瑞鳳殿」 へと向かいます。 

                                                                     仙台藩祖伊達政宗を祀る霊廟(れいびょう)、伊達政宗公が眠る霊屋(たまや・死者の霊魂を祭ってある堂) とあるので、お墓みたいなものといってもいいでしょう。
 



こんな石段を登って行きます。 

ハァハァ、ゼィゼィ・・・       




ここから先は、入館料を払わないと進めません、と書いてありましたが



外から写真だけ撮らせていただいてしまいました。   

二代忠宗廟 「感仙殿」。   桃山建築 (復元) の煌びやかな建物です。
もちろん、中は、ホントは見たかったのですが、時間がなかったので泣く泣く断念。   

三代綱宗廟「善応殿」 は、その左隣にあるようです。




こちらも、外から遠巻きに眺めるだけ。   



こちらが入口ですね。   左上の白い建物は、おそらく 「瑞鳳殿資料館 」。




帰りは反対側の石段を下りていきます。

降りきったところで振り返ってパチリ。

心が落ち着き、魂が洗われ、よい気をいっぱい吸い込めるような、こういう場所はやっぱり好きです。   

ほんの少しでも、立ち寄れてよかったです。


そして、私のたっての希望で、 「広瀬川」 の見えるところに。



さとう宗幸(むねゆき)の唄う 『青葉城恋唄』 (1978年、星間船一作詞、さとう宗幸作曲) は、
仙台の街の美しい情景と切ない恋情を綴った詞が、さとうの優しい歌声とメロディーにのって、人々の心に響いて大ヒットした曲。

この曲が 「広瀬川」 や 「青葉城」 を全国に広めたと言っても過言ではないと思います。

井上ひさしの 『青葉繁れる』(1973年、文藝春秋刊)
(1974年4月5日~5月31日までTBSにてテレビドラマ化、同年9月21日に岡本喜八監督によって映画化) も、
仙台を舞台にした小説として有名で、当時話題作だったのと、友人が面白いと言っていたので自分も読んでみた記憶があります。

いずれも、私の中学から高校にかけてのころです。



美しい川面です。



橋の欄干。 




片側4車線ある、仙台市内のメインストリート。

ここで 「東北楽天ゴールデンイーグルス」 の日本一優勝パレード (2013年) や、 
荒川静香 (2006年トリノオリンピック) や 羽生結弦 (2014年ソチオリンピック) の金メダル獲得凱旋パレード などが行われたそうです。 




このあたりが、仙台市内で最も地価が高いところだそうです。


その他にも、
「ここは地震で壊れた後にホテルになったところです」
などと、運転手さんが乗りながらあちこち解説してくれたので、一人バスに乗っているよりは色んなことがよくわかってよかったです。

地震の時は自分もびっくりした、というお話をされていました。


震災から5年、仙台の市内は、今行って見てもその爪痕をほとんど感じさせず、都市部の復興の速さには目を見張ります。

一方テレビに映し出される未だ復興が進まない場所や仮設住宅、原子力発電など、
5年という歳月を経てもなお、震災の爪痕を色濃く残していることを忘れてはいけないと思いました。

特に、被害に遭われた方々の心の傷は一生癒えることはないのだということを、私たちは忘れてはなりません。



ほぼ一時間後の、14時ちょぃ過ぎくらいに仙台駅前に戻ってこれました。   

個人タクシーなので、毎日午後3時くらいまでしか仕事しないから、本日はこれで終わり、と言っていた年金暮らしのおとーさん、
「しめしめ、今日はいいカモが来たわぃ。」 と、私のタクシー代で、一時間で一日分? 稼いで、また、パチンコ行くのかな。   

と、ちょっとだけ思いましたが・・・

頑張って一時間で回ってくれて、どうもありがとうございました。

お土産も買えて、余はマンゾクじゃぁ~・笑。     





東北新幹線の帰り道。


買ってきたお土産の数々。



「牛タン」 の練り込んである名物 「笹かまぼこ」。   初めて食べてみましたが、おいしかったです。



仙台、山形銘菓 「ずんだ餅」 と 「萩の月」。



生の 「粒 ずんだ(枝豆)餡」、 がおいしいです。



やわらか、しっとりのスポンジの中にはカスタードクリームがたっぷり。




仙台と言えば 「牛タン」



厚切りなのに柔らかく、炭火焼の香りが とってぇーーーーもっ  美味しかったです。    

二段式のトレイの下は 「麦入りごはん」 で、牛タンの他のおかずも、左から牛肉の時雨煮(そぼろ)、しそ巻、南蛮味噌漬けなど、見た目は地味だけど、中身は高級。

自宅と親の家と2軒分買って帰りました。




「名物にうまいものなし」、とか言うけれど、これは掛け値なしでおいしかったなぁ~、
駅弁ではなく、ちゃんとしたお店のっぽいのを買ってきて大正解だったなぁ~    

と思ってよく見たら・・・

観光マップの裏にも載っている、有名なお店みたいですね。


これで、帰りも運よく、東京駅から松本直行のあずさに乗れたので、8時半くらいには家に帰ってこれました。

そして、ちょうど東京の姉が来ていたので、お土産もみんなで楽しめました。
( この日は仙台から戻ったばかりだったので、私は自宅で夫やネコと晩御飯を食べ、翌日は実家にてみんなで夕飯を食べました。 )


仙台、遠かったけど・・・
(特に行きは強風停車のため70分も余計にかかっちゃったけど)

そして、ちょー駆け足の観光巡りでしたが、

行ってこれて楽しかったです      


これも、タカミーのお陰かな     


美しい杜の都。

またいつか、ゆっくり行ってこられるといいなと思います。    
                                                                                                                                                   




 おまけ




最初に 「ご朱印帳」 を作ったのは、地元、善光寺さんにて。  赤いカバーが可愛い、やや小ぶりのものです。



お参りしたのは、この年の秋ツアー、長野アルコンの日でした。




こちらは、それから約一か月後、かなけんコンサートの翌日、鎌倉へ行ったとき、ご朱印帳を持参し忘れたため、 「鎌倉大仏殿」 にて購入しました。(左)   



(右)  比べると、善光寺のものが小さめなのがわかります。




右から 「高徳院」(大仏殿のある寺)、「長谷寺」、「鶴岡八幡宮」 です。




このように、 「ご朱印紙」 を購入した場合は、あとから “ご朱印帳” に貼っておきます。

鶴岡八幡宮も、宮城県護国神社もたまたま時間のない時だったので、ご朱印帳に直接書いてもらう (その方がありがたみはありますが) より、
あらかじめ用意された、ご朱印の押してある紙に日付だけ入れてもらう方が、時間的には早く済みます。



以前にも載せたかどうかは忘れましたが・笑

ご朱印帳に沢山ご朱印をいただいて、埋めていくのが夢です。


見ているだけで歴史の重みを感じ、なんだかご利益がありそうだと思いませんか?














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