石川町スターライトフェスティバル記事最後は出合った望遠鏡です。
日中は曇っていてとても星なんか・・・って感じでしたが、アクアマリンのコンサート途中から晴れ間が広がっていって終わる頃には快晴状態。 暗くなりつつある西の空には三日月が満天の星空を約束してくれました。
この反射望遠鏡は手づくりだそうです。 口径は40cm
素晴らしいですね。 でも本当に素晴らしいのは夜になって実際の星を見せてもらった時です。
琴座のリング星雲を入れてもらったのですが、口径20cm級とは格段に違った世界でした。 リングがはっきり見え、その内側の淡いガスも明らかに輝いて見えました。 小口径では、リング部分がやっと分かる程度ですが・・・
思わずため息が出てしまいそうです。
こちらは、一流メーカーのタカハシの屈折望遠鏡で、口径は15cm。 反射と比較すると同じ口径なら断然屈折の方が扱い易くて安定した観望が出来るので良いのですが、40cmの反射望遠鏡を見た後の15cmはなんとも力不足を隠し得ませんでした。 同じリング星雲を見ても暗いし、何とも・・・・
でも、屈折望遠鏡は、あこがれの望遠鏡であることは変わりません。
この望遠鏡のレンズにはフローライトと言うガラスが使われていますが、一般的には宝石としての石の扱いなんですね。紫外線を当てると光る事から蛍石(フローライト)と言うそうです。 私の望遠鏡も同じメーカーのフローライトレンズですから紫外線を当てると光るのでしょうか? 一度試して見たいものですが、紫外線源が無いので試したことありません。
最後にこのすごいやつ! 30cm反射望遠鏡2つを繋ぎ合わせて双眼望遠鏡にしたもので、この写真の上に接眼部分があって、下向きに覗くことになります。 これが、頭の中の常識を覆し、混乱を招きます。 地面方向を向いて星が見え、しかも二重星団など見ようものなら、立体的に見えて来るではありませんか。 この日一番感動した望遠鏡でした。