先般、東京の某所において某氏が「私には腹案があります。」と発言して、以後、あの腹案とは何であったのか?と話題になった。結局、ご本人からは明確な答えが出ることなく、ひとまずは幕が降りてしまったたようである。
腹案を広辞苑で見ると、「心の中に持っている案」とある。したがって、一たび文言にしてしまうと、その時点で腹案ではなくなるわけだから、「腹案があります」と口外したならば、引き続いて「腹案とは、・・・・です」と、概略だけでも述べるべきなのではなかろうか、と思っている。
ところで、8703にも数年前から心に秘めていた『腹案』がある。ごく最近になって、腹案が具体化への道筋が見えて来たので公表することにした。内容はもちろん音楽(合唱)のことである。
2008年(?)に私的な親睦団体として「合唱人有志会」なるものを結成し、何度か飲み会をやった。しかし、中には「ただ単なる飲む会」ではつまらない、と思って足が遠のいた人もいる。それも至極当然のことと思っている。
しかし、何度かの飲み会を通して、新たな出会いとか交流の成果はあがっている。そして、8703がその先に見ていたのが『交流演奏会』(仮称)の開催であった。
もちろん、コンクールではなく、演奏時間が5~6分といった合唱祭でもなく、各団体が15分程度のステージを受け持つ交流演奏会の開催である。モデルとしたのが、21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」が主催する「コロ・フェスタ」であった。
1か月ほど前、「実は腹案があります」と、初めてメールを通して呼びかけたところ、5名の人から賛同の返信をいただいた。その中でも、即座に「大賛成です」のエールをくれた小樽合唱連盟の中村浩氏の声に励まされた。
お互いに気が早い同士なのか(笑)?、話はトントン拍子に進み、2011年2月13日(日)開催に向けてアクセルを踏み始めている。