自由・平等・博愛、民主主義・人権、平和 ……
これら全ては、いわゆる文明というものが始まって以来、この世のどこにも厳密な意味で一度も実現したためしがない。
しかし、これらの概念・観念を理想にかかげ、旗印にして運動をしている方も多くいる。
しかし、考えてみてほしい。
たとえば表向きは「民主主義・人権」を掲げた帝国は、それを他国に干渉するための口実にして、実際は軍事的・経済的・政治的な侵略を行っている。→「民主化ドミノ」の裏側(CIAの工作からNGO・エセ人権団体による大衆扇動へ)
この観念にふりまわされ血を流し、結果的に大国の支配を磐石なものにしてしまう人々を見ていると、「自由・平等・博愛、民主主義・人権、平和 ……」などのキレイゴトの観念そのものが、極めて大きな問題をはらんでいるのではないかと思えてくる。
「反ロスチャイルド同盟」というサイトに、「ロスチャイルドの世界革命行動計画」というページがある。今回は、上記のキレイゴトの観念の起源について考えてみることにする。
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ここには、1773年、初代ロスチャイルドが有力な金貸し12人をフランクフルトに集めて行った会議の内容について紹介されている。
「ロスチャイルドの世界革命行動計画」より一部引用してみる。
ここに25箇条が紹介されているが、一般には知識人の常識とされている「民主主義」「リベラリズム」や「自由」や「平等」「博愛」といった概念・価値観について180度の認識転換を迫る内容である。
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2.政治権力を奪取するには「リベラリズム」を説くだけで十分である。そうすれば有権者は1つの思想のために自らの力、特権を手放すことになり、その放棄された力、特権をかき集めて手中に収めればいい。
3.「金の力」はリベラルな支配者の権限を奪取した。「自由」が「信仰」に置き換えられても、大衆にはどのようにして自由を享受すればいいのかわからない。「自由」という思想を利用すれば「階級闘争」を生じさせることも可能だ。そして勝者は必ず「我々の資金」を必要とするだろうから、計画さえ成功すれば、既存政府が内敵に破壊されようが外敵に破壊されようが、それは重要問題ではない。
(中略)
5.我々の権利は力の中にある。私が見出している新たな権利とは、強者の権利によって攻撃する権利であり、既存秩序、規律のすべてを粉砕し、既存のすべての制度を再構築する権利であり、リベラリズムの中で自発的に放棄された権限に対する権利を我々に委ねた人々の主権者となる権利である。
(中略)
7.群集心理を利用して大衆に対する支配権を獲得すべきだ。暴徒の力は無目的で、無意味で、論拠を持たないために、いかなる側の提案にも影響される。独裁支配者だけが暴徒を有効に支配できる。
(中略)
10.我々は「自由・平等・博愛」という言葉を大衆に教え込んだ最初の民族である。今日に至るまで、この言葉は愚かな人々によって繰り返されてきた。ゴイム(ユダヤ人以外の人間ども)は、賢者であると自称する者さえ、難解さゆえにこの言葉を理解できず、その言葉の意味とその相互関係の対立に気づくことさえない。これは我々の旗を掲げる軍隊を我々の指示と統制のもとに置く言葉である。「自由・平等・博愛」のための場など自然界に存在しない。
(中略)
17.代理人は仰々しい言い回し、大衆受けのするスローガンを生み出せるよう訓練されなければならない。大衆には惜しみなく約束しなければならないからである。約束された事と反対の事は、のちになれば常におこなえる。「自由」と「解放」という言葉を使えば、ゴイム(ユダヤ人以外の人間ども)を煽って愛国心を駆りたて、神の掟、自然の掟に逆らってでも戦うという気にさせることができる。我々が支配権を得たら、神の名そのものが生きとし生ける者の辞書から消し去ることになる。
(中略)
24.代理人はその誤りを我々が承知している理論、原則(「民主主義」「自由」)を教え込むことで、社会の若年層の精神を惑わせて腐敗させる目的で、あらゆる階級、あらゆるレベルの社会、政府に潜入しなければならない。
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たしかに、「リベラリズム」「民主主義」「自由」「平等」「博愛」「権利」など、これらの言葉が歴史上ことさら大声で叫ばれてきた場面を思い返してみると、アメリカ独立戦争然り、フランス革命然り、共産主義革命然り、上記の引用内容とことごとく符合する。トンデモと言って笑って済まされないものがある。
現在でも、「リベラリズム」と称して行われている“途上国の市場化”は、先進国からの途上国の搾取システムの構築にすぎない事は皆が知っているし、アメリカが「不朽の“自由”作戦」「独裁者から解放」などと叫んで世界中で行ってきた軍事行動を見れば、実は彼らは世界の人々の「民主主義」も「自由」も「人権」も「平等」も鼻毛の先ほども考えていないことは明らかである。
これらの概念が、途上国からの搾取を正当化したり、戦争を正当化したりするための欺瞞観念であることはもはや自明であろう。それが欺瞞であることを知りながら、意図的に概念・価値観を「利用してきた」連中が存在するのである。
このような欺瞞観念は平気で学校でも教えられてきた。
歴史を振り返って、これらの概念・価値観の欺瞞性を明確にするとともに、近代史そのものを根本から捉えなおす必要性を感じる。
http://nvc.halsnet.com/jhattori/Zeitgeist/Illuminati.htm
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