日本は、アメリカの飼い犬の小泉が首相になってからというもの、植民地よろしくアメリカに搾取されっぱなしだが、中南米は一足先に脱米へと着々と歩みを進めているようだ。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=101027
ここで紹介されている、1998年12月のベネズエラ・チャベスの大統領当選を皮切りに、
2002年10月 ブラジルでルラ大統領が当選(2003年1月就任)
2003年4月 アルゼンチンでキルチネル大統領が当選(5月就任)
2004年9月 ウルグアイでバスケス大統領当選(2005年3月就任)
そして、今回2005年12月、ボリビアで初の先住民出身の大統領、モラレスが誕生したわけだ。
東京新聞HP“ボリビア大統領選 モラレス氏が勝利宣言”
先住民の出身者が大統領になるってのは実に画期的なことだ!
彼は、2003年10月に、先住民らの大規模なデモ指揮。天然ガス資源の開発を外資に依存した親米政権を倒すきっかけをつくった人物。
18日の記者会見では「米国がもし良好な関係を望むのであれば歓迎する。ただし対等な立場でだ」と言い放った。
これまでアメリカは必ずといっていいほど、こういった南米の国々に傀儡政権をつくらせるためにCIAなどの諜報員を送り込み裏工作をしてきたわけだが(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=100927)、ここまで多くの国で反米の新政権が誕生するということは、そういった汚い手口もついに人々に通じなくなってきたと見るべきではないだろうか。
このボリビアの貧民出身の先住民大統領誕生の背景には、IMFが1990年代に進めた自由主義経済改革の失敗があるようだ(IMFの真の姿については当ブログ“ODA…そしてIMF・世界銀行の真の意図とは…?”を)。
大衆の意識としては、「ボロ儲けするのはアメリカの企業ばかりで、おれたち貧乏人はますます貧乏になった」という不満や反感が、正面からアメリカに対抗して現実を変えてくれそうな人物=モラレスに収束したということだろう。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、あのニカラグアやメキシコでも反米政権誕生の動きが高まっており、南米の米国離れと自立はますます進むと思われる。
この、アメリカの“力による世界支配”を崩す動きは、20世紀から21世紀にかけて進んできた「軍事力<経済力<共認力」という時代の流れにおいて必然であり(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=68683)、時計を逆に回すことはできないであろう。
この流れを遅れさせる「反動勢力」に、日本はなってはならないと思う。でないと、時流に遅れて適応力を失いでっぷりと肥大した愚者の“飼い犬”として世界から取り残され、30年後くらいには物笑いの種にされているだろう。そうならないためにも、日本は早急に外交政策の転換を図らなくてはならない。
※画像はここから
http://la-news.cocolog-nifty.com/lanews/2005/08/
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ここで紹介されている、1998年12月のベネズエラ・チャベスの大統領当選を皮切りに、
2002年10月 ブラジルでルラ大統領が当選(2003年1月就任)
2003年4月 アルゼンチンでキルチネル大統領が当選(5月就任)
2004年9月 ウルグアイでバスケス大統領当選(2005年3月就任)
そして、今回2005年12月、ボリビアで初の先住民出身の大統領、モラレスが誕生したわけだ。
東京新聞HP“ボリビア大統領選 モラレス氏が勝利宣言”
先住民の出身者が大統領になるってのは実に画期的なことだ!
彼は、2003年10月に、先住民らの大規模なデモ指揮。天然ガス資源の開発を外資に依存した親米政権を倒すきっかけをつくった人物。
18日の記者会見では「米国がもし良好な関係を望むのであれば歓迎する。ただし対等な立場でだ」と言い放った。
これまでアメリカは必ずといっていいほど、こういった南米の国々に傀儡政権をつくらせるためにCIAなどの諜報員を送り込み裏工作をしてきたわけだが(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=100927)、ここまで多くの国で反米の新政権が誕生するということは、そういった汚い手口もついに人々に通じなくなってきたと見るべきではないだろうか。
このボリビアの貧民出身の先住民大統領誕生の背景には、IMFが1990年代に進めた自由主義経済改革の失敗があるようだ(IMFの真の姿については当ブログ“ODA…そしてIMF・世界銀行の真の意図とは…?”を)。
大衆の意識としては、「ボロ儲けするのはアメリカの企業ばかりで、おれたち貧乏人はますます貧乏になった」という不満や反感が、正面からアメリカに対抗して現実を変えてくれそうな人物=モラレスに収束したということだろう。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、あのニカラグアやメキシコでも反米政権誕生の動きが高まっており、南米の米国離れと自立はますます進むと思われる。
この、アメリカの“力による世界支配”を崩す動きは、20世紀から21世紀にかけて進んできた「軍事力<経済力<共認力」という時代の流れにおいて必然であり(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=68683)、時計を逆に回すことはできないであろう。
この流れを遅れさせる「反動勢力」に、日本はなってはならないと思う。でないと、時流に遅れて適応力を失いでっぷりと肥大した愚者の“飼い犬”として世界から取り残され、30年後くらいには物笑いの種にされているだろう。そうならないためにも、日本は早急に外交政策の転換を図らなくてはならない。
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