にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

フクシマ原発の現状まとめ(焦点は4号機 予断を許さない状況)

2012年04月27日 | 今日のなんで屋

勤め先の知人がまとめた、福島原発の現状。

非常によくまとまっているので、転載させていただきます。

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●現在、福島原発についてのマスコミ報道はかなり減って、一見収束しているかのように思われていますが、事態は深刻なままです。

1号~3号機の核燃料は溶解して圧力容器(核燃料が入っている釜)を突き抜けて、格納容器(圧力容器をさらに取り囲んでいる釜)に落ちており、さらに格納容器も突き破って、原発の建物の一番底にある分厚いコンクリート層(6.5m)をも侵食している可能性もあります。コンクリートを突き破った後は、地下をどんどん侵食していき、地下水を汚染しています。その地下水は、陸を汚染するだけでなく、海に流れ出て海を汚染し続けています。この汚染を食い止める有効な方法は現在ありません。

もちろんその間にも、未だに福島原発は毎時7000万ベクレルを超える放射性物質を大気中に放出し続けており、福島や東北・関東に放射能物質が降り注いでいます。

●このように福島原発1~3号機の問題も深刻ですが、最も深刻なのは福島原発4号機(使用済み核燃料プール)です。

使用済み核燃料プールは、使用済みの核燃料をプールに入れて冷却している場所で、原子炉の上の方にありますが、放射能を閉じ込める防壁が何もない場所にあります。しかも、昨年3月の水素爆発によって、4号機は使用済み燃料プールを支えていた建屋の部分まで吹き飛び、プールは外気に対してむき出しになっています。もちろん鉄骨で補強する工事を行われていますが、現場の放射線量が高く、かつ余りにも酷い作業環境なので、十分な補強工事はまだ行われていません。

(『右左』ブログ「福島原発4号機・核燃料プールの現状 いつ何時倒壊するか分からないという危険」を参照。)

震度5以上の地震が起こった場合には、核燃料プールが崩落し、核燃料ごと落下する危険性があり、その場合、核燃料は冷却されずに剥き出しのまま「燃料溶融」が進み、放射性物質が拡散し続けることになります。核燃料プールの崩壊が起こらなくても、地震によって冷却系統の配管が破損し、循環冷却システムが機能しなくなると、プール内の燃料棒が溶け出して、プールの底を溶け落とし、核燃料ごと下に落ちることになります。

●福島原発事故翌日に政府は首都圏避難を検討し、3/25には首都圏避難を想定した「最悪シナリオ」を内閣府原子力委員会が作成しています。(同原発から170km圏内は強制移住、250km圏内は避難対象)それは、4号機の使用済み燃料プールの核燃料が溶けて連続分裂を始めるという事態を想定したものだと考えて間違いありません。

実際、昨年3月の東北大震災の津波によって4号機使用済み核燃料プールは電源が失われて冷却できなくなり、燃料の崩壊熱でプールの水の蒸発が始まるという事態に陥っています。そのままいけば、政府の最悪シナリオ通り、福島原発から170km圏内は強制移住、250km圏内は避難対象となっていたはずです。

ところが、たまたま事故当時、4号機は炉内の大型構造物(シュラウド)の取り換え工事中だったので、原子炉真上の原子炉ウェルと放射能をおびた機器を水中に仮置きするDSピットに、普段は張っていない水が張られており、しかも、その工事が遅延していたので3/11の震災時点で水が張ったままでした。その原子炉ウェルとDSピットの水が使用済核燃料プールに1000トン流れ込んだおかげで、核燃料は冷却され連続分裂に至らなかった、というのが事の真相です。

4号機の使用済み核燃料の溶解という最悪の事態が回避されたのは、まさに奇跡的or幸運だったと言うしかありません。

「4号機、工事ミスに救われた 震災時の福島第一原発」http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html

※実は海外では3・11直後から、使用済み核燃料プールの危険性が指摘され続けており、4/18のウォールストリートジャーナル(日本版)も警鐘を鳴らしています。

「福島第1原発は非常に危険 米議員が燃料棒について警鐘」
http://jp.wsj.com/Japan/node_428640
http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/10616/

さらに、先月3月22日の参院予算委員会の公聴会でも、元スイス大使・村田光平氏が福島原発の4号機プール敷地内の共用プールの使用済み燃料の危険性を指摘しています。

http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1198.html

●このように福島原発4号機は地震等によって、いつ倒壊or使用済み核燃料の溶融が起こってもおかしくない状態にあります。

昨年3月の政府の最悪シナリオによると、福島4号機が倒壊or連続分裂が始まった場合、原発から170~250km圏内にある東京都(蒲田も含む)は、昨年3月の事故後に指定された計画的避難区域(事故発生から1年の期間内に積算線量が20ミリシーベルトに達する区域)と同レベルの汚染量になると考えられます。具体的には、原発から20~30km圏内にある現在の飯舘村全域や浪江町・南相馬市の20km圏外の地域と同レベルの汚染度になるということです。

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特に東北圏、関東圏にお住まいの方々は、非常時に備えておいた方がよさそう…


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スーパーの減塩梅干しが、“減塩”なのに長持ちするのはなんで?

2012年04月24日 | 雅無乱日記

あるブログで、なかなかキョーレツなエントリーを読んだ。


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【ペットボトルのお茶が泡立つのはなんで】より

(中略)

「パパ、なんでそのミートボール、食べちゃいけないの?」

ミートボールの製造経緯に思いをはせていた私は、子どもたちの無邪気な声にはっと我に返りました。

「とにかくこれは食べちゃダメ、食べたらいかん!」

皿を取り上げ、説明にもならない説明をしながら、胸がつぶれる思いでした。(中略)

そのミートボールは、スーパーの特売用商品として、あるメーカーから依頼されて開発したものでした。

発端はそのメーカーが、「端肉」を安く大量に仕入れてきたことでした。端肉というのは、牛の骨から削り取る、肉とも言えない部分。
現在ではペットフードに利用されているものです。
このままではミンチにもならないし、味もない。しかしとにかく「牛肉」であることには間違いない。
しかも安い。

この「端肉」で何かつくれないか、と私に相談がきたのです。

元の状態では形はドロドロ。水っぽいし、味もなく、とても食べられるシロモノではありません。これを食べられるものにするにはどうしたらいいかーーーーそこが発想の出発点でした。

(中略)

この私の開発したミートボールは、売値が1パックたったの100円弱。そこまで安い値段設定ができた理由は、原価が20円か30円だったからです。

それは、発売を開始するやいなや、たちまち大ヒット商品となりました。

もう笑いが止まらないほど売れ行きがよく、そのメーカーはこの商品だけでビルが建ったと言われたほどです。

(中略)
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(中略)

原材料をみると、『緑茶、ビタミンC』となっていて、
何も食品添加物が入っていない気がしますし、
おまけにビタミンCまで入っていて、何だかお得な気分になります。

食品衛生法では、120℃で4分以上加熱殺菌をしなければいけないことになっています。

緑茶の旨味の主成分であるカテキンは、PHによってその安定度が異なり、
特に、中性に近い状態では、100℃以上に加熱するとあっという間に分解して
しまうので、メーカーとしてはこれは何としてでも避けなければなりません。

そこで、アスコルビン酸とアスコルビン酸ナトリウム(ビタミンC)を
加えてPHを4.6余りに低下させて、高熱滅菌処理を行います。

そうすることで失われるカテキンは全体の数%で済むようになります。

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なんともはや…


似たような話を、福井の梅農家から聞いた。

私がいつも食べている、福井県の若狭の梅農家がつくるメッチャうまの手作り梅干がある。

塩分は17~18%くらいで“減塩”ではないが、ホンマにめちゃくちゃうまくて、全部食べてしまったら電話して若狭から取り寄せている。もう、この梅干じゃないとダメ…という感じ。

その梅干しの生産者の方から聞いた裏話。

現在、販売されているパックに入った梅干のほとんどは、梅干ではなく「低塩梅漬け」または「調味梅漬け」と呼ぶのがふさわしく、伝統的なすっぱい梅干とは似て非なるものらしい。

市販の梅干は、塩漬けされたあと、大量の水にさらす。

水にさらすことで塩分を抜くため(減塩にするため)である。

しかし、水にさらされた梅から抜けるのは塩分だけではなく、すっぱさの元であるクエン酸も抜け、梅肉エキス(クエン酸をはじめリンゴ酸やコハク酸などの酸味の成分、カルシウムや鉄などのミネラル類、カロチン、ビタミンB・C・Eなどのビタミン類が含まれている)も一緒に抜けてしまう。

この一番うまい梅肉エキスがほとんど抜けてしまうので、梅干は実にそっけない味になる。

それを補うために、人工クエン酸などの化学調味料のほか、酢酸をぶち込んですっぱさを出したり、着色料などで色をつけたりする。だから、梅干本来の栄養分などほとんど残っていない。

ここでやめたものはまだ良心的(?)で、でもカビが生えたりすることがあるらしい。

伝統的な作り方の梅干しは、クエン酸濃度が5%、そして塩分が18%ほど。この環境下で生育できる食中毒菌はいない。だから長持ちするわけだが、塩分もうまみ成分も全部流しきってしまった後は、当然カビもバクテリアも喜んで繁殖しようとするだろう。

そしてそれを防ぐために、市販の“減塩”梅干しには、合成保存料を大量にぶち込んであることが多いらしい。

減塩なのに腐らないゆえんである


あー、市販の梅干(というか梅漬け)を買うのは絶対やめとこ。

逆に、伝統的な梅干しは、産膜酵母(ピヒア属、デバリオマイセス属などで、高塩・耐酸性酵母)が増殖することにより、ペクチン、セルロースを分解する酵素を産生し、梅が柔らかくなる。そして独特の風味も出てくる。うますぎる!!

減塩でなくても一向に構わない。

美味しい上に、こんな効用もある

梅干がもつ驚異的な6つの効能

…というわけで、福井の若狭のあの梅干しを、私は食べ続けるとしよう。

 

ちなみに、同じ梅農家からいただいた青梅を漬けた自作の手作り梅酒もサイコーである^^;)

愛すべき福井…原発再稼動はやめてね。


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