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米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

スピンドクター(情報操作のプロ)が権力と結託して世論を操る

2014年09月23日 | 雅無乱日記

メディアを巧みに使って世論を操作する専門集団が存在する。

「スピンドクター」である(参考:ブログ目黒川の畔にて)。

巧妙なキャッチフレーズと、マスメディアを使った情報量・発信力で、大衆の心理を巧みに掴みコントロールするプロフェッショナルである。

近年のアメリカの選挙はほとんどがこのスピンドクター同士の諜報戦・情報戦といった様相を呈している。

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このスピンドクターのルーツは、実は「心理学」だった。

あの心理学者ジグムント・フロイトを叔父に持つ、エドワード・バーネイズという人物が、フロイトの心理学をアメリカに紹介した。彼は、精神を病む人個人の治療にではなく、心理学を大衆の意識操作に利用することを思いつく

彼の、大衆の心理操作における名声を一気に高めたのは「アメリカの第一次大戦の参戦」の世論を作り上げた功績であった。

アメリカ合衆国は長い間「モンロー主義」に基づき、ヨーロッパでの国際紛争には関与しない孤立主義を取っていた。大衆も同様であって、彼らにとっては“遠い異国での戦争”など自分たちの生活にはまったく関係ないと思っていた。

アメリカが、第一次大戦に参戦するためには、世論を180度ひっくり返す必要があったのである。

バーネイズは政府から資金と権限を受け、戦争を肯定するプロパガンダを作成し、マスメディアを使って大量にばら撒いた。

そのスローガンは「民主主義のために安全な世界をつくるため」というものだった。この民主主義という概念の欺瞞性については、あたらめて語る必要も無いだろう(参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=109304)。

この大衆心理操作は功を奏し、当時の大統領ウッドロー・ウィルソンは、強烈な反発が予想された世論や議会をすり抜け、第一次世界大戦に参戦を決定できたのである。

第一次大戦後のパリ講和会議に出席するウッドロー・ウィルソンの広報を手がけたのが、バーネイズの国際デビューだった。

バーネイズが大衆を見事にダマクラかした手腕は、第一次大戦後に次々と誕生して国家の統合に四苦八苦している各国の首脳陣に大いに注目されていた。

チェコスロバキアの初代大統領トマーシュ・マサリクは、共和国の設立に際する広報戦略に関してバーネイズに意見を求めた。

バーネイズはマサリク大統領に次のようにアドバイスしたという。

世界中の新聞の月曜朝刊の一面を、チェコ共和国樹立の記事で埋め尽くすには、共和国成立の発表を日曜まで待つべきである…と。

マサリクは「それでは、報道のために歴史を捏造することになる」と反論したが、バーネイズは平然とこう言ってのけたという。

「報道が歴史をつくるのだ」

この、メディア操作による世論のコントロールが歴史を創るという考え方は、ここから急速に広まっていく。

「プロパガンダ」という言葉は、バーネイズによって「パブリック・リレーションズ(おなじみのPRという言葉)」という聞こえのいい言葉に作り変えられ、1950年代には、大学でも専門の学問として学生たちに教えられるようになった。

そして、心理学を用いた大衆洗脳のプロが大量に養成されされ、政府や企業に大量に雇われることになっていったのである。

日本のマスコミも、その末裔たちのコントロールの下にあることを忘れてはならない。

 ※参考:4/16~17NHK放送、"BS世界のドキュメンタリー”「権力とメディア」(製作2004年フランス)

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ブス25箇条 → いい女25箇条

2014年09月18日 | 雅無乱日記

株式会社トライバルメディアハウス
代表取締役社長 池田 紀行
 氏のブログより

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宝塚歌劇団の壁に貼ってあるらしい。興味深いのでご紹介。

  1. 笑顔がない
  2. お礼を言わない
  3. おいしいと言わない
  4. 精気がない
  5. 自信がない
  6. グチをこぼす
  7. 希望や信念がない
  8. いつも周囲が悪いと思っている
  9. 自分がブスであることを知らない
10. 声が小さくイジケている
11. なんでもないことにキズつく
12. 他人に嫉妬する
13. 目が輝いていない
14. いつも口がへの字の形をしている
15. 責任転嫁がうまい
16. 他人をうらやむ
17. 悲観的に物事を考える
18. 問題意識を持っていない
19. 他人につくさない
20. 他人を信じない
21. 人生においても仕事においても意欲がない
22. 謙虚さがなくゴウマンである
23. 人のアドバイスや忠告を受け入れない
24. 自分が正しいと信じ込んでいる
25. 存在自体が周囲を暗くする

 これって、「ブス ブサイク 25箇条」以外の様々なタイトルでも転用可能ですよね。あと、女性だけじゃなく、男性にも当てはまる。

 こんなご時勢なので、上記の表現をポジティブに変えて、「モテ人間25箇条」(異性・同性問わず、周りを明るくする人の25箇条)に作り変えてみました。

  1. いつも笑顔である
  2. 必ずお礼をする
  3. 「おいしい、おいしい」と食べる
  4. 精気がある
  5. 自信がある
  6. 何に関しても前向き
  7. 希望や信念にあふれている
  8. いつも周囲のおかげ、と思っている
  9. 自分を知っている
10. 声が大きく明朗快活
11. タフである
12. 比較するのは他人ではなく昨日の自分
13. 目がキラキラ輝いている
14. いつも口がニコちゃんマークである
15. 責任感が強い
16. 人は人、自分は自分と考える
17. 楽観的・建設的に物事を考える
18. 問題意識を持っている
19. 他人に尽くす
20. 他人を信じる
21. 人生においても仕事においても意欲満々
22. 謙虚である
23. 人のアドバイスや忠告を受け入れる柔軟さがある
24. 自分の意見が完璧ではないことを知っている
25. 存在自体が周囲を明るくする

=====================================

なるほど~

後者でありたいもんでございます。相当ハードル高いけど… ^^;)

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狭くて地震の多い日本に、なぜこれほど多くの原発が?(裏に正力とCIA)

2014年09月17日 | 雅無乱日記

それにしても、日本には、狭い国土になぜこんなにもぽこぽことたくさん原発がつくられるに至ったのだろうか。


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このことに関して、非常に気になる事を書いているHPがいくつかある。

  

『日本テレビとCIA』を書き終えた後分かった事実

 

===========================================

讀賣新聞・日本テレビの一九五五年前半の「原子力平和利用使節団」、後半の「原子力平和利用博覧会」などの一連のメディア・キャンペーンは、正力松太郎とアメリカ情報機関(CIA、国務省、合衆国情報局、極東軍司令部)の合作だった。

 

正力のキャンペーンの目的はきわめて政治的なもので

1)産業界なかんずく電力業界の支援のもとに政界に打ってでること、

2)早期に原子力発電を実現して総理大臣の椅子を手に入れること、

3)それによって宿願のマイクロ波通信網を手に入れること  だった。

 

 

アメリカ側の目的は、

1)アイゼンハワー大統領の「アトムズ・フォー・ピース」政策を日本で実現すること、

2)第五福竜丸事件で戦後最高の高まりをみせた反原水禁=反米運動を沈静化させること、

3)日本に核兵器を配備することを日本政府首脳に飲ませること  だった。

 

 

両者が目的を達成するためには、広島・長崎の原爆投下と第五福竜丸事件によって根強い「原子力アレルギー」を持っている日本の世論を転換する必要があった。この点で利害が一致したために両者は共同でメディア・キャンペーン(アメリカの側からすれば心理戦)を行った。

 

しかしながら、一方で正力は早期に原子炉を手に入れ原子力発電を実現したいのに対し、アメリカ側は日本の原子力発電の実現をなるべく遅らせようとしていたので、やがて両者は決裂することになる。このため正力はイギリスからコルダー・ホール型の原子炉を購入することを急ぎ、のちのちまで尾を引く日本の原子力行政の混迷のもとを作る。

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http://www.f.waseda.jp/tarima/pressrelease.htm より


正力は一九五四年以降の原子力発電導入のときは、操られるどころか、CIAと虚虚実実の駆け引きをしている。

つまり、正力は原子力導入にCIAの支援を得ることで、五年以内の商業発電を目指し、この実績をもとに総理大臣の椅子を手に入れようとしていた。CIAは正力を利用して第五福竜丸事件で高まった日本の反原子力世論を讀賣新聞と日本テレビを動員させて沈静化し、これを果たしたのちに日本への核兵器の配備を政府首脳に呑ませようとしていた。

結局、CIAとUSIA(合衆国情報局)は讀賣グループの原子力平和利用キャンペーンには手は貸すものの、アメリカ政府は原子炉の日本への輸出は渋った。

日本やドイツのような科学技術の水準が高く、かつ敵国だった国には原子力平和利用の支援をひかえるというのが方針だった。

その一方でイランやパキスタンやインドなどは積極的に支援した。今日、これがアメリカの頭痛の種になっているのは皮肉だ。

 

 

なぜ日本にこんなに多くの原発があるのか -日本原発導入史-

http://ameblo.jp/grahamb/entry-10837005732.html より


・原子力発電の供与を同盟国つなぎとめの手段としようとした米国

・米国と結び、原子力により政界進出を図ったが、その後離反し英国炉の導入に奔った正力

・米国の示唆で原子力発電推進に取り組み、一度は正力と手を握ったが、離反し主導権を握った中曽根

 

どうも不透明である。

日本を米国に売った最大の売国奴が、原子力発電を推進している…とは。

一方で、オリジナルの技術を持っているアメリカではそれほど原子力発電所は作られていない。

なぜなのか? さっぱりわからない。

アメリカは、日本やパキスタンやインドなどに自分たちの技術を売って金儲けはしたが、実は危険性を理解していたがゆえに、自分たちの国では作らなかったってことじゃないんかなー。

アメリカのこれまでの行動パターンを思い返すと、そんな風に思えてしかたがない。

ちなみに、福島原発の基本設計はすべてGE(ゼネラル・エレクトリック社)がやったらしい。あやしいよね。

 

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われわれ素人にとって“事実”とは何を指すのか

2014年09月12日 | 雅無乱日記

>反アメリカの内容は、大半が陰謀説として扱われ、事実追求が止まっている。(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=115460

ほんまににそうだよなぁ…

9.11についてもそうだけど、例えばよくこの手の話に出てくる、CIAとかモサドとかMI6だとかKGBだとか~の機関は、たいていの場合極秘裏に動いているため、自主規制や情報統制なんかでマスコミからはほとんど情報が流れてこない(たとえごくわずかに流れてきたとしても、事件の10年後とか30年後とかにひょっこり出てくるだけ←ケネディ暗殺の黒幕とか…)。

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だから、「007じゃあるまいし、ほんとにそんなんあるのかよ?」とか、逆にちょっと知ってる人だったら「またいつもの陰謀論か…」とか「被害妄想じゃないの?」と眉をひそめられることが多い(こういう情報をウソ・デマカセとして葬り去ろうとするのも、敵の情報操作の一つの手法と思ったほうがいいのでは?)。

そのことについて考えるとき、次の言葉を思い出す。

>“実証主義”にそむくことがこわいようでは、未知の領域に踏み出す資格はない

『世界の歴史』第1巻「人類の誕生」今西錦司ほか(1989年文庫版初版・河出書房)の“はじめに”の中の「事実とは何か?」についての記述である。

>ここまでさかのぼれば、歴史学者や考古学者が金科玉条にしている“実証主義”だけでは、もはやまにあいかねることを、あらかじめ知っておく必要がある。実証主義ももちろんけっこうなのではあるけれども、それはどこまでもわたしたちの学問なり研究なりに対して、わたしたちが設定したひとつの方法であり、ひとつの指針であるにすぎない。そうとすれば、その方法なり指針なりの限界にきて、もはやそれにたよっていたのでは研究も進まず、問題も解けないということになったとき、もうそんな役にたたなくなったものはさっさと捨てて、もっと有効な方法なり指針なりを、あらたに設定することこそ、ほんとうに学問なり研究なりを生かす道ではないだろうか。つまり、“実証主義”にそむくことがこわいようでは、この未知の領域に踏み出す資格はないのである。(『世界の歴史』第1巻「人類の誕生」今西錦司ほか著 1989年文庫版初版・河出書房 11~13頁)

秘密工作部隊や諜報機関(もっと言うと○ックフェラーや○スチャイルド、ユ○ヤ、マフィア・暴力団や創○学会などなど)についてネットで発信されていたり書物になっていたりする情報の中には、「これちゃんと裏とってんのかよ?」と言いたくなるようないかがわしい情報も確かに多い。

それを「本当かどうか確認されたわけじゃない」とか「陰謀論だ」、「被害妄想じゃないのか?」と攻撃するだけで、捨象して無かったことにしてしまおうという方が時々いる(ひどい人になると、自分だけ優位にたって鬼の首をとったみたいに「トンデモ」と攻撃してくる方までいる)。私はそれに対して、「危険性や可能性の話をしているんです」と言うことにしている。

もちろん「ええかげんな情報でいい」と言っているわけでは決してない。

そんな事をしたら、なんでもかんでも「イスラム原理主義者の仕業だ!」「ロシアが仕掛けたのだ」とかと証拠もなしに勝手に決め付けて大騒ぎするアメリカ政府と同じレベルになってしまう^^;)

そういうのだけにはなりたくない。

あくまで、現実の奥に潜む事実を掘り起こし、検証する必要はあると思う。

しかし、神様じゃあるまいし、実際に世の中の全てのことを知ることなんてできるわけがない。

我々は現実に生きていく上で、仮説を積み重ねてそれを使いながら適応していくしかない

事実、そうやって人類は生きてきた。

「それは確認された事実じゃない」「それは仮説にすぎない」と言う方は、もし別のもっと整合する(現実に使える)仮説を出していただけるなら、私は迷わずそっちになびくよ(だから批判だけに終わらず代わりの仮説を出して欲しい)。

>たとえば、直立二足歩行をはじめたばかりの人間の女性は、生まれた子どもをどのように育てたか、ということを考えてみよう。するとそのためには推理の材料として、類人猿の育児法や現存する狩猟採取生活者の育児法はいうまでもなく、そのほかに、生理、生態、心理、社会にわたる広い知識が必要になってくる。そういうものをあれこれかみあわせてみて、どこにもくいちがいや矛盾がおこらなければ、そこにはじめて、こうでなければならないというひとつの仮説が、推理によって成立したといってもよい。こうして成立した仮説は、もちろん事実でなくて、事実に対する第一近似にすぎないであろう。しかしこの第一近似は、わたしたちの推理さえすすめば、事実にむかって無限に接近してゆくことができる。(同じく、『世界の歴史』第1巻「人類の誕生」今西錦司ほか著 1989年文庫版初版・河出書房 13~14頁)

現実に生きている我々は、世界情勢ウォッチングを楽しんだり半分趣味である歴史研究であろうことかメシを食っているような学者連中とは違うのであって、ナマナマしい現実を前に「これは実証されたわけではない。実証されるまで待ちましょう」といってボケーっとしているわけにはいかない。

そんなことをしていたら、気づいた時にはhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=98733(渡邉氏)に出てきた話のように、生血をすすられて捨てられてしまうだけである(現に今、生血をすすられているのである)。

上の引用の、「初めて子どもを育てようとしている初期人類の女性」と同様、その時に持っている知識・情報を総動員し、まさに“使えるものならすべて使って”、目の前の現実を生きていく他ない。

ことこの問題に関しては、右のほっぺをしばかれても気付かず、左のほっぺを差し出したまんまで「いや、別に危険だって証拠もないしなぁ」なんて言ってるわけにはいかないとは思う(気付いたらボコボコにされて死んでた…ってことになる)。

危機が迫ってたり、もう既に現実に搾取されたりしているのに、のほほんと“警戒しない”“敵として認識しない”というのは生物としては決して適応できないスタンスだ。

「偉大なる縄文人気質だ」などとばかりは言っていられない。

危険な“可能性”があればそれに対処するということでしか生き残れない。

「そんなのトンデモだ」とか「また陰謀説か…」とかを言うだけだったら、やられっぱなしになるだけだと思う(もちろん、トンデモである根拠や陰謀説である確たる証拠をきっちり提示していただければ、その事実に基づき再度考え直しますよ)。


というわけで、(相手に伝わらないと意味が無いので)なるべく根拠を示したり裏取りしたりする努力をしながら、今後もガンガン「仮説」を発信していきたいと思う今日この頃である。

要するに(科学の法則とも似ているが)ちゃんと未来予測ができて、その予測が実際に現実になっていれば、「使える認識」ということで、現実を生きる我々にとってはOKなのではないだろうか。もちろん“専門家”や“学者”の世界ではそれではだめなのかもしれないが、素人の我々にとっては、現実の世界で使えるかどうかが全てである。

たしかに、秘密工作組織や諜報機関なんかが絡んだ場合、情報の裏取りには非常に苦労しそうだし、大半の人々がまんまと情報操作に乗っかっている現状では、多くの人々の感情的反発も予想される(「べつにアメリカの創ったシステムのおかげでオイシイ思いもしてるんやからええやないか」とか「アメリカとケンカしても勝てないんだから、平地に波瀾を起こすようなこと言うなよ」などなど)。

しかし、情報の裏取りや根拠の提示の努力を積み重ねつつ、素人の強みで大胆に発信してくのが重要だと思う。何より情報を独占し、一般の人々から隠れた密室で、己の利害に基づき、策謀や情報操作を重ねる一部の人間たちにとっては、多くの人々に大声を上げられることが、もっとも都合が悪く、大きなダメージにつながると思うから。

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※画像は、アメリカ大陸の古代文明、「オルメカ文明展」より


テレビによって日本人の心理的植民地化は完成した

2014年09月06日 | 雅無乱日記

こんな本がある。

『日本テレビとCIA-発掘された正力ファイル-』有馬哲夫著(新潮社 2006年10月20日発行)
「暗号名PODAM=正力松太郎「アメリカ対日心理戦」の深層」



正力松太郎とは日本テレビの創設者。日本テレビ創設の裏には、アメリカCIAとの強い関わりがあったことを明らかにした書物だ。


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2006年11月12日(日)の日経新聞に載っていたこの本の書評の中で、養老孟氏がこんことを書いている。

>(前略)その答えとは、共産主義の軍事的脅威から日本を守る役割を果たす、日本を中心とする東北アジアから中近東、欧州にいたる、マイクロ波多重通信網の設置をアメリカ側が意図していたということだった。

>つまりそれは軍事的、戦略的、心理戦的であり、元来の意図は現在われわれが当然として考える、娯楽としてのテレビのようなものではなく、冷戦メディアだったのである。

>アメリカ側でこれに関わっていたのは、具体的にはCIA局員、ジャパン・ロビー、元戦略情報局員たちだった。

>こうした面から見れば、日本テレビ創設の物語とは、反共産主義と、アメリカによる戦後日本の心理的再占領の成功物語だった。

>(中略)残された問題がある。心理的再占領体制は、いわゆる55年体制として今日まで続いてきた。

>著者はそれを「親米化、属国化」と呼ぶ。われわれはどこまでその呪縛から逃れているのだろうか、と。


アメリカは別に、戦後の焼け野原の中で復興にはげむ日本人の夢や希望や娯楽を与えるために、カネを貸し通信技術を提供してくれたわけではない。

それまでの2度の大戦で情報や映像の重要性を十分理解していたアメリカは、それを日本人(ひいてはアジア人)を洗脳する武器として有効に利用したわけである。

おかげで、日本人はアメリカに対するレジスタンスも行わず、羊の群れとして経済活動にいそしんで、アメリカの資金源となってきたわけだから、彼らの戦略は見事と言うほか無い。

この正力松太郎という男、戦犯として公職追放令の対象であったらしい。しかし、その追放令は、このTVの導入の話とともになぜか解除される。

安倍晋三首相の祖父である岸信介や、あの児玉誉士夫らも戦犯であったが、アメリカと裏取引をして(おそらく協力の約束を条件に)プリズンから釈放されている参考:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=134409)。おそらく、正力も何らかの裏取引をしたのだろうと考えられる。

ブログ“Trend Review”より引用
http://www.trend-review.net/blog/2006/10/post_28.html

>折から、公職追放中だった正力が、なぜか突如追放解除となり、それをきっかけに、テレビ開局計画が急ピッチで具現化するのだが、そのキーマンとして動いたのがカール・ムントという人物なのである。

カール・ムントとは〔略〕米上院議員。ここに、ムントが米上院で、1951年4月に行ったという演説のコピーがある。

>「共産主義は飢餓と恐怖と無知という三大武器を持っている。こうした共産主義に対する闘いにおいて、アメリカが持っている最大の武器はテレビである。われわれは『アメリカのビジョン』なるテレビ・ネットワークを海外に普及させる必要がある。それを最初に試験的にやるべき地域は、ドイツと日本で、たとえば日本のすみからすみまで行きわたらせるためのテレビ網建設費は四百六十万ドル。これはB29爆撃機を二機つくるのと同じ金額である

>テレビは、共産主義勢力に対する武器としては軍事力などよりはるかに強力で、しかも安いというわけだが、このムント構想が打ち出されるや、ただちに正力の密使がアメリカに飛び、ムント議員と接触している。その密使が柴田秀利(後に日本テレビ専務取締役)である。〔略〕柴田は、GHQの新聞課長インボデン少佐にも、関係者たちの話では、「かなりどろどろした手段を使って」深く食い込み、正力を、共産主義殲滅の代理人にさせる、との約束を取りつけたようだ。「アメリカが、直接行なうと、情報支配のかたちがあまりに露骨で、日本人の神経を逆なでする。日本人の手でやらせた方がはるかに効果的だ」との柴田の説得が功を奏したものらしい。〔略〕


…で、外資や電通などから相変わらず強い影響を受け続けている日本のTV局は、バラエティー的ニュース番組や娯楽情報に国民の思考の枠組みを固定させるような情報を巧妙に滑り込ませ、また肝心な情報を報道しないということをもって、現在も人々を洗脳し続けている(中東情勢にせよ、チェチェンやアフリカ情勢にせよ、すべてがアメリカ側の切り口で報道されている)。

http://blog.goo.ne.jp/nanbanandeya/e/03dc0bd8d014e4b77c52f37858c9605f
でも書いたが、CIAは日本の政治にも資金面で影響を与える一方、メディアもばっちり握って影響力を与え続けてきたわけだ。CIAの手のひらの上で踊らされる日本。アメリカが、中南米やアフリカや東南アジアなど世界中でやっきたことと同じことを、日本もしっかりやられてたわけだ。

何かと言えば「日米同盟、日米同盟!」「核の傘」などと大騒ぎし、アメリカに逆らうのは暗黙のタブー、アメリカ様に従うのは「国益」、というふうに完全に刷り込まれてしまったのは、このTVの洗脳報道とサブリミナル効果が大きいのではないか。ウヨクまでひっくるめてさえそうなのだから、この洗脳は相当根が深いと思われる。

日本も、そろそろこの洗脳の呪縛から逃れないと、アメリカやイスラエルとともに世界から完全に孤立することになってしまうだろう。

もともとアメリカが日本人を洗脳する送り込んだ受信箱を、日々私たちはよろこんで観ているアホなのだ、ということにも気付いてそれなりの対策を立てたほうがよいだろう。

 

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「道徳教育」は人間の精神構造から見てほとんど無意味

2014年09月03日 | 雅無乱日記

'70年の貧困の消滅以降、世の中はどんどん荒廃し無秩序になっていっている。

マナーは守られなくなり、相手の気持ちへの想像力は磨耗し、幼児虐待や親殺し・子殺し、無差別殺傷事件は頻発し、「なんで人を殺しちゃいけないの?」と聞くような子どもまで出てくる始末…

社会秩序が乱れれば乱れるほど「道徳教育」が声高に叫ばれるのが世の常である。

現在も例に漏れず、文科省では道徳教育が大きなテーマの一つになっている。

だが、徳がたいして高くもない(失礼…爆)学校の教師が、黒板の前で生徒に偉そうに道徳を説いたところで、子どのたちの道徳心が本当に育成されるのだろうか?

学校で「道徳教育」を受けたら道徳心が健全に養われる…なんてことは、ほとんどの人が信じていないのではないだろうか。

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「性悪説」http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%AD%B0%AD%C0%E2というのがあるが、そこでは“人間は生まれながらにして本性は利己的(悪)であって、後天的に教育によって徳を身に付けさせる必要がある…”ということになっている。「道徳教育」を子どもたちに強制しようとしている人々にとって、その根拠は、この人間存在に対する基本認識=性悪説にあるのだろう。

“「体罰復活」や「厳罰化」が道徳の再生に寄与する”と本気で主張している人々も多いが、彼らも同様に人間という存在を「性悪説的」に捉えていると思われる。

そんな底の浅い人間理解だから、子どもたちにとって「道徳」は観念的なキレイゴトとしか捉えられず、身に付く(本当の意味で納得し肉体化される)ことなどほとんど無いのである。今も昔も子どもたちにとって“「道徳の時間」ほど退屈な授業は無い…”という現状はそれを象徴している。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=957
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=960
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=95701
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=176880

…これらの投稿を読むと、子どもたちに必要なのは、奇麗事でしかない「道徳」を教室で先生に押し付けられる事なのでは決してないことが容易に理解できる。

子どもたちに本当に必要なのは、仲間充足体験であり、同化能力(共認回路)の再生である。

同化した仲間の充足を乱す行為(エゴ)は自然と制御され、同化した仲間の充足をより高めるために積極的に行動するのが、人間の精神構造の本質である(「性悪説」というのは完全に誤った人間理解であることが分かる)。

ゆえに、みんなの充足のための行動規範(あえて「道徳」とは呼ばない)を肉体化するには、いかに豊かな仲間充足体験を持てるかにかかっている。

文科省も、ナンセンスな「道徳教育」とやらを延々と議論している暇があったら、子どもたちが豊かな仲間関係を築ける場をいかに創るか、子どもたちがみんなで夢中になれる課題をいかに創り出すか…ということにもっと頭を使うべきではないだろうか。


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