にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

新たな「貧困ビジネス」?ムハマド・ユヌスが脚光を浴びる真の理由

2010年07月31日 | 雅無乱日記

先週、やたらと新聞に載ってたのが、2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス。

あのユニクロと合弁会社をつくるかと思えば、
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010071402000063.html

19日には大学で講演
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0003216249.shtml

7月20日には首相と会談までしている。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201007/2010072000865


これほど、あらゆるマスコミに持ち上げられているって、いったい何なのか?

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最近、中国では、日系企業を中心に労働争議が多発している。(朝日新聞)

これまでのようには、安い労働力を都合よく利用し続けることはできないだろう。


おそらく、そこで目をつけた新たな安い労働力の供給先が、世界7位(2009年)の人口を抱え、アジア最低の平均賃金を誇る(?)バングラディシュ。

大量の貧困層に夢を見させてカネを借りさせ、その返済のために先進国が準備した労働に安価で従事させることができれば…

そこで、新しい貧困層への金貸しシステムを開発して、大量の貧困層を新しい賃金奴隷に仕立て上げるお膳立てをしたムハマド・ユヌスとグラミン銀行に注目が集まってるのだろう。

 

ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報より

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マイクロクレジットについては、山形浩生氏の解説がおもしろい。要するに、この「マイクロクレジット」というシステムは、サラ金そのものであり、女性を5人一組にして返済状況を相互監視させることで、圧倒的な低率のデフォルトを実現したという話である。要するに民法上の連帯債務のような仕組みだ。詳しくはいずれ論じる。

マイクロファイナンスあれこれ:来世を借金のかたに取る

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ジャパン・ハンドラーズと国際金融情リンクより

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ベイトマンは、ボスニアでのマイクロファイナンスの事例を研究しているといい、「商業化したマイクロファイナンス事業」は、インフォーマルなセクターの増大につながり、資本主義の支えてである中小・中堅企業の育成につながっていない。マイクロファイナンスに回る資金が、その国の産業家に集中して回らないという指摘である。

ボスニアの人々の中には、「マイクロファイナンスは、この地域の「アフリカ化」につながっている」と指摘する人もいるという。

バングラデシュでも、マイクロファイナンスの結果、生まれた事業といえば、小規模な「人力車」のビジネスや、小規模なキオスク(個人商店)やチキン・ファームのような、非成長型産業だと指摘する。

貧困すれすれから少し上の生活を維持するための経済は実現できても、地元の巨大資本や大企業が誕生しないように押さえ込むために、事業を細分化するというのが、マイクロファイナンスの狙いなのではないか、というわけだ。温暖化対策を唱える人の「持続可能な発展」理論とよく似ている。支配の法則として、日本には昔から「百姓は、生かさぬように殺さぬように」ということばもある。

もちろん、この指摘にはいろいろな批判もある。しかしながら、グラミンの発想からスタートした、マイクロファイナンスビジネスは、いまやJPモルガンやゴールドマン・サックスなど22の巨大金融機関が参入するものとなっている。こういった巨大資本の資金が、マイクロファイナンスのような「焼き畑農業」に振り向けられている

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質素ではあれ地域共同体で生きている人々を、バラバラにして金を貸し、市場に組み込んでしまえば、市場にせっせと奉仕する賃金奴隷に早変わり。

JPモルガンやゴールドマンサックスまでもが食指を動かしているのは、そこに大きな「うまみ」があるからである。

やたらと激安のパソコンを創って貧困層にバラマくのも、同じ「うまみ」を狙っている。

  ※参照:飢餓人口10億人超~“金貸し”が世界の格差を拡大し貧困と飢餓を創り出している


日本は、官民提携して、バングラディシュに対して、インフラ整備にも莫大な資金を提供するつもりらしい。

日本は、途上国の貧困層を奴隷化して搾取する行為に手を貸して、自分たちさえ豊かな生活が送れればいい、という欧米諸国と同じ事を、平気で踏襲していていいのだろうか。

彼らのやることを、「社会事業」「貧困撲滅」などという欺瞞と一緒に広めるマスコミに、あらためて不信感を抱く今日このごろである。

 

…と書いていたら、

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E0E2E2E38DE2E0E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL

バングラディシュで労働者の賃上げ要求デモが収まらない…というニュースが。

中国に代わる安価な労働力をバングラディシュで確保しよう…という日本の思惑は早速つまずくか?(現地の人々によってはつまずいたほうがいい)

 


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米当局が家畜の抗生物質漬けを制限する方向に。日本は?

2010年07月03日 | 雅無乱日記

今回は、抗生物質漬けの家畜についての話題。

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家畜への抗生物質投与「制限を」 米当局、耐性菌を懸念
(2010年6月30日14時30分 asahi.com)より

http://www.asahi.com/science/update/0630/TKY201006300233.html

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 【ワシントン=勝田敏彦】米食品医薬品局(FDA)は28日、えさや飲み水に混ぜて豚や鶏などの家畜へ常時与える抗生物質の量を減らすよう、畜産業界に求める指針案を発表した。抗生物質を家畜に与えると、病気の治療や予防だけでなく、成長促進の効果があり、米国では感染の有無とは無関係に広く使われている。だが、薬剤耐性菌発生の温床となり、人間の感染症治療が難しくなる恐れがある。

 抗生物質を使うことで耐性菌がはびこる懸念は古くから指摘され、医療現場では使用を最小限に抑えることが常識になっている。

 指針案は、成長促進を目的とした常時投与を条件つきで廃止するよう勧告した世界保健機関(WHO)の報告書などを紹介。「医療上重要な抗生物質の家畜への投与は、家畜の健康上、必要と考えられる場合に限るべきだ」として対策の必要性を強調した。60日間の意見募集後、指針をまとめる。

 FDAは1970年代から常時投与を規制しようとしてきたが、畜産業界などが反対していた。日本では、食品安全委員会が2004年から、家畜に使われる抗生物質の危険度評価をしているが、現在も常時投与は広く行われている。欧州連合(EU)は成長促進を目的とした常時投与を06年から全面禁止している。
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下のサイトと併せてみていると…

★パンデミック その解決のために
 http://chikusan.net/modules/extblog/details.php?bid=1013&cid=2&offset=18

 家畜の飼育に関して、抗生物質がかなり無茶な使われ方をしているのが分かる。

★家畜のエサ 耐性菌問題 成長ホルモンの恐ろしさ
 http://ecologist.jugem.jp/?eid=14


ここにも『モンサント社』の影が・・!!成長ホルモンを投与された乳牛

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=179420
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=179421

これってかなりコワイことだと思うのだが…

薬品メーカーとベッタリで、しかも薬品・畜産業界から猛烈なロビー活動をかけらる米当局が、これを問題視し始めたということは、よっぽどのことだと思う。

 

★食の安全 抗生物質漬け畜産を改善できない農水省[週刊エコノミスト2004年10月5日号]
 http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/129.html

 

日本ではどうやら、これらの問題が放置されているようだ。

豚インフルの問題も、口蹄疫の問題も、この問題と無関係ではないように思われるのだが…

いつものパターンだと、米で禁止された薬物が、大量に日本に押し売りされる。

日本人の肉体が抗生物質でますます汚染されていく…というぞっとする未来図が描かれる…

早急に議論して、対策を立てなくてはならいのではないか。

※上の画像は“ミートリックス” http://www.themeatrix.com/intl/japan より
 ミートリックスは工場畜産の実態をわかりやすく説明しているアニメーション。