にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

気になったブログ&ニュース(グリーンメーラーと温暖化と英軍イラク撤退)

2007年02月28日 | 雅無乱日記
今日はシンプルに、気になった記事を淡々と紹介してみる。

★プライベートファンド=グリーンメーラー?
  ブログ「Financial Journal」
http://www.financial-journal.net/blog/2007/02/000125.html

感想:スティールまたか。エゲつな…


★政治の道具に過ぎない”温暖化対策”
  ブログ「路上で世直し@なんで屋」
http://www.trend-review.net/blog/2007/02/000203.html

感想:最近、新聞を見ていても、(エクソンモービルが温暖化説の反対派に資金提供していたことがリークされたり)、大統領になりそこねたアル・ゴアの出演する『不都合な事実』がやたらと取り上げられて絶賛されていたり、あれほど世界世論などどこ吹く風でCO2問題を完全無視を決め込んでいたブッシュでさえCO2排出規制に前向きに趣旨変えしたりしていたが、どうもこれにはなんか裏があるにちがいないと思っていた。

でも、そういうことだったのか!

>流通経路はアメリカのADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)という企業が寡占状態に近づきつつある…
http://blog.livedoor.jp/nandeya_umeda/archives/50284756.html

またしてもやられっぱなしになるぞ、日本…


最後にもうひとつ。

続きを読む前にクリックで応援おねがいします!
    ↓         ↓         ↓
 ブログランキング・人気ブログランキングへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

★英イラク撤退/日本はこのままでいいか(2007/02/23 神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/0000248952.shtml
 ブレア英首相は、イラクに駐留する約七千人の部隊を数カ月内に五千五百人規模まで削減する方針を明らかにした。

 司令部を置く南部バスラの治安が改善したのが理由だ。今後も、イラク軍への権限移譲が進めば追加撤退も行うという。

 対イラク開戦時、英軍は四万六千人を数え、終結後も多国籍軍の中核として米軍とともに治安維持に当たってきた。

 現地情勢に合わせて部隊を縮小してきたが、今回は米軍が部隊増強に乗り出した矢先の撤退方針である。今後のイラク政策に影響を及ぼすのは間違いない。

 英首相の発表を受け、米政府は「既定方針通りで、治安が順調に改善している証拠だ」と述べ、有志連合の結束に支障がないことを強調している。だが、連日の爆弾テロで米軍などによる掃討作戦の効果もほとんどない現状をみれば、強がりと受け取られても仕方ないのではないか。

 英国に続き、デンマークも地上部隊約四百七十人を八月までに撤退させる方針を発表した。ブレア退陣を年内に控えた英国では、全面撤退につながる可能性も否定できない。多国籍軍のイラク離れが加速してきたといえる。

 米国のイラク政策を支持してきた日本でも、久間防衛相が「イラク戦争は間違いだった」と批判し、日米間に波風が立った。

 そんな中、チェイニー米副大統領が来日し、安倍首相と会談した。先の六カ国協議合意を受け、首相は取り残された拉致問題への協力を求めた。副大統領はこれに同意したが、同時に迫ったのがイラク政策への協力である。

 副大統領は、七月末に期限を迎えるイラク特措法を延長し、空自の輸送継続に期待したようだが、その背景には、有志連合の結束力がほころんできたことへの懸念があるのだろう。

 おひざ元の米下院でも先日、イラクへの米軍増派に反対する決議案が可決されたばかりだ。軍事力に頼るイラク政策への批判が内外で高まる中、副大統領の日本と豪州訪問には、同盟関係のより一層の引き締めを促し、その強化を内外にアピールしたいという思惑がのぞく。

 イラクでは掃討作戦が続く今も、米軍などを狙った爆弾テロはやまず、多くの民間人や米兵が犠牲になっている。

 ブッシュ政権が続ける「力の政策」を、日本はいつまで支えていくのか。米最大の同盟国・英国が撤退への決断をしたいま、イラクをめぐる状況の変化を見据え、あらためて真剣に検討すべき局面である。

まったく同感!

新聞サイトでそのまま転載しようと思えた記事は久しぶり…


人気ブログランキング - 路上日記@なんで屋
ブログランキング ドット ネット
コメント (1)   トラックバック (3)

穀物の価格が上がってるのはなんで?

2007年02月15日 | 雅無乱日記
         画像は世界の穀物市場を牛耳る巨大多国籍企業 カーギル社

昨年の秋くらいからトウモロコシ、小麦、大豆などの穀物の価格が上昇し、現在も高値が続いている。

オーストラリアの干ばつによる減産もあるが、夏まで高値が続いた原油や金への投資資金が、その値下がりとともに穀物市場に逃避したのが原因の一つといわれている。

投資家は儲かっていいのかもしれないが、消費者はたまらないだろう。そんな浮ついて不安定な市場に、我々の命綱である食糧の価格が振り回されるわけだ。

生産者にとってもたまらない。ある時は高値で買ってくれたと思って量産したら、今度は雀の涙ほどの安値で買い叩かれたりする。

今回の穀物価格の上昇には、他にもいくつか構造的な要因があるようだ。

    続きを読む前に応援よろしく!
    ↓         ↓         ↓
 ブログランキング・人気ブログランキングへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

一つは、肉食化が進む中国やアジア諸国の飼料の需要が増えたこと。特に中国の巨大な胃袋が、穀物の資料を大量に必要とする肉の消費に傾くことで、世界の穀物流通バランスはかなり変化してきているようだ。

もう一つの要因は、2006 年 1 月 31 日にブッシュが行った「一般教書演説」であろう。

一般教書演説の全文は、大統領府のホームページで閲覧可
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2006/01/20060131-10.html
米国の競争力を維持するためには、安価なエネルギーが必要である。しかし、米国は政情が不安定な地域からの石油の輸入に頼っており、こうした地域への依存体質から脱却するためには、技術力を上げることが最も近道である。

2001年以降、米国は100億ドル以上をかけてより安価で環境にやさしく、安定した代替エネルギー資源の開発に投資してきたが、現在、我々はさらなる技術の向上に向けた分岐点に立っている。

このため、米国は、「先端エネルギーイニシアティブ(Advanced Energy Initiative)」として、エネルギー省におけるクリーンエネルギー研究予算の22%増加を実施し、技術革新を図って、2025年までに中東からの石油の輸入の75%以上を代替エネルギーで補うことを目標とする。

先端エネルギーイニシアティブでは、以下の 2 点を推進している。

(1) 一般世帯・商業施設への電力供給手法の研究: ①ゼロエミッションの石炭発電所、②太陽エネルギーや風力エネルギー、③核エネルギーの 3 分野への研究にさらに投資する。

(2) 自動車動力源の研究: ハイブリッド車や電気自動車のバッテリー研究と、環境汚染物質を排出しない水素燃料電池車の研究を促進する。またトウモロコシだけでなく、木片や植物の茎、スイッチグラス(キビの一種)などからエタノールを生産する方法を研究し、6 年以内に実用的で競争力のある新しいエタノールを製造する。


この指針に従い、トウモロコシをガソリンの代替燃料のエタノールに、大豆を軽油代替燃料のバイオディーゼルに転用する動きが進んでいる。

これが新たな需要を生み出し、価格をさらに押し上げているようだ。

例えばアフリカなど、世界には食糧不足により餓死する人々は山ほど存在する。後進国の飢えに晒されている人々にとっては、食料の値上がりは命の直結するだろう。しかし、先進国の市場はあり余る食糧を代替エネルギーとして利用しようとしている。そしてそれが食糧価格を上昇させる。上昇を見込んだ投資家の資金が流入し、さらに価格を高騰させる。そしてまた飢死者が増える…

…実に複雑な気分である。

http://mytown.asahi.com/usa/news.php?k_id=49000000702080004
asahi.comより

実際、このようにトウモロコシの高騰によって貧民層の食糧事情が逼迫したために、メキシコではデモが起こっている。

最後にこのサイトを紹介したい。
「世界飢餓にまつわる12の神話」
http://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.html

ここには、「世界が飢饉に見舞われる原因」「飢饉に対する対応策」と我々が思い込んでいる数々の常識がことごとく覆される内容が書かれている。


大きな気付きがあると思うので、ぜひ一読してみてほしい。
コメント   トラックバック (3)

イラク…米軍による虐殺、次々と…(虐殺の事実を隠蔽する情報操作)

2007年02月11日 | 雅無乱日記
画像 REUTERS/Jamal Saidi . Common Dreams News Center より

「誰がなんと言おうと増派なんだ!」と絶叫する指導者のもと、米国世論と世界世論の反対を押し切って海兵隊を続々とイラクに送り込んでいるアメリカだが、非武装の市民600人が殺され、1000人以上が負傷した「ファルージャの大虐殺」に続き、またもやイラクで大量虐殺を開始した模様だ。

米軍の大規模な掃討作戦(実質は侵略・虐殺)が迫っているということで、イラク北部やヨルダンなど周辺諸国へ、難民が370万人も避難し始めているとの話(日経:2/8朝刊)。米軍は、ファルージャでやってきたように民間人も区別無く殺戮するだろうから、もう家を捨てて逃げるしかないと判断しているのだろう。無理もない。

というわけで、再び始まった彼らの虐殺攻勢を、まずは9日の朝日新聞の夕刊から追っていこう。

>「米誤爆 子ら45人死亡」
>内戦状態が続くイラクで駐留米軍は8日朝、西部アンバル州で外国人武装勢力の拠点となっていた建物2軒に精密誘導爆弾による空爆を加え、「テロリスト」13人を殺害したと発表した。

>しかしAP通信は(中略)、空爆で民家4軒が破壊され、女性や子ども、老人を含む45人が死亡したと伝えた。

>(中略)AP通信は、米軍の空爆で犠牲になったとされる死傷した子どもの映像を配信した。各地でテロも相次いでおり、内戦状態の治安が落ち着く兆しはない。AP通信は、計104人が死亡したと伝えた。


こんなことが、この先どんどん続いていくのだろう。「誤爆」は彼らの流行語?

         続きを読む前に応援を!
    ↓         ↓         ↓
 ブログランキング・人気ブログランキングへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】


もっとひどいのはこのニュース。

イラク軍、駐留米軍 交戦、武装勢力250人死亡 正体不明 シーア派カルト?
(1月29日16時18分配信 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000031-san-int

この虐殺された250人が、実は民間人だったという可能性が濃厚である。

この件を扱ったブログを紹介する。

ナジャフのカルト集団への米軍の「大勝利」 実は巡礼者らの「大量殺戮」の可能性 カルト教団の隠蔽工作に利用か?(ブログ「机の上の空 大沼安史の個人新聞」)
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2007/01/post_b984.html

「カルト指導者に対する米国の大勝利」は、虐殺だった(Falluja,April 2004-the book)
http://teanotwar.seesaa.net/article/32530646.html
「ナジャフの戦闘」をめぐる当局の嘘が暴かれた(Falluja,April 2004-the book)
http://teanotwar.seesaa.net/article/32693448.html

要するに、巡礼に来ていたただの民間人を大量虐殺しておいて、都合が悪いので「狂信集団」とか「終末論的カルトの一群」とレッテルを貼り、あたかも「掃討」が正統的なものであるかのように情報操作しているのである。

アメリカが使ういつもの手なのだが、今回のはホンマひどい。人間のやることではない。「テロリスト」や「カルト」というのは実に便利な言葉である。自分たちの行う非道の数々をすべて正当化してくれるわけだから(「テロリスト」であり、「キリスト教原理主義のカルト集団」であるアメリカがそういう言葉を使うなよな…おまえらの事やろ…といつも思うのである)。

この件については、大手新聞では読売が2月9日の朝刊に「スンニ派“当局の捏造”-シーア派反発 両派に米軍利用の思惑-」という記事でちょろっと採り上げているのみ。ただし、奥歯にものが挟まったような表現でお茶を濁している(トーンとしては、「米軍を宗教の派閥対立で自分たちの側に有利なように利用しようとしている連中がいますわな…」という感じの記事)。

アメリカの精神的植民地である日本では、まともな報道はされないのだろうか?
「不都合な事実」を隠蔽するアメリカの、しかもアメリカ世論ではなく現政権の極一部の連中の大本営発表通りに報道するだけなのか?

久間と麻生のホンネ(失言?)を必死で言いつくろうアベシンゾーを見ていると、実に暗澹たる気分になってくる。そのうちNATOを通じてアメリカから「アフガニスタンにも自衛隊を出せ」という要請がくるだろうが、まさか引き受けるんじゃねーだろうな。

ぜったいにそんな要求を呑んではならない。

米軍に後ろから撃たれるだけだぞ。

==============================================
☆イラク開戦直後の英軍誤射ビデオ=悪態つく米操縦士(AFP通信→時事通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story/20070207afpAFP010899/

(中略)

《ユーチューブの当該動画》
☆The "friendly-fire" death of a British soldier in Iraq.(p1)
http://www.youtube.com/watch?v=AV_16PdWnBo

☆The "friendly-fire" death of a British soldier in Iraq.(p2)
http://www.youtube.com/watch?v=NFdJ4X_wWj0


☆このコックピット映像(動画)と米軍地上管制官との会話の
日本語訳はここにある
     ↓
http://www.afpbb.com/article/1307204
http://tinyurl.com/2ftuk8
================================================

以上は、ブログ「薔薇、または陽だまりの猫」より
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/e049ee6a959a2703e22e2fe39b54ae30

増派によって、このイカレタ連中の虐殺がさらに大規模になっていくと思うと、実に暗澹たる気分になってくる。

日本のマスコミは、ちゃんと事実を報道しろ!
コメント (6)   トラックバック (4)

「アメリカの幼稚なイラク戦略」。事実を言ってなぜ悪い?

2007年02月06日 | 雅無乱日記
柳沢厚労相にしろ、久間防衛相にしろ、何かと爆弾発言が問題になる季節である。

久間防衛相は米批判を繰り返して話題になっていた。
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070128/ssk070128000.htm(産経)

これで、与党はご主人様のご機嫌を損ねるのでは…とヒヤヒヤしていたようだが、さらに輪をかけた批判を麻生氏がやってくれた。さすが2ちゃんのアイドルである(もっと言ってやれ^^;)。

政府、沈静化に躍起 外相の米イラク政策批判(中日)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007020501000349.html

アメリカのやり方が幼稚だから「幼稚だ」と言ってるだけで、何が悪いのだかさっぱしわからない。ホントの事言われたからって怒るなよ。

彼は、「ドンパチやって占領した後のオペレーション(作戦)として非常に幼稚なもので…」と言っているが、もっと言うと証拠を捏造してまで「ベトナム化」することが分かりきっている戦争を始めたこと自体が「幼稚」極まりない。

その上、こんな調子で…
「米・イラク軍、民兵掃討作戦を準備」(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070206AT2M0501L05022007.html

さらに虐殺を敢行してアラブの怒りを買い、ますます事態を泥沼化させようとしている。ここまでいくと「幼稚」とか「稚拙」とかをとっくに通りこして、完全な白○かバ○である。

日本は、もっと早いうちに久間氏や麻生氏のような批判をすべきだった(風向きが変わってからちょろっと出すのはセコイ。けど、まあ言わないよりはマシか)。

この件に関して、村上龍氏主宰のメルマガ“JMM”http://ryumurakami.jmm.co.jp/2006年12月30日号に非常に考えさせられるコメントが載っていた。とても重要な認識だと思うので、申し訳ないがメルマガから拝借する。引用の罪滅ぼしCM:みなさん、これを読んだら必ずメルマガに登録してください^^;)

    続きを読む前に応援よろしく!
    ↓         ↓         ↓
 ブログランキング・人気ブログランキングへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

======================================================
『from 911/USAレポート』第284回「年の瀬の葬送」
冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)


(前略)「戦争の不可能性」という問題についてお話ししたいと思います。例えばイランの場合、仮に部分的な軍事行動で核関連施設の破壊に成功したとしても、攻撃を受けた政権はかえって強い支持を得るでしょう。民間人犠牲が出れば、その犠牲は英雄とされ、紛争の飛び火を嫌がる周辺国もアメリカの軍事行動を非難こそすれ、支持はしないでしょう。イラクのシーア派もそんなアメリカに距離を置くことが考えられます。そんな中、アメリカは政治的に追いつめられてしまうでしょう。

 非常に大ざっぱな言い方になりますが、20世紀の前半まではそんな心配はあまりありませんでした。戦争に勝利して相手国の政権を転覆させる、あるいは植民地にしてしまう、そんな行為がそれなりにまかり通って来たのです。ある意味で、軍事的勝利がそのまま戦後における統治の正当性となり得たのです。ですが、21世紀は違います。勝利者が敗者の生殺与奪の権を奪うことが完全にはできないのです。

 どうしてこうなったのでしょう。20世紀までの世界では、戦争に負けるということは死を意味したのです。アジア、アフリカの途上国だけでなく、北方の国でも食糧不足がありましたし、一旦は産業社会を経験したドイツや日本などでも「総力戦」という愚かな選択の挙げ句に敗北した時点では、人々を「食べさせる」ことも難しい事態に立ち至りました。

 そんな中で、戦勝国が大量の資金と物資をかついで乗り込んでいく、それに自由や平等といった精神的な開放感を加えていけば「統治」は可能だったのです。日本の場合もドイツの場合も、第二次大戦後60年を経ていますが、この間に「完全な反米政権」ができたことは一度もありません。この両国の場合は良くも悪くも、この間アメリカの間接統治は完璧な形で機能し続けているのです。

 ですが、現在の戦争は違います。まず国連の存在があります。国連憲章に基づくPKFとして戦争が起きた場合は、戦後処理は完全に国連の枠組みで行われるのです。ですから特定の国が統治の責任を負うことはありません。また戦勝の利権を独占することもできないのです。また国連のおかげで「総力戦」であるとか「世界大戦」というような愚行に至る可能性は非常に少なくなりました。この欄でも何度かお話をしましたが、国連という機関が設立された目的は世界大戦の防止であって、この点では今でも設立の主旨はほぼ100%実現されているといって良いと思います。

 現代の戦争を変えたもう一つの大きな要因は「情報」でしょう。情報といっても、一部の軍人や政治家がコソコソと集めた「インテリジェンス(諜報)」のことではありません。そうではなくて、マス・メディアによって流れる戦争報道のことです。現代においては、戦争報道を100%統制することは不可能になっています。同時に、いかなる戦争であっても民間人の犠牲は悪であるということもようやく世界の世論として確立してきていると思います。

 そんな中では、例えばイラクのような規模の大きな国を徹底して破壊することは不可能になっているのです。敗戦は不名誉なことです。そして敗戦国民が戦勝国の統治を受け入れるというのは、極めて屈辱的なことだと言わねばなりません。その屈辱を受け入れてもなお、勝者の統治を受け入れるには「そうしなくて生きてゆけないだけの徹底した破壊」が必要です。ですが、現在の国際世論の目は厳しく、そのような徹底した破壊をしては世界から孤立してしまいます。

 そんなわけで、アメリカにとってイラク戦争の現状は(1)当事国イラクからもアメリカの国内外からも十分な批判を浴びるだけの破壊、を行いながら(2)再建への協力を感謝されるほどの破壊、には至っていない。つまり、中途半端な状況になっているのです。勿論、徹底的に破壊しておけば良かったということは全くありません。取り返しのつかないことながら、今から考えれば戦争という選択肢は全くなかったケースだと言えます。

 これはイラクという国の持つ特殊な要因がそうさせているのでしょうか。確かにフセイン政権は、独裁でありながら女性の人権や教育、社会インフラという意味では統治に成功していた政権でした。従って、秩序を破壊することのデメリットはイラク国内の社会には大きかったのです。ですが、このイラクの状況は決して特殊ではありません。アメリカに「刃向かうだけの力を持った社会」という意味では、イランにしてもベネズエラにしても構図は似ています。北朝鮮にしても、体制を破壊することは再建コストを負担することを意味する中、関係国がみな腰の引けた状態になっているという点では、よく似ています。

 2006年はそんな意味で「戦争が不可能になった時代」に人類が立ち至ったということを告げる静かな転換点だったのかもしれません。戦争が殺戮であり、悪だという以前の問題として、戦争に「勝ってしまう」ことによって他国の支配に関する責任が生じる時、そのコストの前には戦勝のメリットなど吹き飛んでしまう、そんな時代がやってきているのです。本来であればベトナムの時点でアメリカはこのことに気づくべきでした。ですが、今もまだ気づいていないのです。(後略)
======================================================


彼らは、文句なしで世界最強の軍事力を持っている。これに異を唱える人はいないだろう。

しかし、彼らはベトナム戦争に負けて撤退した。そして、現在、アフガンでもイラクでも、現地の人々の強い抵抗にあって虐殺合戦には勝っても結局撤退せざるを得ない状況になりつつある(イラクには増派するという話だが、いずれ必ずベトナムの時のようにみじめに撤退することになるだろう)。さんざん非道を働き「アメリカの“裏庭”」と豪語してきた中南米においても、反米ののろしが次々と上がっている。軍事力で正面から戦ったら勝ち目などあるはずのない国々が、アメリカに反旗を翻し、しかしアメリカは彼らを制圧・統合できないでいる。いくら軍事力を増強しても、世界中の反米勢力を制圧することは永遠に不可能だろう。

今、アメリカ政府がやろうとしているのは、殺しても戦略的に何の意味もない人々をひたすら虐殺することであり、自国の兵士を無意味に犠牲にすることである。もしアメリカが「テロとの戦い」に勝ちたければ、逆らう奴を一人残らず皆殺しにするしかない。それが不可能である以上、レバノン人の大量虐殺を成功させたにもかかわらず、ヒズボラを勢いづかせただけであったイスラエルのように、個々の戦局で勝利しても、戦略的には敗北するしかないのである。

まあ、当のアメリカも、単純な「力(武力)」だけではもはや制覇力とはなり得ないことはうすうす感じており、だからこそ諜報組織を充実させ様々な裏工作(暗殺・誘拐や武器・資金の援助)や情報操作や、地元メディアの殲滅(アルジャジーラのバグダッド支局など)などによって、世界各国に介入してきた。

完全にアメリカの為すがままにされている日本は、残念ながらその洗脳がもっとも成功した事例であろう。

実は、イラクでさえ平定できず、しかも自国の統合さえまともにできないガタガタな状態なのだが、己を実態以上に大きく見せる情報操作によって恐れさせ、「アメリカに逆らったらやっていけない」「アメリカに従うことが日本の国益にかなう」と日本人に信じ込ませているわけだ。そんなペテンにまんまと騙されている日本は、まったく愚かとしか言いようがない。

根本に戻って考えてみよう。

「力の原理」は、それを恐れない相手には原理的に働かない(相手に「戦っても勝てない」「だから不本意だが従わなくてはならない」と思わせることができなければ、「力」の意味は無い)。だから、まずは「戦う前に負けている」という状況から脱することが最初の突破口となる。

よくスポーツ選手(亀田とか^^;)が「オレは強い」「勝つ!」と自己暗示をかけているが(見ていてかなり異様な感じがするが…)、別にムリヤリ思い込めというわけではない。社会の統合原理と、現在の人々の意識を、事実として認識すればいいだけである。

社会を統合しているのは、「力」ではなく「共認」(←世界世論と言ってもいい)であるという事実を識ること。つまり、われわれは「力」によって手も足も出ない状態にさせられているのではなく、単に、「オレたちは一番強い」「オレたちが世界の支配者だ」という彼らの神話(幻想)を信じ込まされている(共認させられている)だけだということだ。

われわれ日本人が、わざわざ彼らの妄想につきあって「力で言うことを聞かされる奴隷」役を演じてやる必要はまったく無いのである。

私たちがマインドコントロールから脱することで、彼らの「軍事力」は子供だましの「はりぼて」となり、彼らの財政を圧迫させる単なる「お荷物」に変貌させることができる(実際、既にそうなりつつあるが)。

次の段階では、洗脳され無意識に前提となっている価値観(パラダイム)を、可視化して検証することが必要になる。これは、それに洗脳されていること自体に気付くことがかなり難しく、少々厄介だが、ひたすら構造認識を獲得して現実を斬っていくしか方策はないだろう。 TVに騙されて納豆食ってる場合じゃないよ^^)ホンマのとこ。


人気ブログランキング - 路上日記@なんで屋
ブログランキング ドット ネット
コメント   トラックバック (5)