親不孝な私は両親たちのお墓にあまり行かないのですが、今年のお盆には墓参のために大津に行きました。暑い日でカミさんともども大汗をかきながらでしたが、洒落た柄?のアサガオを見ました。暑い夏でも道を歩けば花を見ることができるのです。
この花を初めて見たのは近くのKさんの家、きれいな花がたくさん咲いていて見とれたものですが、最近あちこちで見るようになりました。しかし、Kさんの家のをはじめ、どことも花の数が減り、色も薄くなったような気がするのが残念。
麦藁細工に似ているからこの名があるそうですが、麦藁細工というものは見たことがありません。別名の帝王貝細工の貝細工は見たことがあるように思いますが、よく知りません。いずれにしろ、咲いている時からドライフラワーのような花です。
道端のプランターに植えた五色というけれど三色のトウガラシはピカピカ光ってきれい。このトウガラシも煮て食べたら辛いのでしょうか。
アブチロンには色々な花がありますが、この絵のような形で赤いチロリアンランプというのがいちばん多く、季節を問わずに咲いています。他にも変わった形の花があるので何の仲間かと調べてみたらアオイ科でした。
キョウチクトウの花をじっと見ていると、この花は南の国から来たのではないかと思うのですがどうでしょう。いずれにしろ、この花が散らないと夏が終わらないのは事実です。もう一がんばりです。
あちこちで見かける大きい花ですが、花びらがダラリと垂れ下がっているのもよくあります。この花の特性なのでしょうが、やはりしっかり開いているほうが良いと思うのは贅沢?
小さい袋をたくさんぶら下げるのがフウセンカズラ。今ではどれも茶色になっています。よそのを黙って頂いてくるわけにはいきませんが、割れば、小さい黒い実が何粒か入っていて、振れば小さい音がするんではないかしら。
ミソハギはお盆に使う花だと聞いたことがありますが、先日、江戸時代後期の随筆集『甲子夜話』を読んでいたら、この花はお盆の仏事に供えるとあって(ちょっと自信なし)、昔からの風習なんだと感心しました。
地面を覆うという意味でしょうか、グランドカバー用の花というのだそうですが、ちょっとした空き地、街路樹の下の空き地などで咲いています。花期が長いので一年中咲いているように思います。