幼稚園の西側の貸農園で一株が毎年咲く花。人の背もありそうな花を見てびっくりしたこともあるのですが、近いところだったのにそれがどこだったかは分かりません。抜いてしまったか、植えなかったのかもしれません。
スイフヨウは清楚な花、それも一日花というから奥ゆかしさを感じをいられません。朝は真っ白ですが、時間がたつにつれて少しずつピンクになるのはご存知のとおりなのですが、今年はこの赤いスイフヨウを描くのを失念していました、ああ残念。
ねこの尻尾とはまことに上手い命名ですね。この花は見る花ではなく触る花というのがぴったりしています。美容院のエントランスに植えてあるのもそんな感じを考えているのかも。
この珍しい花を見たのは数年前の4丁目の通りに面した家の庭でしたが、去年から見なくなったのは切ってしまったからでしょうか。そこで探して歩いて見つけたのは自転車屋さんの居宅の塀、これで毎年見ることができます。
これは園芸種のルコウソウで植えている人を見かけることがありますが、私は野に咲くヒロバルコウソウが好きです、こちらはルコウソウとあまり形もいろもかわりませんが、ところによっては群落で咲いていてそれが見事だからなのです。
花寅尾と書くのでしょうが、これも多い花であちこちで見かけます。私がオカトラノオという花を見たことがありますが、この花は三角錘のように先が尖っていて、いかにもトラノオらしい形をしていましたが、ハナトラノオはそんな形でないのが残念ですが、どうでもいいことか?
御覧のように道端でいくらでも見られる花のようですが、これは青い染料藍の原料なる植物なのです。記憶に間違いがなければ、刈り取ったのを醗酵させて取れる青い汁に布を浸けて染めるのですが、これがたいへん難しい作業なのだそうです。
かつて市のコミュニティー事業団の行事に街道を歩こうというのがあって、いつも参加していました。同行のYさんは病理学の専門家なのに、植物にはたいへん詳しく、道々で植物の名前を教えてくれました。この花もその一つです。
花弁の形が変わったキクなので、ネットで調べましたが分かりません。いつもの頼みの綱のサイトに問い合わせたところ、ダンゴギクなのが分かり、花の中央が丸く膨れ上がっているところからこの名があるのも知りました。なるほどそういう形をしています。
弟の家の裏山はコスモスやキバナコスモスの花盛り、三階からの眺めはまことに見事です。その裏山に行ってみると、アイ、シュウカイドウ、フジバカマ。ミゾソバなど秋の花で一杯です。その中には十月桜もチラホラと咲いていますが、花は春まで見られるとのことです。