goo

赤トゥーランの磨き(2/3)

<ルーフモールのウロコ>

こちらは、ワーゲンでも上級モデルに標準装備されているアルミ製クロームの
ルーフレール。廉価版だと黒塗装になります。
ドイツ車のクロームは、国産車と違い、太陽光で出来る水垢が半端ではありません。
ここ1年は、「ウロコのひどいクローム磨き」系の高額商品が多く出ていますが、
僕の個人的経験と見解は、「あまり意味の無い商品」と言えるでしょう。
1週間程度で元に戻ってしまうからです。

詳しく見ても分からないのですが、どうやらドイツ製のクロームモールには
薄くクリアーコーティングがしてあるらしく、そのクリアー塗装とモール本体
の間に、水垢が浸透して、「ウロコ状態」になるようです。
同じ事を山田御大も指摘しています。

アウディの「S」「RS」シリーズのミラーハウジングなどは、モールと違い
表面積が大きいので、泣くしかないのが実情です。

これを打開するには、新車購入直後からの磨き&コーティングが必要ですが、
一般的には、普通のコーティング屋さんでも手に負えないのが本音のようです。

山田御大の場合も、
「完全には取れないんだよ。新車ディーラーでも悩んでいるようだよ。
でもどうしてこうゆう造りをしているのかねぇ。」
と・・・・・言われながらも、特殊な混合比率で薬品を付けて、
丁寧に(いや根性で)バフで磨いていきます。遠い昔、自分でもバフ磨きを
した事がありますが、失敗するとクロームモールに大きな磨き傷を付けてしまい
本当に修復不可能になります(泣)

画像は、適度な力と高度なテクニックで磨いたトゥーランのルーフモール。
これを綺麗にふき取ると、新車同様にはならずとも、ウロコが薄くなり、
よほど目を近付けない限り、気が付きません。


<撮影協力>
8730さま(横浜市在住)

<店舗紹介>
有限会社 オートサービスヤマダ
横浜市戸塚区戸塚町1006-4
℡ 045-865-3039 fax 045-865-3035
みがき:1万円~ / コーティング:3万円~
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 赤トゥーラン... 赤トゥーラン... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。