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2015年 新車情報


今年もワーゲングループを中心に欧州情報をお伝えします。

様々な要因で今年もビックリするようなモデルの発売は
ありませんが、ゴルフ7からスタートした新規シャシー
MQBを使ったトゥーランやティグアンが登場します。
アウディでは新規シャシーを使ったA4が年末登場です。

メカ的にはオペルがスタートさせたエコエンジン構想
に触発され、今までベースとなっていた1.2TSIの下に
1.0TSIが登場。今後はこれがベースラインになるでしょう。
昨年ドイツでは設計段階でのトラブルが内部告発で
明らかになった7速DSG。これに代わる新規構造の10速DSGも
早ければ日の目を見る事でしょう。

今や先進国では黒塗り高級車に代わり人気のあるT5こと
トランスポーターシリーズは、昨年末のメルセデスVクラス
における超ビッグマイナー対応でマイナーチェンジを行います。
シャシーを含めたフルモデルチェンジは予定通り2019年
登場(2020年発売)です。今後この世界にはトヨタも
再参戦しそうな気配があります。

EUでは10年以上前から計画されていたディーゼル削減が
2018年頃から本格的に実行されるので、都市部などで
発令される電気走行対策のPHV計画が始動します。
これは既にメディア発表されているゴルフ7、パサート8、
アウディA4辺りで早急に現実化するでしょう。

EUではSUVの人気が異常な状態で今年から数年間に渡り、
各ブランドの各クラスにSUVやそれっぽいモデルが
デビューします。ティザー広告をしているベントレーは
アウディQ7ベースで秋に登場。Up!ベースのお手軽
安価モデルは2018年です。(シュコダブランドでは
2015年末先行登場)

準備不足発表を隠し切れないゴルフ7ですが、
彼らが自信を持って発表するゴルフ8(ゴルフ7の
ビッグマイナー)は2018年に登場予定。

もしかしたら横幅が3ナンバーになってしまう可能性の
あるMQBポロ(完全モデルチェンジ)は2017年発表予定です。

以前より浮上しては消えるVWのF1参戦ですが、
関係者の一部ではいまだに2018年のXデーを語る人が居るようです。
これはピエヒ総裁とデートリッヒ・マテシッツとの親しい仲が噂を
大きくしている様子。ワーゲン王国にはアウディーという
スポーツルートとポルシェという技術集団がありますから、
利益が見込めれば(これ重要)いつでも参戦出来そうです。
今のF1は非常に余計な金が掛かりすぎるので、その問題が
解決すればワーゲンブランドの参戦も十分あり得るかも知れません。


【VW乗用車】
5月 ゴルフ7 ヴァリアント・オールトラック
   ゴルフ7 ヴァリアントGTD
   ゴルフ7 ヴァリアント R
7月 ゴルフ7ブルーモーション1L/TSI
   トゥーラン(FMC)
8月 パサート8GTE、パサート8オールトラック
9月 ティグアン(FMC)
11月 ザビートル デューン(追加)

【VW商用車】
8月 T6(マルチバン、カラヴェル、カリフォルニア系)

【アウディ】
2月 Q3、A1
4月 TT/TTSロードスター
6月 RS3
7月 Q7
9月 R8
11月 A4/A4アヴァント(FMC)

【ポルシェ】
3月 ボクスターGT4、ケイマンGT4、カイエンターボS
9月 911
12月 マカンGTS

【ランボルギーニ】
3月 アヴェンダドールLP750-4スパイダベローチェ
9月 ウラカンLP610-4スパイダー

【ベントレー】
3月 ミュルサンヌスピード
9月 SUV(FMC)


※1:FMC=フルモデルチェンジの略。
※2:上記登場時期は本国の時期です。日本ではありません。

ご注意:上記は中澤が初夢で見たコト記載しております。事実と大きく異なる事があるかも知れません。あてにしないでね!
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