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7回目の車検(15年・103,690km)


※4月10日のメモより

初めて5代目GTIを日本で見たのは、
国内某所で研究用に輸入されたフランス仕様だった。
あの大手メーカーが普通のゴルフどころかGTIまで
秘密裏に空輸して、徹底的にベンチテストしたり、
(マフラー出口周りのバンパーは溶けていた)
バラバラにした事を知って驚きました。
フォルクスワーゲンの本気度を、日本のプロがボルト一本まで
知りたがっていると分かると、僕も欲しくなったのです。

その後、日本仕様が発売され、富士スピードウエイで行われた
特別発表会で見た時には、いつか自分の物にしたいと思いましたが
それでも何か躊躇する所がありました。
(後にそれが南アフリカ製の精度の悪さと知るのですが)

ゴルフ5GTIの最終限定で黄色のピレリが出ると聞いて
日本には正規輸入されなかったゴルフ1GTIの最終限定車
「Pirelli」の事が頭を過ぎった。
豪華絢爛な装備に、ボディー同色のバンパー、
Pデザインのホイール。
小学生の僕が外国の雑誌を見て憧れていたモデルの再来と知ると
自分の物にしたくなったのです。
追い打ちを掛けたのが、ウォルフスブルグ本社工場製だったこと。



当時の営業担当者さんに無理を言って、
閉店後の店舗内で、床に横になり、
展示されていた黒いGTIピレリの底を
くまなく見たあの日を、今でも覚えています。

しかし、とても大切にしていた
雨天未使用のニュービートルカブリオを
下取りに出してまで買うとは思わなかったし、
その後、この僕が新車を15年も所有するとも思わなかった。

その時に勧めてくれた営業担当者さんは、
かなり前に離職されてしまいましたが
今でも親友として交流があります。

過去に2度ほど、手元を離れようとしたことがあります。
しかし2回とも、丁寧なお断りをされて、
次のオーナーの所には行きませんでした。
もっと言えばこの春、東京オフィスからも追い出されてしまい
また僕の手元に戻って来てしまった。
(あら、お帰りなさい)

どれだけGTIピレリが好きかって?
いや、実はそれほどでもありません。
もちろん大切にしていますし、整備も怠りません。
必要とあらば鞭を打って悪天の中、出先に行く事もあります。
汚くなったら機械洗車に入れちゃいます。

他の愛車と違って ”ドライな関係” と言えるでしょう。
そのドライさ加減がもしかしたら、
長く一緒に居る秘訣かも知れません。

今年も車検の時期になりました。
帰宅すると、法改正により
フロントウインドーの右側上に車検ステッカーが
貼られていました。



既に左右共に、綺麗な中古品に交換している
純正エリプソイド式ヘッドライトですが、
G5では鬼門の左ヘッドライトの調整が上手くいかず、
(エリプソイドの中身を明けて調整しないとダメか?)
次回は、対策を考えないといけないでしょう。

その綺麗なサンフラワーイエローのボディーとは対照的な
GTIピレリのクールな一面が、心の何処かで
僕を虜にさせているのかも知れません。

<整備協力>
ユタカモータース
愛知県安城市横山町大山田中9
0566-76-4888

<購入店舗>
Volkswagen港北(VJS系列)
〒224-0045 神奈川県横浜市都筑区東方町418
TEL : 045-470-9911  
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