ザルツギッター工場30周年祭 (#2)

イベント：　世界VWK70クラブ　国際ミーティング
　　　　　　（ザルツギッター工場30周年祭）
日程：　2000年7月1日
主催：　フォルクスワーゲンAG（ドイツ）
　　　　VW　K70クラブ（ドイツ）
撮影者：　中澤　寛
訪問先：　フォルクスワーゲンAG・ザルツギッターエンジン工場
コメント：
工場見学も行われていました。
引率者もおらず、見放題だった覚えがあります。

【工場見学】

↑1999年の広報写真より

TDIエンジンのカットモデル

VR6エンジンのカットモデル

エンジンの一部



コンロッド

エンジンブロック

カムシャフト

操業当時から使われている機械。
K70製造もこの機械で行われた。

テスト車両ヤード




【構内車両】
工場には必ず準備されている緊急自動車。
これらも全てフォルクスワーゲンですが、
ナンバープレートを見る限り、
広報＆カタログ撮影されたモデルが
そのままの状態で使用されています。
ボディー側面にある「555」番は、
構内緊急電話番号です。

T4は構内消防。
パサートはザルツギッター市の消防車両。

ほとんど新車状態。

装備を見るとプロトタイプに近い。



工場内ツアー用のトラクタヘッド。客車を引いて走ります。
元はウォルフスブルグ工場で使われていた車両らしい。
ラリーゴルフのシートとG60用ホイールを採用。

【社用車】
ドイツ大手の企業では、一定の役職に就くと
自動車が支給されますが、フォルクスワーゲンも同じく
社用車として最新のフォルクスワーゲンが供給されます。
多くが生産初期（パイロット生産）モデルや、
広報撮影に使われたモデルがであり
ナンバープレートを見ると
カタログ写真と同じで驚かされました。
また同じ車種でも、グレードや装備品の違いで
その人の役職が分かるというトリビアもあります。

パサート（前期）、カルマンキャンパー

ゴルフ4 GTI、カラヴェルTDI

【特別展示車両】
地元との交流が大きいこのイベント。
開発中の車両や発表直前のモデルなど
エンジン工場ならではのプロトタイプが
工場の中ほどの広場で突然展示されていました。

メディア発表前にお披露目された

2001年仕様の150馬力のTDI 4モーション（ハイパーTDI）。

フロントフェンダーの白い数字がプロトタイプを表す。

3台のT4が展示された

2.5リッターTDI

同じく2.5リッターTDI

24ヴァルブのVR6プロトタイプ

【展示車両】
フォルクスワーゲン本社がイベント用に準備した
車両です。この頃はモータースポーツを意識した
展示車両でした。



発売されたばかりのニュービートルRSi

ナンバーから見ると広報撮影用

各部を見ると完全なプロトタイプ



ニュービートルのワンメイクレース車両(3.2L/FF)



ボーラTDIレース車両

ゴルフ４　"R"

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