酒酒落落

~しゃしゃらくらく~
本、漫画、観劇などの記録
【注意!ネタバレあり】

COME FROM AWAY

2024年05月11日 | 舞台
日生劇場の時に見に行けばよかったんだけどね…
なんかそんな気がしなくてチケットとってなかったんだけど、評判の良さと911の時の話だと聞いてやはり見ておかなければと。
全国ツアー中もなかなか予定が合わなくてついに最終地高崎へ😅結果、見に行ってよかった!
まず高崎芸術劇場が駅から近くて新しくて綺麗。
一番後ろの席でも見やすかった。
開演前から舞台上2階いるバンドが弾いてる音楽はどことなくアイリッシュぽい。大西洋に面してる島の出来事だから?劇中でちえちゃんがカラオケで歌うのがタイタニックなのもそのせいかなと思ってる。
一人何役もやる群像劇だから、ブロードウェイでの上演では無名に近い役者がやっていたというのにも納得。日本ではプリンシパル級キャストばかりというのも話題になったけど、結果としてこれは成功だと思う。たぶん、北米の人には環境、文化の下地があるから単語や情景だけで連想できることがあるけど、日本では単独では想像する事が難しくとも「名のある役者」がやることで、人物がはっきりと浮かび上がってくる効果があったんじゃないかな?
例えばモリクミさんの息子が「消防士」であることや、お祈りのシーン、咲妃みゆちゃんが連呼する「オプラ・ウィンフリー」とか(これはアメリカに興味ある人ならわかる?)
100分間ノンストップで進んで特に説明とかないしね。
それにしても全員主役が出きる人だけど、名もなき人物を何役もやるのを見てみてもやはり舞台技術的に優れてる人たちなんだな。演じ分けも含めてすごかった。
全国ツアーもあるのにこのメンバーよく集められたよな~
再演あったとしても同じメンバーは無理かもって思って高崎まで来たんだよな。
911の時にニューヨークにいた人間としては、電話に長い列ができたという辺りで当時を思い出して泣いてしまったよ…私たちも電話に並んだよな。ニューヨークに帰ってきた加藤和樹くんの見慣れた風景なのに何かが欠けているという言葉も、濱めぐさんの愛する飛行機が爆弾として使われて、同僚の機長がペンタゴンに突っ込んだ飛行機に搭乗していたという言葉もわかるよ…
あと、何とかして空路以外の方法でアメリカに帰ろうと考えたりするのも、いよいよ搭乗するときのセキュリティチェックの厳しさも実感として思いだしたよ。
それにしてもつくづく私たちはラッキーだったんだなと。飛行機に何時間も閉じ込められることもなく、ホテルでしっかり寝ることもできたんだから。
思い返す度にあそこから世界は変わった。自分の年齢もあるけど、未来は明るく輝いているものではなくなった。もっとも、問題はずっとあったわけだから、いつかどんな形であれ起こり得たことなんでしょう。

釜飯と水沢うどんも食べたし、地ビールと蒟蒻も買ったし、高崎神社も行って楽しかった☺️温泉も行きたかったけど😅


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 星風まどかミュージックサロ... | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

舞台」カテゴリの最新記事