横浜・みなとみらい21地区の象徴の一つである「パシフィコ横浜」が7月でオープンから25周年を迎えるそうだ。運営会社の「横浜国際平和会議場」は「民設民営」の会社として1987年6月に設立、91年7月に開業。様々な会議やイベントに対応可能な約50室の会議室や国立大ホール、展示ホールなどを運営する他、シーバス発着地点の「ぷかりさん橋」や同地区最大の緑地臨港パークの管理も担うそうだ。●横浜市が20年に隣接の20街区に新たな会議場などを整備する予定で、同社が管理運営を受託すれば、現在の規模の約1.5倍になる見込みという。30年までの予定で各施設の大規模改修を進めているそうだ。同社は規模ではなく、「使いやすさ世界一」の施設を目指しているという。施設の管理運営だけでなく、国際会議の誘致活動も積極的に行い、稼働率は開業当時は5割前後だったが、最近では約7割の高水準を維持しているそうだ。また、街との連携にも力を入れており、外国人が日本滞在を楽しめる「おもてなしプログラム」の提案や、同地区内の約200の飲食店が利用できるチケットの発行など、街全体を潤う取り組みもしているそうだ。大規模災害時の避難施設としての役割もあり、東日本大震災では約8千人の帰宅困難者を受け入れたそうだ。 ⇒ 6/22朝日新聞
（関連：2013/1/11マイブログ）