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生態系保全、3.7兆円の投資で410兆円の利益

2010-10-23 | つぶやき
国連環境計画(UNEP)などは「生態系と生物多様性の経済学(TEEB)」の最終報告書をCOP10で発表した。それによると、①生態系の破壊(森林消失)による世界の損失は、何も対策を取らなければ、最大で年4.5兆ドル(約370兆円)に上るが、保全策として年450億ドル(約3.7兆円)を投じれば、逆に年5兆ドル(約410兆円)の利益が得られる、②サンゴ礁には推定100万~300万種の魚が生息し、漁業や観光などで約3千万人がサンゴ礁に依存して生活しており、サンゴ礁から受ける恩恵は最大で年1720億ドル(約14.14兆円)に及ぶ、③ハチなどの昆虫による授粉の経済価値は年1530億ユーロ(約17.35兆円)と試算。また、生態系悪化は、農林水産業に依存している途上国の貧困層を直撃すると警告。TEEBは07年のG8環境相会合でドイツが提案したもので、地球温暖化による経済損失などを分析した「スターンレビュー」の生物多様性版になる。生態系の経済価値を示すことで、生物多様性の保全を政策決定や企業活動に反映させることが狙い。 ⇒ http://sankei.jp.msn.com/science/science/101021/scn1010210129000-n1.htm (関連:8/28マイブログ)

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