ブラジル・リオデジャネイロで開催されていた「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が22日、成果文書を採択して閉幕した。成果文書の「我々が望む未来」では環境保護と経済成長を両立させる「グリーン経済」を重要な手段の一つと位置付けたが、新興。途上国の反発で当初目指していた工程表の作成には踏み込めず、自主的な取り組みに留まったそうだ。今後の行動目標となる「持続可能な開発目標(SDGs)」の策定は、今後、政府間交渉を立上げ、2014年までに具体化を目指すそうだ。SDGsは15年に終了する「国連のミレニアム開発目標(MDGs)」の後継になるようだ。●今会議が「リオ+20」と呼ばれる理由は、1992年にリオで開催された国連環境開発会議(地球サミット)の20年後だからだそうだ。約190カ国、約5万が参加し、国連史上最大級の会議となったそうだが、米国オバマ大統領をはじめ、主要国の首脳が相次いで欠席したそうだ。日本も玄葉外相の出席となった。 ⇒ http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM23025_T20C12A6NNE000/、6/23読売新聞夕刊