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深海に未知の微生物を発見

2012-10-03 | つぶやき

千葉大の真菌医学研究センターの山口准教授らのチームが、原核生物と真核生物の中間的な存在の未知の微生物を発見し、「准核生物」と命名したそうだ。この単細胞生物は、2010年5月に八丈島から約100km南の深さ約1200m地点の海底の熱水を噴出する場所で採取したウロコムシの脚に付着していたそうだ。長さは0.01mm、体積は大腸菌の約100倍という。●原核生物(細菌など)は30数億年前に地球上に最初に現れた単細胞生物で核を持たず、一方、約20億年前に原核生物から進化したとされる真核生物は二重膜の核(その中にDNAが収まっている)を持つが、今回発見された単細胞生物は1重の膜で覆われた核とみられる構造があり、また、外部から取り込まれた共生器官とみられる構造もあるそうだ。原核生物と真核生物の中間的な生物はこれまで見つかっていないそうだ。●山口准教授は、まだ1個体しか見つかっていないため、多くの個体を見つ出す必要があり、また、DNAなどの遺伝情報を調べ、この生物の進化の過程を明らかにしたいと話しているそうだ。 ⇒ 10/3読売新聞夕刊


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