電子書籍を読むための専用端末、電子書籍リーダーは、タブレット端末の小型化と価格低下により、運命が問われているようだ。市場調査会社IDCによると、2012年の電子書籍リーダーの世界出荷台数は推計1990万台で、前年より28%減少、一方、2012年のタブレット端末の出荷台数は推計1億2230万台だったそうだ。HISアイサプライの集計でも、電子書籍リーダーの出荷台数は2011年にピークに達し、2012年は前年比36%減少の1490万台になり、2015年までに780万台まで落ち込むと予想しているそうだ。世論調査機関ビュー・リサーチ・センターによると、2011年に電子書籍を読んだことのある米国人の割合は16%だったが、2012年には23%まで上昇したそうだ。IDCによると、殆どの消費者にとっては、様々な使い方ができるタブレット端末の方が都合がよく、電子書籍リーダーは最終的には隙間商品なるだろうという。そうではあるが、電子書籍リーダーは殆どのタブレット端末より軽く、バッテリー駆動時間も長いなどの利点があり、2年前と比較しても劇的に向上している上、価格も急落しているそうだ。 ⇒ http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324828304578222811734272622.html
私も、昨年12月にiPadminiを購入し、愛用している。