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H2B打ち上げ成功も、商業化は苦戦中

2011-01-23 | つぶやき
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給船「HTV(愛称:こうのとり)」2号機を載せた大型国産ロケットH2Bの打ち上げとHTVの軌道投入に成功した。HTVは米スペースシャトルの年内退役後、ISSへ大型機材を運べる唯一の手段として期待されており、15年まで毎年1機、計7機の打上げが計画されている。●H2Bの打上げ成功は、09年9月のHTV1号機の打ち上げに続き2回目、H2Aと合わせて19回目の成功となり、成功率は信頼性が高いと認められる95%(19回/20回)に達するが、商業衛星打上げ受注では苦戦中という。世界の商業衛星打上げ需要(年20機程度)の約半数を欧州が占め、残りを米中ロが食い合う状況という。欧州のアリアン5は41回連続成功中に加え、赤道付近に発射場があるため打上げ効率が良いという。一方、種子島から静止衛星を打ち上げた場合、衛星の燃料を使って軌道修正する必要があるため、衛星の寿命が3~4年も短くなるという。競争力強化のため、衛星の軌道修正が必要ないロケットへの改良や異なる軌道に2つの衛星を送り込めるようにする計画という。さらに次世代のH3ロケットでは有人飛行に使え、コストも抑えた新エンジンの設計が構想されているそうだ。 ⇒ (1/23朝日新聞朝刊)
静止衛星の打上げ場所に有利不利があるとは知らなかった。Wikipediaによれば、静止衛星が地球上から静止しているように見える(i.e.地球の自転に同期している)軌道は、赤道上の高度約35786kmの円軌道で、軌道周期は23時間56分4秒ということだ。

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