英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が9/30に発表した2015年世界大学ランキングによると、東大が昨年の23位から43位と大きく順位を下げ、アジア首位の座をシンガポール国立大(26位)に明け渡した他、北京大(42位)にも抜かれ、アジア3位となったそうだ。京大も昨年の59位から88位に順位を落とした他、昨年、上位200校に入っていた、東工大(141位→201~250位)、東北大(165位→201~250位)、大阪大(157位→251~300位)も軒並み順位を下げ、姿を消したそうだ。●世界1位は5年連続でカリフォルニア工科大、2位はオックスフォード大、3位はスタンフォード大、4位はケンブリッジ大、5位はマサチューセッツ工科大(MIT)。トップ10中、9校を米英の大学が占め、唯一、スイスのチューリッヒ工科大が昨年の13位からランクアップして9位に入ったそうだ。 ⇒ 10/2読売新聞、http://resemom.jp/article/2015/10/01/27128.html
文科省が「スーパーグローバル大学(SGU)」のトップ型大学(世界大学ランキングトップ100入りを目指す大学)に選定した13校が軒並み順位を下げたことは厳しい現実が突き付けられたと言えよう。今回軒並みランクダウンした原因分析と対策の腰を据えた取り組みが望まれる。
●余談であるが、NASAの惑星探査機の研究開発に携わっていることで良く知られているジェット推進研究所(JPL)は、カリフォルニア工科大の研究機関である。
(関連:2013/9/6マイブログ、2013/10/3マイブログ)