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懸念される南極氷河・氷床の融解

2014-05-13 | つぶやき

NASAジェット推進研究所とUCアーバイン校の2つの研究グループによれば、人工衛星による数十年間の観測と航空機からの観測の結果、南極の氷河が急速に融解しており、もはや後戻りできないかもしれないそうだ。毎年、グリーンランドの氷床全体と同程度の海面上昇要因になっており、全体としては、海面を4フィート(約120cm)上昇させる可能性があるという。原因は広範な気候変動、例えば、地域的な気温上昇、海流の水温上昇、風の吹き方の変化という。さらに懸念されるのは、氷河の融解により「西南極氷床」の融解が引き起こされることで、この氷床の融解は海面を10フィート(約3m)上昇させる要因になるそうだ。●ワシントン大学の別の研究チームによれば、コンピュータによるデータ解析の結果、沿岸氷河の融解によって「西南極氷床」は崩壊し始めており、200~900年で完全に消滅すると推測されるそうだ。 ⇒ 5/13 WSJ日本語版(http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303352004579559060543599946?tesla=y&tesla=y&mg=reno64-wsj

世界の国家首脳たちは地球上で何が起こると、足並みを揃えて地球温暖化対策に真剣に取り組むようになるのだろうか? しかし、おそらく、その時は「時すでに遅し」であろう。後悔先に立たずとは良く言ったもので、福島第1原発事故はその最たるものであろう。